宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 長城のかげ

    Posted by ブクログ

    逃げる
    垓下から南に逃げる項羽を季布の視点から描く。季布の将軍から逃亡者に変わり心情が変化していく。

    長城のかげ
    劉邦と生まれた日が同じで、幼馴染の盧綰の話。謀反の疑いをもたれても、劉邦を信じる心はいじらしい。

    石径の果て
    儒者の陸賈が劉邦崩御後に弁舌により陳平と周勃を結託させる。

    風の消長
    劉邦と曹氏の子である劉肥の話。子の立場から見た劉邦。

    満天の星
    儒者である叔孫通が主人公。紆余曲折あり、短編とは思えない作品であるが、他の作品に比べ、文章が難解。

    0
    2025年04月20日
  • 孔丘 下

    Posted by ブクログ

    知人から勧められて宮城谷昌光をはじめて読んだ。本屋に行ってまず目に入ったのが「孔丘」だったからこの本から読み始めた。

    知らないことが多かったので、読み進むたびに新しいことばかりで面白かった。ただ前提知識が無さすぎて人名、地名が覚えられず、また宮城谷氏のよく使う言い回しの読みが分からずに苦労した。

    しかし資料も多くはないと思うが、よく物語にしたものだと、そちらに感心する気持ちが強かった。

    陽虎はかなり興味深いキャラ。ちょっと追いかけてみたい。次は管仲を読むつもり。購入済み。

    以下、読んで知ったこと(の一部)
    ・「孔丘」というのが孔子のことを指していること(真面目にしばらく読み進めるまで分

    1
    2025年04月15日
  • 三国志入門

    Posted by ブクログ

    20250410-0417とても読みやすい。どうしても人物像が横山三国志のイメージになってしまうのだけど、曹操孟徳はやはりスケールが大きいし、魅力的だなと思った。孫権は、ンー、お兄ちゃんや父親が早世しちゃったから王になれた感じ。

    0
    2025年04月30日
  • 草原の風(中)

    Posted by ブクログ

    中巻は挙兵から河北転戦迄を描く。

    劉秀の性(さが)は丁寧に書かれていると思うが、少しずつ史実の著述に追われる窮屈さが出て来ていると感じられた。

    ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店にて購入。

    0
    2025年04月05日
  • 孔丘 上

    Posted by ブクログ

    周での留学が終わって魯に戻る。ギクシャクしていた子どもの鯉との関係は良くなりそうでよかった。仲孫氏と季孫氏との関係はどうなって行くのか?すでに因縁の伏線が張られている陽虎とはどんな応酬合戦が繰り広げられるのか?孔丘はどうやって学問を極め、広げて行くのか?はじめ人名と地名にかなり苦労したがやっとペースが上がってきた。下巻が楽しみ。

    0
    2025年04月04日
  • 楚漢名臣列伝

    Posted by ブクログ

    香乱記の3巻目で自分の読書ペースがダレてきてしまったので、
    こちらを先に田横を短編で読んでしまった。

    色々な作品で読んでも、いまいち自分は張耳と陳余がどちらがどちらか区別がつきにくい。

    自分は陳平や周勃が劉邦の崩御のちも活躍して好きな人物であるが、韓信の作品がないことや短編の中での扱われ方を見ると著者は韓信をあまり評価していないのでは?と感じる。

    0
    2025年03月31日
  • 張良

    Posted by ブクログ

    張良を読んでから劉邦を読んでいなかったことに気づく。なんと、あぁ恥ずかしい。

    真っ直ぐな生き方を通す人物画に焦点を当てる先生の描き方が気に入っている。

    疲れたときに先生の本を読むのが自分には合っているな、とこの本を読んでいて再認識する。

    0
    2025年03月19日
  • 公孫龍 巻四 玄龍篇

    Posted by ブクログ

    公孫龍の燕、趙の活躍を描く。燕の飢餓を救い、戦争を援助する、政争を解決することをしてきた。 楽毅を支えて燕を支えたが、支えた王が亡くなって楽毅が燕を去り、燕の弱体化がはじまった。それで公孫龍も燕を去った。最後はなんか知らないうちに終わり、いつ死んだかがわからないため、死んでエンドでは無いところはちょっと終わり方が難しいからかと思われる。

    0
    2025年02月19日
  • 張良

    Posted by ブクログ

    張良は代々韓の宰相の家系で、春秋時代、始皇帝の後、劉邦(高祖)の宰相・軍師となり活躍した人物だ。張良は「鋭い勘」と「人を見抜く力」で周りから慕われた人物、その「勘」は綿密で且つ的確な情報網に支えられていた。(我を知り敵を知る)
    春秋時代、始皇帝は宰相に「法吏」の李斯を登用(法を重んじる官僚「法吏」、薬学に詳しい「方士」そして、伝統を尊ぶ学者「儒生」)「法吏」だけを重要視した、そのことが敗北に繋がったとある。劉邦(高祖)は決断も行動も素早く、また人を信頼し、公平平等に人を育て、不成者でも人の扱いが上手く反秦・反項羽の兵士を多くかき集めた、とある。劉邦の言葉「誅策では我は子房(張良)に及ばず、糧道

