宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 太公望(下)

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    古代中国、商王朝の打倒を助けた、太公望の物語。
    伝説に彩られたこの人物の生き様が、さまざまな民族を結び合わせた外交家として描かれており、宗教による支配から人の手で開放していく、歴史の過程を見るようでした。
    ある意味、商の紂王も宗教支配からの解放者の一人であり、商の側から書かれたという作品も読んでみたくなりました。

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    2011年03月27日
  • 太公望(上)

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    たとえば、その頃の日本は縄文時代と呼ばれている。
    邪馬台国の卑弥呼が魏志倭人伝に登場するのはそれから1000年以上後のことになる。

    そういう時代である。主人公の望も、後世からは神話的性格が色濃くみえ、その人となりをつかむには、真っ暗闇の平原を手探りでさがしまわるような困難があったはずである。もともと歴史小説にはファンタジーを描くような側面があるが、この主題に取りくむことは、それこそ想像力に翼でもはやさなければやり遂げることはできなかったであろう。

    そして、生身の望をぼくはみた。宮城谷昌光の暗闇の中を踏破する勇気によって生々しさが与えられた太公望であると、そうおもっている。

    じつは、この作

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    2011年03月05日
  • 香乱記(四)

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    漢にも楚にも属さなかった斉。韓信という人物の真の姿はこのような感じだったのかと思いました。田横の選択と彼を慕う人々の選択。項羽と劉邦という巨大な人物で見えませんでしたが、本書で田横という人物に出会えて本当によかったです。

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    2011年02月25日
  • 香乱記(二)

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    いよいよ秦の時代も終焉を迎え、田横も時代のうねりに飲み込まれて行きます。テンポよく読めるのは良かったです。続きもすぐに購入しました。

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    2011年02月25日
  • 香乱記(一)

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    三国志がよかったので他の作品も...という事で、楚漢戦争を題材にした本書を。田横という人物は知りませんでしたが、この兄弟が王になるという占いがどう実現するのか楽しみで、すらすらと読めました。

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    2011年02月25日
  • 三国志 第六巻

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    三国志では俄然盛り上がる赤壁の戦い。期待通り正史を踏襲した内容で素晴らしいと思いました。今後の劉備主従の描かれ方に期待が高まります。

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    2011年02月25日
  • 三国志 第五巻

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    この巻でもこれまでのペースで歴史を追う感じで、ここまでこの三国志を読まれた方なら、恐らく納得の内容かと。

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    2011年02月25日
  • 三国志 第四巻

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    物語としてのいわゆる三国志では、まだまだ序盤のお話ですが、この三国志では既に四巻。じっくり丁寧に歴史を追う感じで退屈しませんでした。

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    2011年02月25日
  • 三国志 第三巻

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    三国志でお馴染みの登場人物もどんどん出てきますので、三国志に馴染んだ方ならどんどん読めるのではないでしょうか。

    実際に生きていた彼らは、きっとこんな風に生きてたんだろうなと感じました。

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    2011年02月25日
  • 三国志 第二巻

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    同書の一巻を読めば、自ずと手にとってしまう。そんな作品だと思う。

    宮城谷昌光氏の作品は、この三国志が初めてでしたが、お気に入りにの作家さんになりました。

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    2011年02月25日
  • 三国志 第一巻

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    やっと3巻まで読みましたv
    文庫版は6巻まで・・・道のりが長いです。

    楽しみがまだまだあって良いね。

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    2011年01月27日
  • 三国志 第六巻

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    うほーきた、レッドクリフ!いわゆる赤壁の戦い。華北を手中に収めた曹操がついに南下、迎え撃つ若き才能たち。そらもうめらめらと燃え上がる期待感。

    とはいえ、実際のところ疫病の流行だとかでそれほどの派手さはない。有名な諸葛孔明だとか劉備だとか、ほぼ何もやってないし。
    ここら辺の出来事って、ついつい力をいれて書きたくなるような実に小説的な場面だけど、それでも正史ベースでさらりと流すところに好感度アップ。

    オモシロイのだが、次の巻がでるのは来年の今頃。
    1年待たせるのかよっ!

