宮城谷昌光のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
魏編は名前は知られているものの、創作物で語られる事が少ない人物が多く選出されており、わくわくしたものだが、蜀編は7名のうち前半4名が関羽、張飛、諸葛亮、趙雲と手垢のついた人選(そうなった事情は作者による後書きに)
劉備と出会う前のエピソードなど、面白い話もあるものの、人となりの定まった人たちである上に有名な故事を外す訳にもいかず、いささか新鮮味に欠ける。しかも、この4名のうち複数名が行動を共にする事が多く、この書籍内でもエピソード被りがあったりするのだ……。その中でとりわけ興味深かったのは張飛イケメン説。冒頭でその説が語られ、〆でも念押しされる。これは典型的な張飛像と異なり面白い。
あとは諸葛 -
Posted by ブクログ
同じシリーズの「魏」篇に登場する名臣の場合、取り上げられた人物についての私の知識が乏しく、備忘録として人物ごとにやや詳しくレビュー(記録)しました。
本書、「蜀」篇の場合、関羽、張飛、諸葛亮、趙雲・・など、それぞれが主役になれる人物ばかりだったので、詳しくは書かず、トピックに留めます。
なお筆者は文庫版の後書きで、本当は孫乾、簡雍、糜竺も描きたかったが、史料があまりにも少なく、事実を書けないので諦めた、と書かれていました。
・張飛イケメン説
張飛というと、毛むくじゃらの大男というイメージで、美男からは程遠いイメージでした。ですが、本書の考察では、彼の2女が共に後宮に入ったことから、張飛イ