あらすじ
春秋戦国時代末期、周王朝の末裔という出自を隠して生きる商人・公孫龍は、天賦の才により諸侯のブレーンとして名をはせてきた。だが、西の大国秦の台頭で諸国の均衡が揺らぎ、徳より力が支配する時代が近づいてくる。それは公孫龍にとって青年期の終わりでもあった――歴史小説の面白さを刷新する著者渾身の大長編最終巻。
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Posted by ブクログ
公孫龍の燕、趙の活躍を描く。燕の飢餓を救い、戦争を援助する、政争を解決することをしてきた。 楽毅を支えて燕を支えたが、支えた王が亡くなって楽毅が燕を去り、燕の弱体化がはじまった。それで公孫龍も燕を去った。最後はなんか知らないうちに終わり、いつ死んだかがわからないため、死んでエンドでは無いところはちょっと終わり方が難しいからかと思われる。
Posted by ブクログ
月刊誌で時々読んでいた、一ヶ月分は盛り上がりもはっきりしていて次が楽しみだった。さて、まとまってみるとその分量も多くて持ちあまりする〜かとも思えたけれど、グイグイと進む。
「完」の字を見たときにはもっと、春秋戦国時代のこの人物とその周辺の物語、もっと丁寧に読めばよかったと、反省してしまった。