宮城谷昌光のレビュー一覧

  • 劉邦(下)

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    歴史に名高い劉邦が挙兵してから天下を治めるまでの話。
    名前は知っていたけどちゃんと知らなかったので良い機会だった。
    小さな集団だった劉邦軍が劉邦の人徳でどんどん大きくなっていく。筋だけは決めてあとは部下に任せるスタイルが結果的に部下を育てることになり、それぞれが強くなったことが天下をとるのに大きな要素を占めている。
    と言うか、これまた劉邦の人徳か、優秀な部下が多い。
    劉邦の人を見る目が抜きん出ていたともあるが、優秀な人たちが集まる親分というのは今も昔もあんまり変わらないんだなと思った。

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    2018年02月19日
  • 花の歳月

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    宮城谷昌光さんはどうも初めてのようです(読んだことがあると思い込んでいたのですが、間違いだったようです)。
    全体的に扇情的な大きな盛り上がりは無く、淡々と話が進みます。なんだか伝記のような感じの作品です。
    客観的というか、主人公達を冷静に外から見て、物語が綴られているようです。個人的にはもう少し感情移入したほうが好きなのですが、これはこれで一つのスタイルと思います。
    それにしても、確かにこの作者の漢字に対するこだわりは大した物です

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    2017年11月16日
  • 夏姫春秋(上)

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    あらすじを書くと夏姫は傾国の美女という印象だが、むしろ人形のように強い意志を持たず、運命に流されて行く女性として描かれる。
    題は夏姫春秋だが、主人公はそれを取り巻く男達であり、魅力的な男が出てこない前半はさほどでは無い
    。終盤、物語は一気に盛り上がり面白くなる。それは楚王と最後に夏姫を救うことになる巫臣のキャラクターによるところが大きい。
    しかし、ちょっと詰め込みすぎです。次々に現れる登場人物(それが又、色んな名前をもっている)。本筋から外れるようなエピソード。
    どんどん変化する登場人物の気持ち。もう少し枝葉を刈り込んだら、もっと面白い話になったと思います

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    2017年11月16日
  • うみの歳月

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    青痩の地、東京から落剥の思いを抱え郷里に降り立つ。毎日が平穏無事に過ぎてくれるように願っているだけの生活が淡々と過ぎてゆく。多少の波風はたつものの力むことなく静かな三人暮らしを送る。粗大ごみの山もカメラを向けてみると趣を漂わせる。人の営みの無残さもレンズを通すと途端に輝いてくる。人によって捨てられたものは死んだ物かもしれないが、カメラのファインダーの中では立派に生きている。つまらない風景と思わせるのは人間の目。心のありようが別世界を見せてくれる。

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    2017年09月23日
  • 太公望(下)

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    話の展開的には超面白かった。また、読んでる最中は無類に面白く、最後があっさり味で終わる、いつもの宮城谷小説で良くも悪くも楽しめました。ただ、登場人物が多すぎて、オイラの脳味噌が全ての人物を把握出来なかった。話は本当に良く出来ているだけに、漢字一文字かつ読み方独特な登場人物をこんなに多く配置する必要ってあったのかな、と疑問を呈したくなったりもした。各登場人物の掘り下げも浅い印象もあり、もう少し人物の数を絞れば密度のある小説になったのにな、とちょっと思った。

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    2017年08月07日
  • 風は山河より(一)

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    何時も早すぎる

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    2017年07月22日
  • 風は山河より(六)

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    清康から家康までの三代における三河地方の攻防を、徳川家家臣の野田菅沼家を主人公に描く。家康や信長などの武将達は突然現れたわけではなく、先祖から続く周囲との関係性や歴史的な流れの中にあるという、当たり前のことを、これまで意識していなかったと感じた。ある断面の分析ではなく、継続した流れが見えると、理解が深まる。
    著者である宮城谷昌光氏は、司馬遼太郎の私淑しているという。文章に司馬さんが影響が感じられ、読んでいて心地よい。

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    2017年02月21日
  • 楽毅(四)

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    漫画キングダムから派生して、一世代前の大将軍楽穀の物語を堪能できました。

