萩尾望都のレビュー一覧

  • スフィンクス

    購入済み

    望都ワールドてんこ盛り

    久方ぶりに望都さんの作品を読んだら、凄く良かった🎵
    初めて読んだのは「ポーの一族」だったんだけど、それからずっとファンです。「スフィンクス」も望都ワールドが変わらず展開されてて良かったです🤗

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    2020年03月15日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    ネタバレ

    学生時代に萩尾望都ポーの一族読みふけった
    アノ世界観、異国にも憧れる
    SF概念も無く目新しくも居心地が良い
    そのモー様が
    40年ぶりに新作を引っ提げてきた
    新たな設定もあるのに・・・2年が過ぎた
    設定が活かされる作品を待つ (´・ω・`)

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    2020年03月14日
  • 王妃マルゴ -La Reine Margot- 8

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    最終巻、さすが萩尾先生でした

    最終巻でした。どうして今、歴史漫画を萩尾先生が?と連載当初は思っていましたが、さすが萩尾先生です。ただの史実の羅列に留まらず、読んで楽しい、興味深い、先生らしい作品となりました。マルゴに幸せになって欲しいと思いながらずっと読みました。愛されるキャラを生み出す、先生、さすがです!

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    2020年03月09日
  • 11人いる!

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    本書は間違いなく名作古典である。
    まず魅力的な登場人物が挙げられる。主人公のタダは超能力を持つが未熟であり、その能力はなんとも心許ない。そのことが仲間内で疑心暗鬼を生んでしまうところもやけにリアルである。少年マンガの定型には無いタイプの主人公だろう。
    また素晴らしいのはフロルである。男女の性別が未分化の状態であるフロルは、外見は女性だが口調は男性的である。二次性徴前の女児がモデルなのだろうと推測するが、男性のぼくには想像がつかない人物像だ。しかしフロルは飲酒もするし少なくとも10代半ばか後半くらいの歳だろう。まさに「天使」的であり、その魅力は性的なもの以上に聖的に感じる。
    そしてストーリーもミ

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    2020年02月01日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    表紙のエドガー、宝塚のスターさんを彷彿とさせる美しさで思わずため息が…。
    宝塚舞台のポーも素晴らしかった〜。

    正直今回は物語そのものよりも(笑)、美麗なカラーイラストの数々に感動した。

    時代を超えて生き続ける途方もない孤独感と喪失、人間的な感情の振り子の揺れ幅が小さいエドガーと、それが大きいアラン。
    ああ、愛しいこの世界、この二人。
    また読むことができるなんて。
    ありがとう萩尾先生!

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    2019年12月20日
  • ポーの一族 ユニコーン

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    絵柄は40年前の方が断然好みだけど、この世界観にまた触れられるなんてやっぱり幸せ。
    ユニコーン、あんな強引なやり方じゃ友だち作るのは難しいね〜…と言いつつ、そこも彼の魅力。不器用で切ない。
    アランの復活とエドガー、この後の2人の展開も楽しみ!

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    2019年12月22日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    残酷で美しい夢物語

    「ポーの一族」を読んでいなくても、充分楽しめる一冊。人間の朗らかさも醜さも、"一族"として現世に生きる心の機微も濃縮されて描かれている。夢幻と現実の苦悩がないまぜになって、読者の胸に訴えかける。萩尾望都らしい世界観が味わえる。

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    2019年11月25日
  • ポーの一族 ユニコーン

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     アランをうしなった後のエドガーと、アランを取り戻す方法を知っているというバリー。
     そして、一族の根源の話が語られる。

     根底にあるのは、アランの無垢(イノセント)なのだろう。
     エドガーもバリーも、アランにそれを求め、そしてそれが自分の中にあることを望む。
     
     いや、二人とも、大事なものを失い、その代わりとしてのアランなのか。

     ともあれ、根源は太古にあり、壮大な物語になりそうなんだけど、そうなっていった時、エドガーは主人公であり続けることができるのか?
     むしろ、それが心配。
     
     昔の恋人(ヴァンパイア)と再会する話が地味に好き。
     同じ時間を刻めないことは、どうしようもなく切な

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    2019年11月22日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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     40年ぶりのポーの一族の新刊。

     もーさまは、絵柄が色々と変わっている。
     エディスの時で、正直ちょっとなってなっていた。なので、まぁ自分の幻想をぶち壊すこともあるまいと、傍観をきめこんでいたのだが…。

     
     もーさまが生きてるこの時代に生まれてよかったよ。
     ポーの新作読めて、本当によかったよお。

     やっぱり、もーさまは偉大なのである。

     第二次世界大戦中のイギリスの島で、エドガーとアランは、ドイツから来た姉弟と出会う。
     
     エドガーたちも、ただ二人だけで生きているわけではない。
     ヴァンパイアのコニュミティが存在し、その中で利用したりされたりしている。
     なんというか、年を経た

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    2019年11月22日
  • 海のアリア 1

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    スターレッドを思い起こすような

     ン十年来、ポーの一族連載の頃から萩尾元先生のファンです。スターレッドを思い起こすような独特のSF感、いいですねえ。続きが気になります。

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    2019年11月15日
  • ポーの一族 ユニコーン

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    美しい!

