萩尾望都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久々の萩尾望都さんの作品!
ここではない★どこか連作集
良かった。久しぶりに萩尾ワールドに浸りました。人間関係の不思議な縁や、不可思議な現象、小さな細やかな事をとても大切にする、その人の人生の中で誰かに言われた何気ない一言を大切に覚えていたり。。
サバサバして雑然と過ぎていってしまう日々のような気がするけど、こーゆー事に敏感なままでいたいと思わせてくれた。
「人の縁というのは業なんだよ」
今日とてもびっくりで衝撃的で、下手したら人生ひっくり返ってたんじゃ…いやひっくり返るんじゃ?!と思った出会いがあったので…。業か…、、と思うと腑に落ちる部分も。。
「最後に会いたい人は誰ですか?」
私は母 -
購入済み
☆もし会えたら♪。。。☆
エドガーが生きていていたら、いっしょにイギリスやフランスやドイツの古城やバラだらけの家を泊まり歩きたい。英語が堪能じゃなくちゃダメかな?。。。☆
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Posted by ブクログ
初期短編7作を収録しています。
「11月のギムナジウム」は、『トーマの心臓』の別一つのヴァージョンというべきストーリーで、ヒュールリンのギムナジウムに、トーマ・シューベルとそっくりのエーリク・ニーリッツという少年が転入してくる話です。生き別れになったきょうだいという、著者が繰り返し描くテーマに沿って構成されており、『トーマの心臓』に比べると登場人物たちの心情の描写が若干粗い印象もありますが、短編らしくぴりっとまとまった作品です。
「秋の旅」は、ヨハン・シェスターという少年が、両親の離婚によって離れ離れになってしまった父親のモリッツ・クラインの家を訪ねる話。「塔のある家」は、マチルダという少 -
Posted by ブクログ
ネタバレ他3編の短編もそりゃあ素晴らしいのですがオスカー厨なのであえて訪問者の感想です!
この話のなにが一番の救いって、あくまでトーマの心臓って物語が未来にあることを前提として訪問者って話が作られたことだと思います。親から与えられるべき当たり前の愛を得られなかったオスカーが、それでも自分以外の他人を許し受け入れ愛することができた、それがトーマの心臓におけるオスカーの姿なんだもんね…許される子供になれなかった子が一人の人間を許し愛せるようになったという…
最後のページのユーリの姿がたぶんオスカー視点なのだと思うけどあまりにも眩しくて…ユーリにとっての愛という救いをもたらした天使はトーマとエーリクだったの -
購入済み
面白かったです
雑誌連載の時に細切れに読んだため全く話が解らず、そのままスルーしていたのですが、まとめて読むと予想外に「面白かった!」です。
どれだけ引き出しあるんだろう…と半ば驚きながら読み進めました。
一旦筆を置きかけたとどこかで読みましたが、まだまだ発想ある限り描き続けてほしいと改めて思いました。 -
Posted by ブクログ
萩尾望都さん、竹宮恵子さん、名香智子さん、木原敏江さん、山岸凉子さん、森脇真末味さん、花とゆめ、LaLa、プチフラワーを踏まえてから、いわゆるオリジナルJUNE漫画系を手に取り、現在のリアルBLで舞い戻る、と言う段階を踏んでいる私ら世代は恵まれてるんじゃなかろうか。悶々としている思春期に、ど真ん中ド直球描写ではなく、匂い立つもので悶々さに拍車をかけて想像力を豊かにして貰い、割と肝が座ってくる大人になってからBLを与えられると言うのは。思春期でいきなりBLが目の前にあるのは幸運のようでそうじゃないかもなぁ、見えそうで見えない、判りそうで判らない所を想像力爆発させる、と言う経験はさせて貰えてないか