    キングダムでも有名になった、楽穀が率いた合従軍が斉を滅亡寸前まで追い込みます。

    白起や廉頗もちょっと出てきます。

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    2017年02月10日
  • 楽毅(二)

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    漫画キングダムから派生して、一世代前の大将軍楽穀の物語を堪能できました。

    2巻では孫子の兵法がよくでてきます。
    ・人を致して人を致されず。
    ・善く攻める者は、敵、その守る所を知らず、善く守る者は、敵、その攻める所を知らず。

    あと楽穀の名言たち。
    「公子、勇気を持たれることです。勇気とは、人より半歩すすみでることです。人生でも戦場でも、その差が大きいのです。」
    「なにかを信じつづけることはむずかしい。それより、信じつづけたことをやめるほうが、さらにむずかしい。」

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    2017年02月10日
  • 楽毅(一)

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    漫画キングダムから派生して、一世代前の大将軍楽穀の物語を堪能できました。

    1巻では武霊王の故服騎射がよく分かります。

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    2017年02月10日
  • 春秋名臣列伝

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    キングダムの世界をより深く知るために、「戦国名臣列伝」と一緒に購入。

    キングダムの歴史だけであれば「戦国名臣列伝」だけで十分であるが、それよりも前の春秋時代を知りたければこちらがお勧めです。

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    2016年12月28日
  • 三国志 第七巻

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    わかりにくい

    事実に基づくとやむを得ないかもわかりませんが、倒叙人物の名前が良く似ており、夫々が複雑で覚えにくいので、よく分からなくなります。

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    2016年11月17日
  • 三国志外伝

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    三国志の脇役というか、ほぼエキストラのような人達を紹介する外伝!

    韓遂、太史慈、劉繇はどの様な役割を果たしたか知っています。


    許靖、公孫度、楊彪はかろうじて名前だけ知ってます。


    蔡邕の娘が蛮族に攫われた話も何かで読んだ気がします。


    他の人達はほぼ知りません。


    超マイナーな人物達の物語に少しだけ触れてみましょう。


    お勧めは

    異民族の為に生涯を捧げた男『韓遂』

    諸葛亮から処罰された男の息子た『陳寿』

    意外や意外!仁徳のあった『劉繇』


    他に蔡琰、鄭玄も面白かったです。

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    2016年10月30日
  • 三国志外伝

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    宮城谷の文章は、少し苦手だ。
    行と行の間がゆったりしているように。ちぎれ雲のように浮かんで全体として一つの文章をなしているという感じを受ける。

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    2018年10月19日
  • 草原の風(下)

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    易に、亢龍悔いあり、とある。富貴は無限ではない。度をこした奢りは、人々の目ざわりであり耳ざわりとなり、謗られることになる。
    常識とは、大いなる虚である。虚を衝けば活路が開ける。
    疾風にして勁草を知る

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    2016年09月08日
  • 草原の風(中)

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    たとえば皇帝の位に昇った者がみる光景は、みわたすかぎりくさしかない原、というようなものではあるまいか。草が人民であれば、木は臣下である。木が喬くなり、生い茂れば、皇帝の視界はせばまり、天からの光もとどかなくなる。それゆえ皇帝はかならず草原をみる高さにいなければならない。
    いま、草原に風が吹いている。
    その風は天が吹かせているようにおもわれるが、もしかすると草が風を起こしているのかもしれない。

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    2016年09月05日
  • 草原の風(上)

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    赤い龍よ、いつまで草原で臥せているつもりか

    龍は水を飲みに地上におりてくるときがある。龍に従って雲もおりてくるので、雨がふるといわれる。その龍が天に昇るためには、風が起ち、雲が動かなければならない。

    風雲が、臥せている龍には、必要だ。

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    2016年09月01日
  • 劉邦(下)

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    勉強になりました

    古代中国史を学ぶ上にも勉強になりました。

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    2016年08月22日
  • 香乱記(三)

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    面白い

    大変面白くなってきました。
    ワクワクしながら読んでます。

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    2016年07月27日
  • 香乱記(二)

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    壮大

    まるで、壮大な中国の山河が思い浮かびます。

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    2016年07月22日