    やっぱりエドガーとアランは美しいまま!久々にファルカも見れてとっても良かった!
    久々に全てを読み返してからもう一度読んでみるのがおすすめ!!萩尾望都ワールドに久々に触れて心がフワーっとする不思議な感覚だった。1冊読み終えて再び読むのに倍の時間をかけて読める、何度でも楽しめる作品です。

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    2019年11月15日
  • A―A’

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    萩尾望都『A-A’』読んだ。

    読み終わりたくなかった。
    SF多めの作品集。

    “一角獣種”に関する物語が3作品収録。
    (表題作A-A’と、その続編4/4と、X+Y)

    あと「ユニコーンの夢」と、「6月の声」、「きみは美しい瞳」。

    私が古本屋で手に入れたこれ、想定ってかカバーが違うんだよな。通常と。


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    一角獣種という神秘的な種族を描いてるが、物語の中ではアクセント的な役割。この必要だけど重要かといわれると難しいバランスを保てるのスゴイと思う。

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    2019年11月11日
  • ポーの一族 ユニコーン

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    ネタバレ

    トリックスター、バリー・ツイスト登場。
    時を超え、場所を変えて、エドガーとアランに関わり続け、ポーの一族のルーツ、ヴァンパイヤの生態が解き明かされていく。
    旧作はロマンはあったけど、あまり歴史や特殊能力について語られることがなかったと思う。
    読者の成長に合わせ、作品の内容も変化している。
    大人になった私には新作の方が面白いですね。

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    2019年08月24日
  • ポーの一族 ユニコーン

    購入済み

    星1000!!

    興奮した!!!リアルタイム読者ではないけれど、中学生の時にポーの一族を読んで衝撃を受けた時の気持ちが蘇ったわ。春の夢でエディス後にもエドガーは存在しているのだと確信。そしてこの作品でエドガー復活!!!!完全復活!!!!スマホの時代にエドガーがいるなんて感涙!
    春の夢から、アランが可愛くて仕方ない。猫のように軽やかでワガママで甘えん坊で臆病。この可愛いアランの復活が今回の課題だ。エドガーはアランの復活のために、大老ポーを敵と狙うダイモンと呼ばれる男と行動を共にする。
    春の夢から、ポーの一族以外の一族の存在や空間移動の能力などが明かされていたけれど、このユニコーンで更なる事実が明らかになる。

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    2019年08月12日
  • ポーの一族 ユニコーン

    購入済み

    読み終えた後、ずっとアランのことばかり考えています。

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    2019年08月11日
  • ポーの一族 ユニコーン

    購入済み

    ときをこえて

    エドガーとアランが戻ってきた
    このファンタジーな世界観が損なわれずにまた読めるとは!
    何があったのかこの続きが気になって仕方ない

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    2019年08月03日
  • ポーの一族 ユニコーン

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    ユニコーンの意味にびっくり。
    まさか、そういうことだったとは。
    ポーの一族って、本当に気をそらさない。
    あの人の過去はあまりにも衝撃。
    エドガーやアランと、今後も関わってくるよね。
    続きが気になって仕方がない。

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    2019年07月24日
  • 萩尾望都-愛の宝石-

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     2012年のクリスマスイヴ、自分へのプレゼントに買う。
     
     恋という主題で編まれたアンソロジー。メインは『ゴールデンライラック』だろう。
     最も愛する短編『オー マイ ケセィラ セラ』が選ばれたのは嬉しい。何せ初読時は「なぜ現実の世の中も、世に棲む人の心も醜いのだろう?」と、作品とのギャップに悩み、死にたくなった。……中学生としか言いようがない。
     余談:132頁2コマ目、少女の台詞「オールディスが もっと好きよ」は、雑誌掲載時「オールディヌ」と誤植されていた。
     
     カラー頁が再現されているのはよい。雑誌掲載時はさして有難味を感じない2色カラーも、上質紙に印刷されたら「こんなに美しいのか

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    2019年07月23日
  • ポーの一族 ユニコーン

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    ネタバレ

     単行本で読み返し、雑誌連載では気づかなかったことに気づく。

     110ページ1~2コマ目、エドガーの台詞
    「誰かから… 気をもらったのかっ!? …ひたいが光ってる…! 角みたいに」

     ここは旧約聖書「出エジプト記」のモーゼを意識しているのではないか。
     シナイ山から下りたモーゼの顔は光を放っていた。この「光」をツノと解釈する説もあり、ミケランジェロのモーゼ像はそちらを採っている。

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    2019年07月19日
  • ポーの一族 ユニコーン

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    読み終わって、一言。

    続きは!? 

    エドガーはアランを取り戻せるのか、そしてバリーの存在とは? 謎だらけで先が気になります。

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    2019年07月15日