乃南アサのレビュー一覧

  • 緊立ち 警視庁捜査共助課

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    いろいろ刑事の話を読んできたけど、こういう仕事もあるんだと知ることができました。
    当たり前だけど、刑事も家庭があり、いろんなこと抱えてるんだなぁ。

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    2025年08月23日
  • 幸福な朝食

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    なぜ人は嫉妬心を抱くのだろうか
    愛情の裏側は独占欲でしかないのか

    何かを捨てて何かを得たものは、捨てずに得るものに憧れ、捨てずに進んだものは、何かを捨てて得るものに憧れる
    孤独は他者との関わりを求め、他者との関わりは孤独を求める
    人間面倒くさすぎる

    本著は憧れがもたらす想像力をドロドロと具現化していると思った
    狂気と思う一方で理解出来てしまうことが恐ろしい

    志穂子が手にした幸福が、偽りの想像世界でしか保たれないことは哀しかった

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    2025年08月23日
  • いちばん長い夜に

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    この作品に、東日本大震災が出てくるのは意外だった。それにより、なんか想定外の終わり方になった。もう少し、心を打つようなエンディングになって欲しかったな。
    そして、振り返ってみると、主人公のハコはあまり性格のいい女性ではなかったよなあと思った。

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    2025年08月20日
  • 暗鬼

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    サイコミステリー、ホラーとあるが、それほどでは無かったのである意味安心しました。
    ただ、このような家族も昔はいたんだなあと歴史書を思い出しました。
    主人公の心の変化が丹念に丁寧に描かれておりました。


    親子四代、総勢9人という現代では珍しい大家族に嫁いだ法子。まだ他人の法子にとって、初めて知る大家族とは、暖かくお互いが理解し助け合う最高の絆であった。だが、ふとしたきっかけから、法子は家族の表面的な優しさの奥に潜む奇妙な人間関係、謎の多い行動に気付き、ひとり調査を始めた――。“本当の家族になりたい”と切に願う法子によって、次々と解き明かされてゆく真実の家族の姿とは……!?家の呪縛、血の絆まで描

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    2025年08月17日
  • 緊立ち 警視庁捜査共助課

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    ネタバレ

    警視庁刑事部捜査共助課の女性刑事二人が主人公の物語。

    主人公はそれぞれ見当たり捜査班と広域捜査共助係で、役目もプライベート環境も異なり事件も含めてのそれぞれのエピソードが面白い。
    女刑事・音道貴子シリーズのように事件中心のハードボイルドミステリーではなく、むしろ主人公たちの心情風景が中心という感じでした。
    最後の事件エピソードは共助課全員での大捜査となる展開ですが、見当たり班の主人公のメモリーアスリートの能力がすごすぎて、事件そのものはあっさり解決という感じでした。
    続編があるとするとAI捜査の普及でメモリーアスリートの存在意義を問うような話になるかな?

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    2025年08月13日
  • 続・犬棒日記

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    前作の「犬棒日記」と比べると内容がややマイルドになったのは、著者が見かけたのがそのような人達だったのか、著者の語り口が変わったのだろうか?。

    そんななかの著者を宗谷岬へ運んだであろうタクシー運転手の淡々として歴史を感じさせる独白が、他のひどい人のひどい話のなかで救いのように心を落ち着かせてくれた。

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    2025年08月10日
  • マザー

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    ネタバレ

    読書はエンタメ派の私にとっては、何でこの本読もうと思ったんだっけ⁈と思いながらも、何故か最後までページをめくる手が止められなかった
    決して後味の良い訳ではない、いやむしろ何かもやもや不穏な空気が拭えない短編集だったのに
    流れ込むように読み進められる文体とリアリティ溢れる怖いもの見たさみたいなものがあって、他の作品も読んでみたい作家さんではある
    とは言え、う〜ん…次は楽しい本が読みたい

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    2025年08月07日
  • 犬棒日記

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    まず外出先での他人の観察および聞き耳の深さと広さに驚かされた。さらに見聞きしたことを咀嚼し、あたかも短編小説のようにして出力されたものに関しては見事としか言いようがない。
    ただ著者に入力された情報と思考・出力と事実がどこまで合致しているかが気になったが、日常を切り取ったエッセイにもこんな形もあるのだと教えてくれた気がした。

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    2025年08月04日
  • マザー

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    マザーと言う題名の小説はないけど、マザーが登場する短編5編。どれも不気味で面白い。特にセメタリー(墓地)いつも笑顔だった母の衝撃の行動と告白。嫁は辛い。本当に切ないけれど怖い話し。どれも子供はたまらん。

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    2025年08月02日
  • 不発弾

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    ネタバレ

    久々に、乃南アサさん読んだな。短編は初めてかも。
    結構面白かった。

    かくし味は、最後怖かったよ。
    いやでもあれ、それが原因?