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    2010年11月05日
  • 楽毅(三)

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    終盤、楽毅が最後の城を攻める時敵の計略により王に謀反を疑われ楽毅は逃走、田文が城を攻め上がり自国の物だった城を取り返す。

    この時涙してしまいました、積み重ねてきた物が裏切り計略により崩れていく人間関係とはもろい物だと思いました。

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    2010年11月04日
  • 三国志 第五巻

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    素晴らしいの一言。

    正史ベースのこの細かさ。聞いたことない名前もちらほら出てきて、ワクワクが止まらない。
    何よりも少しずつバラけていた糸が紐になって縄になっていくような、そんな感覚を確かに感じる面白さ。

    時代が方向性を示しだしています!


    随分とこの巻に入ってから読みやすくなった気がする。
    曹操周辺が多かったせいだろうか?

    いや、しかしオモシロい。
    あまりに細かいので、初めて三国志を読む人には名前を覚えるという点でハードルが高いが、それでもいつかトライしていただきたい。

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    2010年11月03日
  • 三国志 第一巻

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    第1章から「え、そこからなのぉ?」って感じ。本当に好きじゃないと読むのも苦痛かも。好きな人はするするいける

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    2010年10月15日
  • 三国志 第五巻

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    5巻は孫策の独立から官渡ぐらいまで。正史ベースなので誇張表現が少ないのがいいです。なかなかいろんな武将、文官がでてきて三国志好きにはたまりません!特に軍師の書かれかたがよかったです。

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    2010年10月13日
  • 太公望(上)

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    歴史物は初めて読んだかもしれない

    漢字一文字の名前を覚えるのに
    凄く苦労して途中で誰が誰だか
    分からなくなったりしたけれども・・・

    望の生き方、考え方

    色々なことを学べた本だったと思う。

    今と全く違う時代だけど
    でも現代でも役に立つような
    心にグッとくるような
    霧に晴れ間がさすような
    そういう文章や言葉やらが
    随所に散りばめられてた。

    それを全部引用したいけど
    ちょっとそれをするには長いのでw

    一読の価値あり

    ってやつだと思います☆

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    2010年10月12日
  • 三国志 第一巻

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    7巻終了。次巻が出るまで期間が空くので、最初の方は複数回読んだ。
    宮城谷氏の作品のうち、創作キャラメインではなく史実の小説で、どちらかといえばこちらの方が好きだ。
    1,2巻は三国志というよりは後漢末期を舞台にした宮城谷作品ととらえると他の作品同様非常に楽しむことができる。
    名の知れた登場人物でさえも、あまり名前を知らなかったこれまでの登場人物と同じ調子で描かれ、文体に溶け込んでいるのが新鮮だった。英雄も悪役も凡人も、それぞれの人物の人間性を探り、行動を理解しようとしているのが印象的だった。
    私は曹操が好きだが、宮城谷氏の捉える劉備が何故か途中から魅力的に思われてきた。劉備に魅力を感じたのは初め

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    2011年12月29日
  • 太公望(上)

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    宮城谷昌光さんにハマるきっかけとなった本。復讐に身を燃やす望が時々みせる心の迷いが印象的でした。ちなみに封神演義とは全然違うのでお間違えなく。

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    2010年09月03日
  • 古城の風景I―菅沼の城 奥平の城 松平の城―

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    宮城谷昌光さんが編集者さんや氏の本の装丁をなさった方と古城址や歴史上の人物のお墓などを巡った記録です。
    忘れ去られたような小さい、古ぼけた石碑も宮城谷さんにとってはインスピレーションの種なのでしょうか。色々と思いを巡らしていらっしゃいます。
    また、何が何でも目的の場所を探すぞ!という皆さんの意気込みには頭が下がる思いでした。取材とはこうまでするものなのかと、取材には情熱が必要なのだと思い知らされて、自分の行動力の無さに恥じ入る次第です。

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    2010年08月28日