彩瀬まるのレビュー一覧

  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    ネタバレ

    かわいいごっこが好きだった。
    人間ないものねだりで、何を手に入れても結局その喜びや幸せに慣れてしまう。大切なものをいつまでも新鮮に喜べたらいいのにって思う。
    ・いまだに時々、またかわいいかわいいのごっこ遊びにひたりたくなってしまう。馬鹿になって、侮られたい。お前を受け入れてやる、と傲慢に許され、思考を止めたい。

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    2022年10月20日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    みんながちょっとづつ幸せになっていく商店街
    そして 明日…未来を考えたくなる
    明日町って名前がピッタリ

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    2022年10月15日
  • 桜の下で待っている

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    5作品収録の短編集
    すべてのタイトルに花の名前が入っており
    物語の中でその花がでてきました
    新幹線で移動し、その先で人々のいろいろな話で
    それなりに楽しめました

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    2022年09月08日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    読んだことのない作家さんが多かったのですが、テーマが良いと思い購入。

    友井羊さんの短編が思いのほかよかった。

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    2022年07月26日
  • 不在

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    両親の離婚後、疎遠だった父親が亡くなり、実家であった洋館を相続することになった漫画家の女性“
    明日香”。彼女は遺品整理をしながら、家族だった人達の記憶を辿っていく。懐かしくも忌まわしさもある記憶は、彼女の実生活へ影響を与える。
    漫画家として自立していた彼女は、歳下の下積演劇男子を養っていた。円満だった彼との関係は崩れ、自身の作品も翳りを見せる。
    不在は、父親の不在の表現なのか、もっと漠然と愛する者愛してくれる者の不在なのか、少し中途半端かな。お話は面白く読みましたが、父親が彼女に相続させた意味が読み取れないのは残念。幼児期の父親らしい男の子の存在が(幻覚?)その理由なのかもしれないけれど、その

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    2022年07月22日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    連作短編?繋がりは「手の写真を見せて」とのスレッド
    最後に誰がかいてるのかわかるけど、いい感じに裏切られた。

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    2022年07月02日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    イケメンであることがコンプレックスな少年
    50代独身で合気道の黒帯取得を目指す女性
    彼氏の元彼女だと勘違いしていた女のコが幽霊となってあらわれる話
    金融機関の管理職の男性から見た家族や美人社員、これからの生き方
    ネットゲームで女のコになりすまして遊んでいたおじさん

    様々なコンプレックスを抱えながら、迷いつつも必死で生きる人たちを描いた連続短編集。
    身体と心の動き、描写がとても素晴らしく
    言葉の紡ぎ方?がとても美しい。


    途中で飽きてしまったのが正直なところ。


    新しい価値を不快に感じるのは、それまでのルールに上手く乗ってこられた奴だ。

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    2022年06月23日
  • やがて海へと届く

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    ネタバレ

    東日本大震災。
    あのとき亡くなってしまった人たちは、すみれのようにさまよって、何回も何回も繰り返し、最期は会いたい人に会いに行けたのだろうか。

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    2022年06月22日
  • やがて海へと届く

    匿名

    購入済み

    深い傷と鎮魂

    人間の生や死、それから人との繋がりというものを、とても鋭敏に繊細にとらえている作家さんなのだと思う。過激ですらある独特の生死の表現から、震災を間近に体験したという作者の深い傷がうかがえた。
    ☆3つなのは、私自身がこのように震災を作品として読んで感傷に浸ったりして本当にいいものか、よくわからないから。

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    2022年06月17日
  • やがて海へと届く

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    いない人、いなくなった人に自分がどう関わっていくのがいいのか考え、立ち止まり、悩む奇数章は文体が心地よく読みやすかった。偶数章の解釈は難しい、彼女のことを真奈だと思ったりすみれだと思ったりした。
    忘れてもいいことにするって大事だね、それも一つの選択肢だ。

    映画は見てないけれど気になったので読んだ、震災のこととは別の話なのかなと予告を見た感じでは思うんだけどどうなんだろう、岸井ゆきのちゃんみたさに観とくべきだったな

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    2022年05月13日
  • 眠れない夜は体を脱いで

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    とても現代的なテーマ。世代間ギャップとか、性差とか、他人の自分像と自意識のねじれとか。
    ゆかり先生のキャラクターが最高。

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    2022年05月10日
  • やがて海へと届く

