風は山河より(四)

風は山河より(四)

638円 (税込)

3pt

4.1

戸田正直の奸計により尾張へ運ばれた竹千代であったが、織田から思わぬ厚遇を受ける。人質を掠奪され、なお駿府に臣従する決意をした広忠は、佐久間氏に送り込まれた隻眼の男の凶刃に斃れる。義元は三河攻略のため安祥城を攻め、竹千代を奪還、制圧への足固めをする。一方、義元の下知により、雨山城に兵を向けた菅沼定村は、戦場で命を落とす。時代が大きなうねりを見せる第四巻。

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風は山河より のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 風は山河より(一)
    671円 (税込)
    戦国前夜の奥三河。瞬く間に西三河を支配した松平清康の驍名を聞いた野田城城主・菅沼新八郎定則は、帰属していた今川家を離れる決心をする。清康が卓越した戦術と情義の心で勢力を広げる中、新八郎は戦での働きが認められはじめる。一方、綾という女との出会いから、川原で拾った童子・四郎の出自とその周囲の陰謀が明らかになっていく。知られざる英傑たちの活躍を描く歴史巨編。
  • 風は山河より(二)
    638円 (税込)
    隣国・尾張では信長の父、織田信秀の力がもはや無視できないものになっていた。美濃征伐にでた清康であったが、叛逆ありという凶報が入り、戦わずして退却することを決める。しかし陣中にいるところを、乱心した家臣の息子に斬られ、命を落すことに。主君亡き後、残された嗣子を巡り様々な思惑が錯綜する中、織田、今川も三河攻略にのりだす。大久保、本多ら忠臣たちの活躍を描く第二巻。
  • 風は山河より(三)
    638円 (税込)
    織田信秀は、美濃の斎藤に大敗するも依然として巨大な力を誇っていた。安祥城を織田の配下から取り戻したい広忠は兵を出すが敗走、内訌が止まず、今川義元に助力を求める。嗣子、竹千代を人質として駿府に差し出すことを決めるが、道中、戸田正直の陰謀に巻き込まれてしまう。三河の混乱を傍観していた義元は、ついに太原崇孚雪斎を送り出す。武将たちの思惑が錯綜する第三巻。
  • 風は山河より(四)
    638円 (税込)
    戸田正直の奸計により尾張へ運ばれた竹千代であったが、織田から思わぬ厚遇を受ける。人質を掠奪され、なお駿府に臣従する決意をした広忠は、佐久間氏に送り込まれた隻眼の男の凶刃に斃れる。義元は三河攻略のため安祥城を攻め、竹千代を奪還、制圧への足固めをする。一方、義元の下知により、雨山城に兵を向けた菅沼定村は、戦場で命を落とす。時代が大きなうねりを見せる第四巻。
  • 風は山河より(五)
    638円 (税込)
    二万の軍勢を率いて尾張に進攻した今川義元であったが、桶狭間で信長の寡兵に敗れ命を落とす。父の死、弟の謀叛を乗り越え、元康に属く決心をした菅沼定盈は、その手腕で信頼を勝ち得るも、人質にとられた妻を殺され、守るべき野田城を奪われるという悲運に見舞われる。甲斐では、今川と松平の熾烈な争いを横目に、信玄が不穏な動きを見せ始めていた。時代が激動の様相を呈する第五巻。
  • 風は山河より(六)
    671円 (税込)
    三河制圧に意欲を燃やす信玄は、ついに三方原にて家康と激突する。圧倒的軍勢を誇る武田軍を前に、勝敗は呆気なく決し、家康は敗走。窮地に追い込まれた徳川軍の最後の砦は、野田城に籠もる菅沼定盈のみ。勢いづく敵は三万、守るは四百。絶体絶命の中、定盈は一ヶ月に亘る大攻防を繰り広げる。並居る武将を唸らせた男はいかに生きたのか。菅沼三代を描いた歴史巨編、堂々の完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

風は山河より(四) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    怪僧太田雪斎が死に、織田家は信長に代替わりし、物語は再び野田菅沼家に戻ってくる。

    いち早く松平清康に従い、支配地を増やした定則と、家康を支えてついには東照宮の26神将にも数えられた定盈。その二人に挟まれた定村は今川義元に従い、奥平攻めの主将にも選ばれるが、功を焦り命を落とす。菅沼家三代を贔屓にする

    0
    2014年02月02日

    Posted by ブクログ

    盛り上がって参りました!
    菅沼家視点中心となり感情移入がスムーズ。サクサク読めた。
    学校の日本史には絶対出てこない全国区から見れば小さな一族の物語だがよく発掘したものだ。何を主文献としているのか。
    本巻は家康の父広忠と菅沼定村の死、定盈立ち上がり。野田家中分裂がテーマか。最後は暗雲を引っ張って終了。

    0
    2009年12月23日

    Posted by ブクログ

    後の徳川家康の人質強奪事件から始まって、家康の父松平広忠の暗殺、今川宰相雪斎による三河の攻略と、巻の前半は完全に松平の話だった。
    主人公はどこに?(笑)

    巻の後半、ようやく菅沼一族の話になって、やおら、面白くなった。
    やっぱり、主人公は違うな。
    たぶんその違いは、菅沼氏を描く時には、作者の創作が大

    0
    2010年12月06日

    Posted by ブクログ

    ふ〜・・不春がしんじゃいました。
    主人公だと思ってたのに(汗

    はわわ〜2代続けて主が側近に斬殺される徳川家。

    竹千代を人質に取られて、おいしいところは今川にごっそりもってかれた岡崎衆は、本来お給料払ってくれるはずの人が不在で、
    その日食べる米にも困る毎日。

    受難の日々です。

    菅沼家にも怪しい

    0
    2010年04月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    野田の菅沼織部正定村の横死により、嫡男の新八郎定盈が歴史の表舞台に現れる。若年の名君というものは、臣下たちの熱を読者も共有するからか、読んでいて清々しさを感じる。

    0
    2018年02月07日

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