宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 夏姫春秋(下)

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    楚に移った夏姫は、巫臣と出会い、
    自身の宿命?から解き放たれる。

    いつも思うけど、宮城谷さんの小説は
    本当に読みやすい。
    こういう、古代中国の話って、好きだけど
    漢字が多くて似た名前が多くて、地理も不明で
    すぐにわからなくなっちゃうんだけど。
    宮城谷さんにはそれがないんだよなぁ。すごいなぁ。

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    2013年11月24日
  • 夏姫春秋(上)

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    『沈黙の王』の中の一編に夏姫の娘の話があって、
    興味を惹かれたので、夏姫春秋。
    直木賞受賞作なのだと、読み終えてから知った。

    絶世の美女・夏姫の話。
    中国、春秋時代。鄭の国の君主の娘。
    陳の公族に嫁いだ彼女は、一男を設けるが、夫と死別。
    寄る辺のない身となる。

    以後、その美しさのため、様々な男が彼女に触れるが
    ことごとく悲惨な道を辿る。
    彼女自身も息子を亡くし、自身の不幸に生きる気力をなくしていく。

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    2013年11月24日
  • 三国志 第三巻

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    俄然三国志らしくなる3巻。袁紹の知恵の貧弱さ。袁術の貪婪。孫堅の武勇・・・・綺羅星のごとき英傑の陰には歴史に埋没した悲運の人たちも克明に掬い上げるのが宮城谷三国志。これまできにもとめなかった皇甫嵩。黎明期の活躍には目を瞠るものがある。どこで方向を見誤ったのか判断を狂わせたのか。それとも偶然なのか運命なのか。歴史の真実の重さと面白さを教えてくれる。

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    2013年09月23日
  • 三国志 第二巻

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    いよいよお馴染みの英傑が登場し黄巾との戦いも始まった。これまで描かれていなかった人間関係も詳細に紹介されており、意外な史実に何度も驚きの声をあげた。終章最後には董卓も静かにその姿を見せる。後漢王朝の衰滅が刻々と近づいている。悪逆非道は宮城谷三国志ではどう描かれるのであろう。3巻の展開にすこぶる期待は高まる。

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    2013年09月22日
  • 三国志 第一巻

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    後漢のど真ん中から始まるこれまでにない三国志。後漢の乱れが何故起こったのか歴史を正確に掘り下げている。これまで一顧だにしなかった時代である。新鮮な驚きが随所にあった。曹操の祖父宦官曹騰の知られざる生き様もきめ細かに描かれている。曹操の精神の風韻に大きな影響を与えた人物として興味深く読んだ。

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    2013年09月21日
  • 楽毅(一)

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    ネタバレ

    学毅は諸葛亮孔明を思わせる軍事の天才ということで三国志を読むような楽しい本でした。久しぶりに楽しみました。第1巻では没落しつつある中山国と趙の争い、小国中山軍を率いて立てこもる砦。第2巻では天下を目指す趙の英雄・武霊王の活躍と中山国の滅亡へ、戦国4君である孟掌君に続き趙の平原君の登場。第3巻では恐ろしい予言と、その成就へ向けた緊張感。そして新たな楽毅への出発への動き。

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    2013年08月24日
  • 管仲(下)

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    ネタバレ

    斉の僖公の死後、その長男襄公の時代となるが、弟である公子糾、公子小白にそれぞれ仕えることとなった管仲と鮑叔。襄公に疎まれ、その施政を批判し亡命の道を選び後日に備える小白と鮑叔。そして糾と管仲は襄公に従い、道を分ける。その後、暴政を極めた襄公は殺され国が乱れる中で、糾と小白は斉の都・臨?へ急行する。先に着いた方が国を治める立場になるその競争は手に汗を握る迫力があります。小白を途中待ち伏せして弓を引く管仲。しかし小白は九死に一生を得て、臨?を抑える。丁度、無政府状態のイラクを誰が制圧するのか、という状況を思い出しますし、少人数の小白と鮑叔が大部隊の糾と管仲に勝る結果も八甲田山彷徨の2つの部隊にも似

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    2013年08月24日
  • 管仲(上)

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    ネタバレ

    管鮑或いは水魚の交わりで知られる斉の名宰相の管仲と親友・鮑叔の二人が主人公。二人の生い立ち、出会い、管仲の若い日の恋、20歳前後で当時の覇者・鄭の太子に見出された鮑叔。あくまでも文章は薫り高く、ほのかな香りが漂ってきそうな気品があります。登場する女性も美しいだけでなく、貞淑な魅力があり、古代の人物の素晴らしさを感じます。鮑叔が斉の僖公に公子糾の補佐役として管仲を推挙する場面は前半の感動です。

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    2013年08月24日
  • 呉越春秋 湖底の城 二

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    伍子胥の一党がじりじりと窮地に追い込まれていく内容のため、話は重い。

    さて、主人公がここからどのように飛躍していくのかがいつもながら宮城谷作品の見所だが、三巻の文庫化を待っていられるはずもないので借りに行きますか。

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    2013年08月15日
  • 楚漢名臣列伝

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    タイトル通り、楚漢戦争期(秦末期~前漢初期)に活躍した名臣たちの列伝。

