【感想・ネタバレ】新装版 奇貨居くべし(四) 飛翔篇のレビュー

あらすじ

あれは奇貨かもしれない――。秦の昭襄王の信任を得た范雎は、権勢を振るっていた宰相・魏冄を失脚させ、宣太后を排払する。秦の政変に乗じて呂不韋は、趙で人質生活を送っている安国君の公子・異人を擁立しようと奔走するが……。

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Posted by ブクログ

呂不韋の生涯、第四巻、飛翔篇。
呂不韋と人質として趙にいたまだ青年の始皇帝の父となる公子との出会い。
人との偶然の出会いが歴史を作っていくことは本当におもしろいです。

商人として成功していく呂不韋。
人質であった公子を奇貨と見定め擁立しようとすると、
「呂不韋の真意にある欲望とは、比類ないもので、万民を幸福にするというものであることが、けっきょく理解されないのではないか。」
と周囲に反対されるけれど...
うん、利や私欲のためかと思ってしまうよね。
真意はどうだったのだろう。

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2024年03月12日

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