宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 草原の風(下)

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    易に、亢龍悔いあり、とある。富貴は無限ではない。度をこした奢りは、人々の目ざわりであり耳ざわりとなり、謗られることになる。
    常識とは、大いなる虚である。虚を衝けば活路が開ける。
    疾風にして勁草を知る

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    2016年09月08日
  • 草原の風(中)

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    たとえば皇帝の位に昇った者がみる光景は、みわたすかぎりくさしかない原、というようなものではあるまいか。草が人民であれば、木は臣下である。木が喬くなり、生い茂れば、皇帝の視界はせばまり、天からの光もとどかなくなる。それゆえ皇帝はかならず草原をみる高さにいなければならない。
    いま、草原に風が吹いている。
    その風は天が吹かせているようにおもわれるが、もしかすると草が風を起こしているのかもしれない。

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    2016年09月05日
  • 草原の風(上)

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    赤い龍よ、いつまで草原で臥せているつもりか

    龍は水を飲みに地上におりてくるときがある。龍に従って雲もおりてくるので、雨がふるといわれる。その龍が天に昇るためには、風が起ち、雲が動かなければならない。

    風雲が、臥せている龍には、必要だ。

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    2016年09月01日
  • 劉邦(下)

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    勉強になりました

    古代中国史を学ぶ上にも勉強になりました。

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    2016年08月22日
  • 香乱記(三)

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    面白い

    大変面白くなってきました。
    ワクワクしながら読んでます。

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    2016年07月27日
  • 香乱記(二)

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    壮大

    まるで、壮大な中国の山河が思い浮かびます。

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    2016年07月22日
  • 香乱記(一)

    購入済み

    詳しい

    詳細な描写で詳しいので、中国史の勉強になります。

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    2016年07月15日
  • 太公望(上)

    購入済み

    写実的

    正確な写実的な描写に心地よい感動。
    必要以上に主観的でないところが特に良い。

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    2016年06月17日
  • 晏子(三)

    購入済み

    詳しい歴史観

    時代背景の詳細、詳しい歴史観が実に生々しく描写されており、その地域、国の特徴までよく理解できます。正に中国の歴史を学ぶ上で大いに役立ちそうです。

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    2016年04月02日
  • 劉邦(下)

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    将棋や囲碁じゃないけど、終局が迫りある程度残された手順が見えてきているので、ワクワク感は少しトーンダウン。戦況報告と事務連絡が多くなってて、魅力的な重臣とのやりとりが少なくてちょっとものたりない。

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    2016年03月24日
  • 春秋の名君

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     春秋時代とは秦王朝樹立の200年前、紀元前700~400年前である。中国歴史ドラマ『孔子』を毎晩ビール片手に飲みながら観ている。孔子の生きた時代とあってタイミングがよかった。内容よりも作家「宮城谷」その人に興味を持つ。

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    2016年02月26日
  • 劉邦(下)

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    七十余戦負けたことがなかった項羽が、初めて敗れた時が命を落とすことになったのに比べ、劉邦は幾度となく楚軍に敗れながらも最後は天下を取る。運と人間力の違いをまざまざと感じる物語である。

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    2015年12月26日
  • 劉邦(下)

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    項羽と劉邦の物語で一番の盛り上がる楚漢戦争があまりにもあっさりしていて、ある意味、宮城谷さんらしい終わり方だ。主人公以外の登場人物の描き方が面白いのがこの著者の得意技なはずだけど、一番魅力的な夏侯嬰や張良の存在感の薄いこと。知り得る限りの事実を網羅しました、とばかりの物語で、かつてあった血沸き肉踊る活劇を書き上げるにはもう歳を取り過ぎてしまったのか?

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    2015年12月13日
  • 劉邦(中)

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    うーん、劉邦ヒーローすぎ。
    宮城谷さんの描く主人公は完全無欠ヒーロー像が多いけど、劉邦はどうだろう。小説としては面白いかもしれないけど、なんだかなぁ。
    ま、取り敢えず最後の下巻を続けて読みます。

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    2015年12月06日
  • 新三河物語(下)

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    歴史小説の第一人者が描く徳川家康に仕えた大久保一門の年代記。大久保彦左衛門の「三河物語」を下敷きにしているが、著者の眼差しは遥かに遠く、歴史とは何か、義とは何か、を問いかける。全編を通して透徹した語り口が印象的であった。

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    2015年11月08日
  • 夏姫春秋(上)

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    ネタバレ

    第105回直木賞受賞作品。

    春秋戦国時代の鄭国の公女、夏姫を巡る物語。
    1ページ目から、十歳を過ぎたばかりで実の兄が寝所に忍んできて…という衝撃的な描写で始まり、幼い頃から「あれは童女ではない」と言われるほど妖艶な魅力を持っていた絶世の美女だが、それゆえ男たちに翻弄され続け、しかも関わる者はみな不幸になっていく。

    といっても、稀代の悪女が男たちを手玉にとっていく話ではなく、歴史に翻弄された一人の美女の生き様を描く、という筋書きでもない。

    実際に活躍するのは、夏姫の生国で小国に過ぎない鄭、嫁ぎ先の陳、大国である晋と楚などの王侯や武将たちであり、夏姫は時折登場して男たちの耳目をひく、という程

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    2015年10月25日
  • 劉邦(中)

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    劉邦のライバルとなる項羽が登場。人望の厚さの違いが、今後の天下平定に影響を与える要素になるのであろう。下巻が楽しみ。

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    2015年10月11日
  • 三国志 第三巻

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    遂に崩れゆく漢王朝、もはや首の皮一枚でつながっている状態。傀儡として生かされる皇帝。

    何進が意外といい人だけれども絵にかいたような「いい人止まり」。乱世では生き残れないなあ。
    董卓ははじめこそ辺境のまなざしでを持ち王朝を冷やかに見ていたのに、王朝の権威に満足してしまっているのでがっかりだ。どちらにせよ、彼が決定的に漢王朝を破壊したのはいうまでもない。
    袁紹と袁術の確執、どちらもパッとしない。
    曹操は負けて強くなる、まだ駆け出したばかり。人を見抜く力とひきつける力、魅力たっぷり。
    劉備と趙雲の出会い、しかし彼らの活躍はもうすこし先かな。
    孫堅は武功をたててゆくが……

    ここまで来てしまえば安心

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    2015年10月10日
  • 劉邦(上)

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    器の大きい劉邦が、やむを得ず起つ。この後、天下人となるために人を活かしながら活躍するのを楽しみにしたい。

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    2015年09月27日
  • 劉邦(下)

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    司馬遼太郎の項羽と劉邦を読んでいないので、評価し辛い。項羽の人柄は、分かった。中国の大軍の戦いは、凄まじい。実際は、どんなものだったのか。虞美人との章は、万城目学の悟浄出立が良い。

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    2015年09月22日