    取り上げられているのは張良、笵増、陳余、章邯、蕭何、田横、夏侯嬰、曹参、陳平、周渤の10名。あくまで列伝なので、物語調というよりは丹念に事跡を追いながら、その人となりを概観していく。

    しかし本書を読んでいくと、一番くっきりと浮かび上がってくるのは、著者の劉邦像である。
    彼を取り巻く様々な人々を通して、劉邦の人物像が手に取るようにわかる。
    各列伝で重複して書かれる歴史的事実も多く、やや退屈な面もなくはないが、それゆえにこの時代の空気、劉邦・項羽の軍勢のカラーがかなりしっかり掴める一冊。

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    2013年07月12日
  • 三国志 第一巻

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    8巻で終わりと思ってたのに。。。
    まだ全て文庫本化されてなかったようだ(T_T)
    9巻からは単行本で読むことになる。
    満員電車で読むのには大きいからイヤだな~。。。

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    2014年09月15日
  • 花の歳月

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    宮城谷さんの作品は読みづらい、という先入観があったのですが、この作品は文体も内容も平易で、非常に読みやすいです。
    古代中国のお話は血で血を洗う抗争が多く、幸せをつかんだように見えても油断できないのですが、本作は正しいシンデレラストーリーで、安心して読むことが出来ます。
    ちょっと『山椒大夫』が入っているかも。

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    2013年06月27日
  • 三国志 第一巻

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    曹操の祖父が少年の頃なので正確にいうと後漢史であり三国志zero。大抵の三国志本は劉備三兄弟の出会いから始まるが、宮廷闘争史から始まる骨太な内容。

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    2013年06月08日
  • 夏姫春秋(下)

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    春秋戦国時代の話。
    鄭の国の夏姫という姫が主人公で、その美しすぎる容貌のために波乱万丈の人生を送ることになる。
    周陳晋楚斉などいくつもの国同士の戦いに巻き込まれ、夏姫は愛する心を失い幸せに笑えなくなってしまう。
    男たちの権力争いや駆け引きの道具とされた女性の悲しみや怨みがメインで描かれているが、どうしようもなく姫に心奪われる男たちの様子もよく描かれている。
    結末で救われる。

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    2013年05月14日
  • 夏姫春秋(上)

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    春秋戦国時代の話。
    鄭の国の夏姫という姫が主人公で、その美しすぎる容貌のために波乱万丈の人生を送ることになる。
    周陳晋楚斉などいくつもの国同士の戦いに巻き込まれ、夏姫は愛する心を失い幸せに笑えなくなってしまう。
    男たちの権力争いや駆け引きの道具とされた女性の悲しみや怨みがメインで描かれているが、どうしようもなく姫に心奪われる男たちの様子もよく描かれている。
    結末で救われる。

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    2013年05月14日
  • 三国志 第八巻

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    今回は漢中王即位から蜀南征までが描かれています。
    この間に、主要なメンバーがかなり亡くなりました。
    関羽、曹操、張飛、呂蒙、張遼、ホウ徳、曹仁、そして劉備。

    宮城谷さんからみた蜀陣営は、どうやら正義ではないようで、
    劉備や関羽に対しての採点が辛いような気がします。
    (特に関羽が劉備と距離を置こうとしていた、いう記述は
     びっくりしました。)

    今回気になった将は、田豫、張既、李恢でした~。

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    2013年05月04日
  • 史記の風景

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    宮城谷氏の新聞連載をまとめたもの。
    移動中の読書に向いてるかも?
    コラムなのでひとつひとつは短いけど
    『史記』のサイドディッシュ的に楽しめます。
    勉強家の氏のいろいろな視点を借りるのは面白い。
    いろんな疑問点や着眼を膨らませていくことで
    お話ができていく過程も垣間見る感じ。

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    2013年04月21日
  • 三国志 第八巻

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    ここまでの劉備というキャラクターの描き方が、とても新鮮で面白かったと個人的には思うんだけど、劉備の死に際しての総括が、ちょっと寂しいというか、物足りないというか…。
    最期まで不思議な存在でいたのか、宮城谷先生でも掘り下げ切れなかったのか、がくっとトーンダウンした印象が強く残った巻だと思った。

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    2013年04月02日
  • 楽毅(三)

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    先を読むつーのはこういうことかと、感心しきり。
    っても、実際使うことはないだろうけど。

    話がどんどん動いて、ますます面白くなってきた。
    残り1冊で、この話まとまるのか?

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    2013年03月25日
  • 楽毅(二)

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    いかにして先をよみ、それに手をうつか。
    人生の指針をさり気なくはさんだ、大河小説本領発揮。
    うーん、おっさん好みで日経なんちゃらに出てきそう。

    だんだん話は煮詰まり、いいかんじに面白くなってきた。
    が、話の中は平仮名が多いのだが、人の名前が覚え辛いっす。

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    2013年03月21日