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    偶数章をどう解釈すればいいか分からなかった。だが、自分は東日本大震災の被災者ではないし、身近な人を亡くした経験もない。分からなくて当然なのかもしれない。でも、分かりたい。もっとたくさんのことを経験したあと、もう一度手に取ってみたい。それまでは、すみれのように、歩き続けようと思う。

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    2022年05月09日
  • 不在

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    "不在"とは、本来ならばいるべき場所にいないことを意味する言葉である。すなわち、はなから存在しないものに対しては使わない言葉だということができる。

    お父さんは、お兄ちゃんを一番に愛してた
    私は一番になれなかった
    選ばれなかった
    必要とされなかった
    愛されなかった
    そんな想いを胸に抱えたままの明日香。

    だけど、明日香は気づく。
    「愛は花だ。運がなければすぐに枯れるし、腐ってなくなってしまう。だけど咲いていたことまで否定しなくたっていい。なくなったからって、偽物だったわけではない。昔、きれいな花が咲いていた。それでいいんだ。」
    明日香と父の間には、一時美しい花が咲いていた。

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    2022年04月22日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    略奪愛をテーマにした小説集。
    女性作家たちの描く偏愛にドキドキする。

    どうしてこんなにも、欲しいのだろう。
    そして、どうしてこんなにも、求められたいのだろう。

    「それからのこと」花房観音
    なんだかリアルでよかった。設定はリアルじゃなかったけど。奪われたい、求められたい。

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    2022年03月22日
  • やがて海へと届く

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    ネタバレ

    物語が始まったと思ったら突然異世界に迷い込む、これは何の話だと思っていたら、東日本大地震で行方不明になってしまった親友すみれの事が忘れられず、新しい生活を送ろうとするすみれの恋人や両親に違和感を感じてしまう。やがて勤めているダイニングバーの店長が自殺したことによって物語は動き出し、新しい彼氏が出来る、なんじゃこりゃ男が欲しかっただけかよ。「余命10年」を読んだ後だからかこのご都合主義の主人公真奈には共感出来ない。確かに理不尽な別れは辛いだろうが、いつまで震災で飯食ってンダよと言いたい。これ映画大丈夫かな。

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    2022年03月17日
  • やがて海へと届く

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    まもなく(2022年4月)映画化されると云うことで読んでみたが、私の趣味ではなかった。1章毎に視点が入れ替わってややこしいし、特に偶数章はよう分からん文章。映画も見ないなあ・・・

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    2022年03月14日
  • 桜の下で待っている

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    ネタバレ

    新幹線と故郷。私は普通電車で2時間もかからないところに実家があるが、祖母の家は新幹線と特急列車を使用し4.5時間ほどかけていく。小説を読んでる間に祖母に会いたくなり電話をかけた。武文が思った「母親なのだから無条件で自らを受け入れて欲しい」「母さんは、母さんでなくてはおかしいだろう」のところが自分の心境にとても似ていて共感できました。春に読みたくなる1冊。新幹線に乗る人々の表情が観れる仕事、遠くに行ける仕事、素敵だな。

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    2022年03月06日
  • やがて海へと届く

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    ノンフィクション「暗い夜、星を数えて」に続き、今度は小説。筆者自身の被災体験がもとになった物語。親友のすみれを震災で失った真奈と、不意に命を奪われたすみれ(の意識)、それぞれの視点で交互に話は進む。真奈パートでは、友人の死と折り合いをつけようとする彼女の葛藤が痛いほど伝わってくる。すみれパートは混沌とした抽象的世界。彷徨う〝死者の意識〟が物悲しい。映像化は難しそうに思えるが、間もなく映画公開。浜辺美波ちゃんのすみれ役は気になる。

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    2022年03月07日
  • 暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出―(新潮文庫)

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    丸11年となる3•11を前に。直木賞候補などで名前は目にしていたが初読みの作家さん。デビュー間もない頃の旅先での被災体験が生々しいノンフィクション。地震・津波の恐怖はもちろん、多くの善意に対する感謝や後ろめたさ、原発事故への怒りと絶望感、被ばくの不安など様々な、そして真っ直ぐな筆者の感情が心に響く、いいルポだった。小説「やがて海へと届く」も読んでみる。

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    2022年03月04日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    明日街こんぺいとう商店街という架空の商店街を舞台に7人の異なる作家さんからなる短編集。

    人情くさくて、温かい〜。
    行ってみたいと思わせる商店街。
    特に千早茜さんの「チンドン屋」が良かった。短い中に希望と哀しみのドラマがあった。

    こういう人情物は好き。読んでいてあったかい気持ちになれるし、人に優しくなりたいと思う。

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    2022年02月28日