乃南アサのレビュー一覧

  • 女刑事音道貴子 花散る頃の殺人

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    花散る頃の殺人
    音道貴子シリーズの短編。
    「凍える牙」は面白すぎた。短編にも期待。
     実家で本を整理している中で再会。
     懐かしさも相まって読書開始。
     しかし、こんなにも昔の作品だったとは。
    あなたの匂い
    貴子の住んでるエリアで捨てたゴミを持ち帰えられる事件と女児が誘拐される事件ご発生。貴子は頭をかかえながら、誘拐犯を追跡していき。
    該当者なら気持ち悪い事件だ。
     最後に少しだけサプライズ。相変わらず(笑)
    冬の軋み
     家族と少年少女の犯罪をテーマにした作品。
     短編だとなかなか貴子のかっこよさが表現されないのが残念。
     花散る頃の殺人
     表題作。年配の夫婦がしがないホテルの一室で死亡

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    2023年05月19日
  • すれ違う背中を

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    ハコちゃんシリーズ。
    1冊目比べると、引き込まれる展開があり、
    何々?誰が?と加速した感じ。

    世の中、いろんな人いるわなぁと、
    自分の周りで起こったような話に感じて入りやすかった。

    ポッチがなにせ、かわい〜。

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    2023年05月16日
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    「凍える牙」のような本来の刑事ものらしい躍動感ある追跡劇とは裏腹に、囚われの身という閉塞感や籠城する犯人に声を押し殺しながら少しづつ接近していく描写に息が詰まる思いだった。 次の音道刑事にも早く会いたいね。(。^_^。)

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    2023年04月29日
  • いつか陽のあたる場所で

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    友人から借りで拝読。

    特に、大きな事件もなく、
    ハコとアヤさんの日常を垣間見ている感じ。
    シリーズものみたいだから、読み進めると、なんか違う感じもあるのかな?

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    2023年04月26日
  • 岬にて―乃南アサ短編傑作選―

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    ポップな話の中にも何処かに乃南アサらしい仄暗さを感じられて面白かったが、長編小説の方がより作者ならではの緻密な心理描写なども感じられて好きだと思う。
    個人的ヒットは「ママは何でも知っている」

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    2023年04月21日
  • 犬棒日記

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    ひとたび外に出てみれば、そこ謎めく不は思議且つ奇妙な世界と出逢ってしまう。乃南氏の、日常にての圧倒的人間観察記が綴られる。

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    2023年04月20日
  • 女刑事音道貴子 凍える牙

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    深夜のファミレスで ひとりの男性客が突然に発火炎上。死んだ男の身体には、犬に噛まれたような傷が残されていた。その後も同じような咬殺事件が相次ぐ。なかなかインパクトのある書き出しで、機動捜査隊に所属する女性刑事が魅力的でしたので、楽しんで読みました。
    ミステリ枠なのかもしれませんが、女性蔑視が色濃い時代に孤高な女性刑事と、小説に出てきそうなデカらしい中年デカとのコンビが徐々に解していくところが面白いかな。
    もうひとりの主人公オオカミ犬の存在感が都会の中に魅力的だった。

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    2023年04月11日
  • チーム・オベリベリ (下)

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    過酷だし苦労も絶えない状況が続くけど、それでも日々の暮らしの中で自然の偉大さや美しさに目を向けられる主人公は、しなやかで強い女性なんだなぁと思った。

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    2023年03月09日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(上)

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    音無貴子と滝沢とのやり取りも 
    それぞれの立場・関係性が絡んでいて
    人間像が出来上がっていて 面白い

    貴子目線で読んでみた
    こんなこと言うのかあ スカッとするなあ

    少しずつ物語は進んでいく
    だから 面白い

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    2023年02月26日
  • 行きつ戻りつ

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    短編は苦手なんですが、これはなんだか良かった。

    なんだろか?
    別に何があるってわけでもないのだが。

    それぞれ抱えながら旅に出る女性達の物語です。
    義母、旦那、愛人、子供、友人…
    日常どこにでも落ちているような単純なストーリーですが…
    読んだ後少し前向きになれる話ばかりでした。

    旅はいいな。
    私も早く旅がしたいです。

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    2023年02月23日
  • 暗鬼

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    2023年は小説を読んでいこうと思い、第一弾は乃南アサ。
    彼女の作品は中高生の時にちょくちょく読んでいたけど、この本は初めて(祖父の家にたまたまあったので拝借)
    大家族に嫁いだ主人公・法子は家族みんなに優しくしてもらい、不自由ない生活から幸せな結婚をしたと思っていた。
    しかし、小さな違和感から疑心を抱き、友人にも相談しながら一家の調査を始めていく。
    20年以上前の作品とはいえ、毒親や宗教といった今の時代にも通ずる内容。
    巧みな心理描写に引き込まれて、ぐいぐい読んでしまった。
    もっとも、メリーバッドエンドな終わり方で、読者としてはなんとなく小さなしこりが残る感じ。
    でも、乃南アサってこういうテイ

