草原の風(中)

草原の風(中)

649円 (税込)

3pt

王莽の暴政に耐えかねた兄とともに挙兵した劉秀。次兄、姉ら、肉親を喪いながらも、官軍との熾烈な戦いを重ねる。鮮やかな戦いぶりと、その叡智に引き寄せられるように、劉秀のまわりには多くの武将、知将が集まり始め……。古代中国の精華・後漢を建国した名君、光武帝・劉秀の天下統一の戦いの日々を描く!

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草原の風 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 草原の風(上)
    649円 (税込)
    父の死により、叔父に引き取られ、使用人とともに田で働く劉秀。高祖・劉邦の子孫でありながら、鮮明な未来を描くことができぬ日々を過ごしていたが……。三国時代よりさかのぼること二百年。古代中国の精華・後漢王朝を打ち立てた光武帝・劉秀の若き日々を、中国歴史小説の巨匠が鮮やかに描きだす。
  • 草原の風(中)
    649円 (税込)
    王莽の暴政に耐えかねた兄とともに挙兵した劉秀。次兄、姉ら、肉親を喪いながらも、官軍との熾烈な戦いを重ねる。鮮やかな戦いぶりと、その叡智に引き寄せられるように、劉秀のまわりには多くの武将、知将が集まり始め……。古代中国の精華・後漢を建国した名君、光武帝・劉秀の天下統一の戦いの日々を描く!
  • 草原の風(下)
    649円 (税込)
    幾多の困難な戦いにおいても、劉秀の周りには、磁力に引き寄せられるように名将が集まり、天下統一をたすけてゆく。臣下への思いやりを忘れず、民に寄り添った名君・光武帝。最も平凡に見えて最も非凡な天下統一の物語、全三巻堂々完結。

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草原の風(中) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    10年~50年頃の後漢時代の中国。三国志の約200年前。劉邦の子孫で劉秀という人物が、後漢王朝の光武帝となるまでを描いた作品。劉氏一族の一人とは言っても田舎出身の田畑を耕していた平凡な男であったが、叔父や親戚やまたその周りの人達から人格や秘められた偉才をかわれ、その期待を裏切らずに王朝を築いていく。

    0
    2014年06月09日

    Posted by ブクログ

    中巻は挙兵から河北転戦迄を描く。

    劉秀の性(さが)は丁寧に書かれていると思うが、少しずつ史実の著述に追われる窮屈さが出て来ていると感じられた。

    ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店にて購入。

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    中巻は戦争です。その最中に多くの家族や仲間を失いながらも、仲間内での闘争を避けるために頭を下げ続ける劉邦。
    エンターテイメント小説ではないので、英雄が出て、さっと解決!にはならないんですよね。いろいろな苦難を越えて、ついに劉邦の時代が来る??
    陰麗華との話の盛り上がりを期待していましたが、そこはない

    0
    2022年09月30日

    Posted by ブクログ

    突然、といって良いくらい、急に戦乱の中心に主人公が入ってきます。
    文中にもありますが、戦場に出てからの主人公は上巻とは正確がまるっきり別人です。
    物語は、期間的にも、人物群像的にも似ているのか、楚漢軍記の状況と照らし合わせて説明されることが多く、内容が分かりやすくなっています。
    (つまり、項羽と劉邦

    0
    2014年03月02日

    Posted by ブクログ

    劉秀最大の危機に遭うも、不思議な力で解決するような所もあり、なんとも言えない。
    不思議な力は周までしか通用しないんじゃないのか。後漢も入るのか。そうかそうか……

    0
    2023年02月25日

    Posted by ブクログ

    前巻では悩める青年だった劉文叔。その彼が戦いに身を投じていくうちに、有徳の名将へと変貌していくさまには驚きを禁じえない。何が彼を変えさせたのだろうか? 本巻は劉文叔覚醒の物語と言える。

    「そもそも民に怨まれる者は、天に棄てられ、民に慕われる者は、天に助けられる。大きな事業を興すには、かならず下は民

    0
    2021年02月23日

    Posted by ブクログ

    たとえば皇帝の位に昇った者がみる光景は、みわたすかぎりくさしかない原、というようなものではあるまいか。草が人民であれば、木は臣下である。木が喬くなり、生い茂れば、皇帝の視界はせばまり、天からの光もとどかなくなる。それゆえ皇帝はかならず草原をみる高さにいなければならない。
    いま、草原に風が吹いている。

    0
    2016年09月05日

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