宮城谷昌光のレビュー一覧
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ネタバレ荀子の考え方を整理してみると、自分を作り変えるには、3つの方法があると言う。
一、学問(これは知識と言ってよい)
二、見聞(これは体験と言える)
三、正しい人との親交(交際のこと)
上の2つはすんなり入るが、3つめについてだ。人間と言うのは、他人は見えていても、自分は見えないものである。自分を見たければ他人を通して自分を見るほかない。だから交際が大切なのである。ただし、自分を映す鏡である他人が歪んでいたり、汚れていたりすれば、自分の正確な像はつかめない。それゆえ荀子は正しい人に親しみなさいと言ったのである。
次に、『忍激のの二字は、これ禍福の関なり』という。出典は『呻吟語』である。我慢するこ -
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ネタバレ時代は前漢王朝前期・呂太后の専制下、名家ながら没落した竇(とう)家の娘、猗房(いぼう)が、推されて漢の宮中に出仕することから話は始まる。
貧しいながら助け合って暮らす家族と別れ、宮中に入るわずか十歳の彼女。
彼女を支えていたのは、父が語ってくれた「老子」の教えと、兄の励ましの言葉。
所々にみられる老子の教え。
「上善は水の若し」-最上は水のようなもの。水は万物を潤し、争うことをしない。そして水は上から下へと流れる、即ち謙ることを表す。
「高は下をもって基となす」-高いものは低いものを基本としている。
「禍か福の倚るところ、たれかその極をしらん」-禍は福のもたれかかるところと