    夜明け前の道
    タクシーの運転手さんは色んな人に出会うんだろうなぁ。
    タクシーなんてほとんど利用したことない。なんか気まずいんだよな。慣れるんだろうけれど。

    夕立
    まぁ、どちらも犯罪だけど、あの結末はなぁ…。

    福の神
    池内の気持ちもわからないではないんだよな。
    そういう気持ちになることはさ。とはいえ、歯止めが効かなくなって結果人に迷惑をかけてしまうと、どんどんね。

    不発弾
    これは、共感抱くパパさんは多いのではないだろうか。
    奥さん側も不発弾抱えていることも結構あ

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    2025年07月27日
  • ピリオド 〈新装版〉

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    一貫して暗い・・・
    両親が亡くなった実家を家具とかそのままで何年も放置するのかな?甥や姪を預かって暮らすかな・・・?受験時一時なら、まだわかるけれど。
    とかいろいろ思うことはあるけれど、人生の折り返しで惑うことや寂しくなることはよくわかります。
    でも、寂しさは自由と引換なんで。好きな時に好きな物を食べて、好きなように時間を使う。主人公のように、長く一人暮らしならこれも捨てがたいような気もしますが。

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    2025年07月23日
  • パラダイス・サーティー(下)

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    ネタバレ

    さっぱりした結末で、読後感がよかった。

    これまで深い恋愛をしてこなかった白馬の王子様を待つタイプの栗子と、自分が相手にとって望ましくない存在になっていると自責しやすい菜摘、実は栗子と似た経験をしていた栗子の母、離れた方が幸せなように思う山猿と離縁しない紘子、と様々な女性が出てくる。
    栗子の幼さと、菜摘の青臭さ(カッコつけ)はまったく違うが通じるものがある。それぞれお互いにさらけ出せたのは幼なじみのなせる技なのかもしれない。菜摘のような性的マイノリティで幼なじみと続いている方は少ないだろうし、また菜摘とくったくなく接することができる(無知ゆえの偏見はあれど)栗子の組み合わせは稀有な存在なのでは

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    2025年07月19日
  • すれ違う背中を

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    前作に続いて、感動とかはないものの楽しく読めた。3話目の男と4話目の女は、意外な正体だった。2人がどんな結末になるのか、3冊目の完結編も読むのが楽しみ。

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    2025年06月23日
  • ライン

    購入済み

    今の時代に読んでも面白い!

    この令和の時代に読んでもなかなか違和感なく読めて面白かった!
    そして意外な犯人。
    ただ犯人の理由がベタすぎたように私には感じたので⭐️3にしちゃいました。
    結局、今も昔も変わらない。

    ただ一言いうなら、3浪でありながらあれだけチャットで毎晩毎晩時間を使って勉強していなかった薫くんが医学生になってたのは、やっぱり物語だなぁと思ったね笑

    #怖い #切ない

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    2025年06月23日
  • ライン

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    まさかあの人が犯人とは…
    結構、令和の時代に読んでも違和感なく面白かった!
    なかなか良かっただけに、犯人の理由等がベタすぎて⭐️3にしちゃいました笑
    昔も今もかわらないなぁって思った…

    一言いうなら、3浪の薫くんが毎晩毎晩チャットにハマって時間を使って勉強せずにいたけど、ちゃんと医学生になっていた!
    そこは物語だなぁと思ったね笑

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    2025年06月23日
  • ピリオド 〈新装版〉

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    家族の話としては、重苦しい。葉子と兄の関係は、幼少期から大人へと時間を経る中で、悪化する一方に見えたが、兄の死をきっかけに見えてくることもあった。
    血のつながった家族といえど、分かり合えない関係は現実にある。

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    2025年06月06日
  • いちばん長い夜に

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    主人公二人の設定を作者はどうやって生み出したのだろう
    難しい設定に作者の体験を加えたこの作品
    見事だと思う

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    2025年05月30日
  • いつか陽のあたる場所で

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    刑務所で知り合った女性2人の、出所後の生活の話しなので、全体的に暗かった。淡々と話しが進みアッという間に読み終えた感じ。
    犯罪を犯した30歳の主人公の家族が、バッサリと縁を切るという冷たさが強く印象に残った。

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    2025年05月20日
  • 続・犬棒日記

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    乃南アサさんの日常で出会ったサイコな人々の話が詰まった短編エッセイ集。

    日常にそんなおかしな人々がいるものなのかと驚きです。
    しり切れとんぼみたいな感じで結末は分からないし、モヤモヤしますがサラッと読めます。

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    2025年05月19日
  • 今夜もベルが鳴る

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    うーん…
    この作品はかなり昔のやつかな。
    ストーリーが一昔前のベタな感じをうけました笑

    ただ電話ってよく考えたら声だけだから、相手がもしかしてら違う人って事があってもおかしくないよね。
    オレオレ詐欺とかある意味そうだもんね。
    息子や家族と勘違いしてしまい騙される…
    発想は面白かった。

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    2025年05月18日