乃南アサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々に、乃南アサさん読んだな。短編は初めてかも。
結構面白かった。
かくし味は、最後怖かったよ。
いやでもあれ、それが原因?
夜明け前の道
タクシーの運転手さんは色んな人に出会うんだろうなぁ。
タクシーなんてほとんど利用したことない。なんか気まずいんだよな。慣れるんだろうけれど。
夕立
まぁ、どちらも犯罪だけど、あの結末はなぁ…。
福の神
池内の気持ちもわからないではないんだよな。
そういう気持ちになることはさ。とはいえ、歯止めが効かなくなって結果人に迷惑をかけてしまうと、どんどんね。
不発弾
これは、共感抱くパパさんは多いのではないだろうか。
奥さん側も不発弾抱えていることも結構あ -
Posted by ブクログ
ネタバレさっぱりした結末で、読後感がよかった。
これまで深い恋愛をしてこなかった白馬の王子様を待つタイプの栗子と、自分が相手にとって望ましくない存在になっていると自責しやすい菜摘、実は栗子と似た経験をしていた栗子の母、離れた方が幸せなように思う山猿と離縁しない紘子、と様々な女性が出てくる。
栗子の幼さと、菜摘の青臭さ(カッコつけ)はまったく違うが通じるものがある。それぞれお互いにさらけ出せたのは幼なじみのなせる技なのかもしれない。菜摘のような性的マイノリティで幼なじみと続いている方は少ないだろうし、また菜摘とくったくなく接することができる(無知ゆえの偏見はあれど)栗子の組み合わせは稀有な存在なのでは -
Posted by ブクログ
ネタバレ罪を犯し、前科持ちになってしまった主人公と、同じく前科のある友人の話。読んでいる間ずっと、辛い気持ちでいっぱいだった。
刑期を終えても過去は消えない。いつか自分のことが世間にバレるのではないかと怯え、静かにひっそりと生活している。救いは自分のことを分かってくれる友人だけ。
あー、誠実に生きよう。人に後ろ指を刺されるようなことは絶対しない、とつくづく思わせられた。
それと同時に前科のある人への偏見を持ってはいけない、誠実に生きようともがき苦しんでいる人も大勢いるのだ、と思う。
とても考えさせられる本だったが、いつか主人公たちの前科のことがバレてしまうのではないかと、読んでいる間ずっと気が気ではな -
Posted by ブクログ
5話の短編集。
視点の違うそれぞれの立場からの母親を描いていた。
(「ビースト」はどっちだろう、、母本人かな、母となった娘を見たその母かな、、)
「セメタリー」なんか、題名だけで不穏だし不安感を誘うし、この息子の頭の花畑をどうひっくり返すのか、予想はできたもののきっちり落とす最後を読めたのはよかった。
この息子や、ほかの作品に出てくる娘は善良だとは思うけど、あまりに呑気。
気づかせないよう、“いい子”に育つようにしたのはその母親なんだから、なんとも皮肉。
こういう、“家族神話”がとっくに崩壊してる小説、このところ多くなったと思う。
いつもそうそう、そうだよなんで気づかないの?と思いながら