香乱記(二)

香乱記(二)

638円 (税込)

3pt

始皇帝は没した。宦官・趙高の奸策により公子扶蘇は自害。皇帝として末子胡亥が即位した。胡亥・趙高により苛政はより激しさを増した。九百の雑役夫を率いて辺境の守備に向かっていた陳勝と呉広が、悪天候による移動の遅れから、「遅参も死、逃散も死、どうせ死ぬのならば」と、蜂起した。反乱軍は瞬く間に万を超え、ついに戦乱の火ぶたは切られた。群雄湧き起つ、烽火燎原の第二巻。

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香乱記 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 香乱記(一)
    594円 (税込)
    悪逆苛烈な始皇帝の圧政下、天下第一の人相見である許負は、斉王の末裔、田氏三兄弟を観て、いずれも王となると予言。末弟の田横には、七星を捜しあてよという言葉を残す。秦の中央集権下では、王は存在しえない。始皇帝の身に何かが起こるのか。田横は、県令と郡監の罠を逃れ、始皇帝の太子・扶蘇より厚遇を得るのだが……。楚漢戦争を新たな視点で描く歴史巨編、疾風怒濤の第一巻。
  • 香乱記(二)
    638円 (税込)
    始皇帝は没した。宦官・趙高の奸策により公子扶蘇は自害。皇帝として末子胡亥が即位した。胡亥・趙高により苛政はより激しさを増した。九百の雑役夫を率いて辺境の守備に向かっていた陳勝と呉広が、悪天候による移動の遅れから、「遅参も死、逃散も死、どうせ死ぬのならば」と、蜂起した。反乱軍は瞬く間に万を超え、ついに戦乱の火ぶたは切られた。群雄湧き起つ、烽火燎原の第二巻。
  • 香乱記(三)
    594円 (税込)
    秦の不敗の将軍、章邯に包囲された絶体絶命の魏王を救うべく、田たん率いる斉軍は、臨済へと向かった。秦軍は二十万、迎え撃つ魏斉連合軍は十万。田たんは、章邯の自在な用兵、精緻な機略の前に苦戦を強いられる。田横は義を以て楚に援兵を乞い、楚の勇将項梁は、項羽・劉邦・黥布らを率いて、章邯の大軍と激突する。楚漢戦争前夜、帝国秦の終焉を圧倒的迫力で描く、驚天動地の第三巻。
  • 香乱記(四)
    638円 (税込)
    無辜の民をも殲滅する残虐無比の項羽と、陰謀と変節の梟雄劉邦。中国の人口を半減させたといわれる楚漢戦争が勃発した。緒戦こそ劉邦は項羽に敗れたものの、劉邦の壮大な包囲網に項羽は追いつめられていく。人民にその高潔英邁を尊崇された不撓の人、田横の正義さえも、漢軍の奔流に呑まれていく。著者をして「理想像」と言わしめた不屈の英雄を描く傑作、明鏡止水の第四巻、完結編。

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香乱記(二) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いよいよ秦の時代も終焉を迎え、田横も時代のうねりに飲み込まれて行きます。テンポよく読めるのは良かったです。続きもすぐに購入しました。

    0
    2011年02月25日

    Posted by ブクログ

    第2巻は始皇帝の死後、再び天下が動乱期に入るところから、この時代の主要メンバーが総登場し、話が盛り上がってきます。項羽、劉邦等々。占い師?に「田氏の3人が3人とも王になれる」の予言通り、彼の従兄が斉の王に。旧六国が次々と復興するなか、秦の名将、章邯が・・・ 時代は混沌とする中、田黄は?

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    陳勝呉広の乱。
    このへんからよく知っている物語が展開。
    でも田氏の立場からするとこのどうして
    いいかわからない戦乱の世も落ち着いて
    ながめていられる感じがする。ふしぎだ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ちらほらとよく知られた名前が出てきてます。
    小説である事を有効活用した、主人公の危機っぷりと、実在人物を取り上げているが故の、その危難からの脱出の際の幸運っぷりが素敵です(笑)。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    秦の始皇帝が亡くなり、各地に叛乱が起こり、混沌としていく中、田氏兄弟がどのようになっていくのか。先が気になる巻です。

    0
    2009年10月04日

    購入済み

    壮大

    まるで、壮大な中国の山河が思い浮かびます。

    0
    2016年07月22日

    Posted by ブクログ

    秦の始皇帝の時代。秦の悪政下において各地で反乱の火ぶたが切られていき、楚漢戦争が勃発、帝国秦が終焉していくまでの話。各国の将軍たちが登場するなか、主人公は斉の田横。前半は田横の様子がよく描かれていたが、後半は楚の項羽と劉邦や秦の章邯が多く登場し、田横の話というより猛将たちの話という感じだった。立場は

    0
    2014年07月10日

    Posted by ブクログ

    始皇帝は没した。宦官・趙高の奸作により公子・扶蘇は自害。皇帝として末子胡亥が即位した。胡亥・趙高により苛政はより激しさを増した。九百の雑役夫を率いて辺境の守備に向かっていた陳勝と呉広が、悪天候により移動の遅れから、「遅参も死、逃散も死、どうせ死ぬならば」と、蜂起した。反乱軍は、瞬く間に万を超え、つい

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    始皇帝が死んだ後の、各所にくすぶっていた不満分子が一斉にうごめき出すあたりの展開。項羽と劉邦も、ここにきて登場しました。
    あくまで「史記」をベースにしているようで、時々、人名なんかの考証も織り交ぜながらのストーリー展開ですが、あんまり登場人物が多すぎます。肝心の主人公「田横」が色あせてしまいました。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    項羽と劉邦といえば中国史上の英雄である。劉邦は漢帝国をつくった人物だし。この2人を主人公とした数々の小説があり、漫画(本宮ひろし、横山光輝など)があるのは周知の通り。でも宮城谷氏は、この2人よりも当小説の主人公である田横をはるかに高く評価しているらしい。

    0
    2009年10月04日

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