宮城谷昌光のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読んだ本 奇貨居くべし 天命篇 宮城野昌光 20230527
いよいよ嬴政のお父さんを秦の王とし、宰相となった呂不韋。
キングダムの世界にリンクしてきました。呂不韋が使う将軍は蒙驁、麃公、王齕。蒙驁と麃公はいずれも堅実な武将ということで、キングダムとの相違が興味深いです。蒙武、蒙恬もちょいとだけ出てきます。しかし、李牧が蒙驁と互角の将軍として描かれてるのは少し残念な気も。しかし、北方で活躍したエピソードなどは共通。合従軍の蕞の話も考察が書かれてます。
成蟜や嫪毐も出てきて、こちらは何となくイメージ通り。しかし、いくら呂不韋を善良な人と描いても、嫪毐を送り込んだエピソードを読むと、やはり後ろ -
Posted by ブクログ
読んだ本 奇貨居くべし 火雲篇 宮城野昌光 20230511
若き呂不韋が秦の捕虜になり、楚に連れて行かれ、脱出して趙に戻る途中で、色々な人に出会って成長していくお話し。と言いつつ、既に優れた資質の呂不韋が、出会う偉人たちに次々と認められていくってお話しかな。
なんだろう。キングダムの呂不韋とのギャップが激しすぎるんですが、先入観を忘れて素直に読めますね。呂不韋の性善的なキャラクターが腹落ちしてるのかな。
春秋戦国時代って国が多すぎて、しかも登場人物も多いんでホントよくわかんないんですよね。同じ時間軸を国と人物変えて語っちゃったりするから、こんがらがる。三国志とか項羽と劉邦ぐらいの国関係 -
Posted by ブクログ
上巻、中巻と、商王と対するべく奔走した太公望。
文王の死、武王の英断を経て迎えた牧野の戦いは、驚くほどあっさりとしたものだった。アクション描写が得意な訳では無いことは重々承知しているし、宮城谷先生自身も描写が難しい戦闘だと捉えていたようだけれど、だからといってこの出来はさすがに…。
宮城谷先生の豊富な古代中国知識により、古代文明や偉人の命運、それらが紡いだ延長線上にある今との繋がりを所々で鮮明に意識させられることにより、感じ入ることは幾度かあるとは思う。
しかし、前作読破時点で抱いていた期待感には到底届かない。前巻までが面白かっただけに非常に残念に思う。 -
Posted by ブクログ
春秋戦国時代の話!
周王朝初期から秦が中華を統一するまでの時代!
最近でこそキングダムの影響により春秋戦国時代時代の末期に詳しい人も多くなったかもしれない。しかし、それ以前の春秋時代は脚光を浴びることはない。
本作は私達にあまり馴染みのない春秋時代前半の英傑達が描かれている!
俠骨記:文化は一流、軍事は二流の魯の国の話!戦に弱い魯の国に一人の軍略家が現れる!
布衣の人:夏王朝よりも前の時代、五帝の時代の話、まさに中華神話の時代の孝行息子のの話
甘とうの人:太公望が打倒殷のため召に協力を仰ぎにいく話
買われた宰相:自制心の強そうな男が良き国に仕官しようと諸国をさまようはなし!