    0
    2025年02月13日
  • 孔丘 下

    Posted by ブクログ

    悩み苦しみ、とても人間くさい孔丘だった。
    論語などでの孔子よりもこの孔丘に親近感が湧く。

    過去の著書の人物が出てくるとワクワク感がある。

    0
    2025年02月12日
  • 孟嘗君(1)

    Posted by ブクログ

    再読。初読の記憶は全くなし。宮城谷昌光氏の作品は難解であきらめた記憶だけが残る。

    春秋戦国時代の中国の時代物。たくさん登場する国名、人名が難しく覚えられないので相関図をいちいちメモしながらの読書でかろうじて理解する。

    斉の公子(田嬰)と妾(青蘭)の子として生まれた文(後の孟嘗君)は5月5日に生まれたために縁起が悪いからと殺されようとするところを救われ、風洪という人間の下で育てられ、斉国内の権力争いや春秋戦国時代の諸国の戦乱の中を生き抜き宰相として中国の歴史に名を遺す人物となる。

    古代中国の政治家や軍略家、学者、思想家など多くの興味深い人物と現代に遺る逸話など盛り込まれとても面白かった。特

    0
    2025年01月29日
  • 公孫龍 巻四 玄龍篇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    月刊誌で時々読んでいた、一ヶ月分は盛り上がりもはっきりしていて次が楽しみだった。さて、まとまってみるとその分量も多くて持ちあまりする〜かとも思えたけれど、グイグイと進む。
    「完」の字を見たときにはもっと、春秋戦国時代のこの人物とその周辺の物語、もっと丁寧に読めばよかったと、反省してしまった。

    0
    2025年01月26日
  • 楽毅(四)

    Posted by ブクログ

    良かった。いささか、人生訓的なところもあるが、こんな人なかなかいない。作者さん理想も入っているかも。春秋戦国時代は、面白い人物が多い。続けて読みます。

    0
    2025年01月19日
  • 楽毅(三)

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白い!古代中国物がこんなに面白いなんて。作者の力量に負うところ大ながら、眠気も飛んでしまいます。

    0
    2025年01月13日
  • 張良

    Posted by ブクログ

    ■小説仕立てだが、講談本のような没入感はない。
    ■有名な鴻門の会のシーンが淡白な描写。
    ■劉邦は頭の回転が速く人情の機微に鋭敏。
    ■その劉邦が絶対の信頼を置く張良。

    0
    2025年01月06日
  • 楽毅(二)

    Posted by ブクログ

    面白い!昔の中国、春秋戦国時代の人物の面白さ、混沌としてる中テワ、楽毅のような人物がでてくる。次巻が楽しみ!

    0
    2024年12月28日
  • 孟嘗君(1)

    Posted by ブクログ

    ★殺されるはずだった赤子を救い出した風洪。風洪自身がこれからどうなるのか、赤子がどう成長するのか、面白くなる予感しかない第一巻。

    0
    2024年12月22日
  • 呉越春秋 湖底の城 七

    Posted by ブクログ

    最終巻で本の感想を書く。

    前巻までで伍子胥の物語が一旦終わり、ライバルである「越」の范蠡の物語が始まった。既に以前の巻で伍子胥とは交わっているが、范蠡にはわかっていない。

    呉王闔閭が倒れ、世代は越王勾践と呉王夫差となる。
    これまで出てきた人物とも意外なところで交わっていき、いよいよ物語は終盤へ。

    0
    2024年12月13日
  • 呉越春秋 湖底の城 六

    Posted by ブクログ

    最終巻で本の感想を書く。

    「死者に鞭打つ」
    現代においては嫌悪感があるが、伍子胥の復讐が中国史上稀に見る壮絶さであったことはよくわかる。
    ここまでで伍子胥の復讐劇は終わり、この先、「呉越同舟」や「臥薪嘗胆」など有名な四文字熟語の物語へ。

    0
    2024年12月12日
  • 呉越春秋 湖底の城 四

    Posted by ブクログ

    最終巻で本の感想を書く。

    いよいよ孫武の登場。
    現代においてでもビジネス書としても読まれている「孫子」の兵法学、この発想は時代を春秋から戦国へと誘う。
    王、貴族の時代から英雄の時代へ。

    0
    2024年12月11日