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中原の覇者を目指す者たちの深謀遠慮 中国最古の年代記『春秋』を孔子が編み、呉越が戦った時代。管仲や子産、孫子など二十人の名臣を軸に、各国の興亡のドラマを描く
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Posted by ブクログ
以前から宮城谷昌光さんの歴史小説を読みたいと思っており、漫画『キングダム』の影響で春秋戦国時代を含む古代中国の歴史に関心を持っていたところ見つけた一冊でした。 本書は、春秋時代の20名の名臣を取り上げています。読んでみたのですが、知っている名前もあるものの、知らないことのほうが多かったです。何といっ...続きを読むても春秋時代は、国の数が多いため、地理的な位置関係も当時の力関係の予備知識が少ないため、難解な内容です。登場する国は、春秋五覇を生んだ国や戦国七雄はイメージできますが、それ以外はなかなか難しいですし、君主の名前が同じ名前が多いので、全体を理解するのはあきらめ、その1話を楽しむようにしました。 もちろん、管仲や孫武など有名な登場人物も多いので、十分それだけでも楽しめます。 著者の名臣列伝シリーズは、春秋→戦国→楚漢と続きますが、この3冊を読んだあと、歴史小説を手にとってみたいと思います。いろいろあって悩むところですが、どうかお薦めを教えていただければ参考にさせていただきたいと思います。
まさに名臣列伝。国や人の名前を覚えるのに若干難儀しますが、興味深い。 10数ページずつながら読み応えがあり、作者の歴史への絶え間ない愛情がうかがえます。
宮城谷作品を愛する方には、これまでの中国ものの経過を思い出しながら、また裏話ににやにやしながら楽しむための本という気がする。 宮城谷作品の入門とするには、やはりエッセイより物語だと思う。春秋時代の逸話を知りたいのなら、すっきりまとまっていていい。
この「名臣列伝」シリーズ、時代順に読み進もうと思いまず本書を読んだ。 短編小説集かと思っていたが、そうではなく、セリフが散りばめられた論文という印象を受けた。小説家・宮城谷昌光らしい論文集である。
キングダムの世界をより深く知るために、「戦国名臣列伝」と一緒に購入。 キングダムの歴史だけであれば「戦国名臣列伝」だけで十分であるが、それよりも前の春秋時代を知りたければこちらがお勧めです。
陳舜臣氏の「小説十八史略」も「中国の歴史」も読んで背景はわかっているつもり。しかし、当該作品は登場人物が多く、中心となっている名臣にどんな功績があったのかわかりにくかった。作者の歴史に対する考察や情熱は感じられるが、置いていかれた感があった。
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春秋名臣列伝
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宮城谷昌光
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