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    2023年01月25日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    アイヌ語で「明日」と言う意味のニサッタと言う言葉。

    裏面の本の紹介を読んで、どうにも気になってしまって早速読んでみた。

    主人公の耕平は、本当にどこにでもいそう。
    なんかやろうとしても、上手くいかなかったり、なんだかんだと言い訳をして逃げ出したり動かなかったり。本当にどうしょうもないやつ。それでも、時折見せる前に進む姿に惹かれる。

    そんな耕平の物語。

    途中から出てくる杏菜も不思議なやつで、どこか掴みどころがないけれど、嫌えない。

    何だろうね。どこかにあるこんな日常を僕らも生きている。

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    2023年01月20日
  • 六月の雪

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    祖母の思い出の地、台湾に行って思い出の場所を探し巡るストーリー。現代の日本人の若者である未來は台湾の歴史を何も知らなかった。それは読者の私も同じ。だから未來と同じ目線で驚いたりしながらの読書でした。
    台湾の歴史はこんなにも複雑だったのね。台湾が日本だった時代があること。その後、蔣介石による恐ろしい弾圧の時代。初めて知って改めて考えさせられました。同じ台湾人でも世代によって感じ方が違ったり時には言語が違ったり。表情の乏しい台湾人と豊かな若い世代、何が彼らをそうしたのか?というのは、そんな事情があったのか…と。
    かなりの長編で、内容的にも重い部分も多かったのでちょっとしんどかった(コロナ療養中にち

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    2023年01月06日
  • しゃぼん玉

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    『おスマじょう』ことスマお婆ちゃんと『シゲ爺さん』。消えそうになって行くしゃぼん玉の様な人生を変えてくれた2人。
    91歳の生涯を完うし何時も支えてくれた婆ちゃんを思い出しました。

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    2022年12月24日
  • ウツボカズラの夢

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    題名をみて気になって買った一冊。

    欲の話だった。

    なんか薄気味悪いような、気持ち悪いようなそんななんて言ったらわからないモヤモヤが残った。

    始めは主人公の女性が幸せになるために頑張っていくみたいな話なのかと思って読んでいたが、全く違った。
    欲に動かされる話しだった。

    特に主人公が世話になってる家庭は皆自分勝手に行動してそれを咎める人もいないから、家族という形があっても家族ではなくなってる。

    すごい家族だなと思ったが、実際子供がある程度成長したらどの家庭も、そんなもんじゃないかとも感じた。

    この小説をなにかに例えると
    不味くもないが、美味くもない、食感はすごく悪い
    みたいに感じた小説

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    2022年12月17日
  • 女刑事音道貴子 未練

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    女刑事音道貴子シリーズ。短編集。
    音道貴子という刑事の息遣いが聞こえてきそうな数々の作品となっている。警察小説という枠組みのサスペンス物としてよりも、人間模様をうまく描いている。

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    2022年12月06日
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    女刑事音道貴子シリーズ。
    監禁された音道貴子に対し、犯人の仲間の女性中田加恵子はだんだんと心を開き始める。
    中田加恵子の数奇な人生、音道貴子は最後の力を振り絞る。

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    2022年11月28日
  • 女刑事音道貴子 鎖(上)

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    女刑事音道貴子シリーズ。
    惨殺事件の捜査で音道貴子は、警視庁の鼻持ちならない星野警部補とコンビを組まされる。さんざんな嫌がらせを受け、ついに単独行動を取らされたとき、ある事件の被害者の女性と遭遇、いつのまにか、音道刑事は意識を失い、拉致されてしまう。

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    2022年11月27日
  • 暗鬼

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    一見幸せそうな、しかし明らかにおかしい(かもしれない)家族に飲まれ、疑惑・諦め・憤怒、さまざまな形で自己を取り戻しては再び家族という宗教に振り回されていくお話。

    同じような話がフェーズを経て繰り返されるので、長くない話でも若干の中弛みはあるように感じた。ただし、その分リアルで恐ろしく、自分も気が触れそうになるところが逆に良かったのかもしれない。

    結部分、真実に辿り着く辺りから最後までの怒涛の狂気はなかなか他の本では味わえないかもしれない。

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    2022年10月25日
  • 水曜日の凱歌(新潮文庫)

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    昭和20年8月15日水曜日。その日誕生日でもあった鈴子は、母と敗戦を迎える。
    戦争は、彼女達から多くを奪って終わった。そして、敗戦は、若い多くの女性たちに新しい苦難を与える。
    戦後、RAA(特殊慰安施設協会)が設立され、若い女性達が、一般女性の防波堤として集められていく。彼女達は、自分や家族の生活の為、仕事として受け入れる。
    鈴子の母親は、夫を事故で亡くし息子達を戦争に取られ、生きていく為、RAAでの通訳の仕事を得る。
    RAAを近くで見た鈴子が、見聞きして理解した戦後を描く。辛い箇所はあるけれど、中学生くらいから読めるのではと思う。
    鈴子は、それと共に彼女のお母さまの変貌を見てきた。戦前、妻と

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    2022年10月18日