乃南アサのレビュー一覧

  • 幸せになりたい

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    昨夜寝れなくなったので一気読みした。
    この間yomyomで気になった作家さんだったので、早速買ってみた。
    「女って怖いなー」とゾクゾクッとして、少しばっかり「わかるー」と思ってしまう。

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    2010年06月20日
  • 紫蘭の花嫁

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    一気に読んでしまった。

    途中もしかしたら・・・と思ってたら、本当にそんな結末になってしまった。

    でも、最後気になるー。
    ハッピーエンドかと思いきや・・

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    2010年05月24日
  • 幸福な朝食

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    華やかな女優の世界を夢みて上京した少女が30歳を過ぎて身を置く場所は地味な人形使いの世界。
    孤独な生活の中で少しづつ彼女に迫る狂気の世界。
    人が壊れていく様子は怖いです。
    作者のデビュー作です。

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    2010年04月26日
  • 花盗人

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    10本の短編。ちょこっと読みにはちょうどいいボリューム。乃南アサさんの本を読んだのはこれが初めて。さまざまな人の業。なんとも言えない読後感。久しぶりに背筋が寒くなった。もう一度読むかと言われればNOだけど、面白かった。

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    2010年02月22日
  • ヴァンサンカンまでに

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    女性の心の表と裏を改めて突きつけられたような、こんなことあり得ない!と口では言いながら実は自分の心の片隅にも翠がいるわ。。と気付いてしまうコワさがありました。

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    2010年02月13日
  • 6月19日の花嫁

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    211227
    思いつかないストーリーだった
    こんなことが身近で起きたら、自分はおとなしく
    待っていられるだろうか?

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    2010年01月09日
  • トゥインクル・ボーイ

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    とにかく怖い。読んでいて子供が怖くなってくる。
    子供は純粋で心がキレイで・・・・というは絶対に嘘だ!と思ってしまう・・。
    賢くて、自分の居場所や立場を意外に感覚で分かってるのかもなぁ。

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    2009年12月19日
  • 再生の朝

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    人の本性。
    最悪の状況だから、その人の本性が現れる?と言われてしまうと、それもまた違うような気がする。自分の中の一部分が表面化はするかもしれない。その程度。いい面も悪い面も。

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    2009年12月14日
  • パラダイス・サーティー(下)

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    当時のドラマをもう一度見てみたい気も。でも当時ですら、うわーなんか見てるこっちが恥ずかしい、という気分にさせられたから、どうなんだろ。とにかく懐かしい。

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    2009年10月28日
  • 5年目の魔女

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    前半の方が面白かった。後半はちょっと物足りない。
    しかし、女の得体の知れない空恐ろしさ、ビシビシ伝わってきます。怖いです。

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    2009年10月04日
  • 火のみち(下)

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    殺人をおかした南部次郎は、10年の刑期を終えて出所。
    器の魅力にとりつかれ
    女優となった妹が、名前が売れるにつれ
    兄弟で、ひっそり会う場所は、妹がとても豪華な場所を用意する

    すると、次郎の目にふれた器の美しさに
    今まで備前しか知らなかった次郎に衝撃的な出会いが訪れる・・・

    備前の作家としても、有名になりつつあり
    仕事も順調だったのに。
    中国の青磁、汝窯に魅せられてしまった次郎は、
    「研究」を始めてしまう・・・・
    これが、周囲の輪から、じょじょに距離をおくことに。。。

    最後、どうなるのかと興味深々だったんだけど、
    「精神世界」みたいな話になっていった・・
    真の芸術家だった次郎。

    どの世界も、極めるって、大変なんだなと。

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    2009年10月04日
  • 団欒

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    幼児プレイの夫婦の話が
    一番気持ち悪くておもしろかったです。
    外では切れ者の店長、なのに
    おうちに帰った途端幼児退行。
    人間的にあぶなすぎてゾクゾク。

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    2009年10月07日
  • ヴァンサンカンまでに

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    ちょっとわかるような,わからないような。
    翠が悪いことをしているのはわかっていても,なんとなく同情してしまった。
    彼女と同じような気持ちになることもある。
    このドキドキは,久々の味でした。

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    2009年10月04日
  • トゥインクル・ボーイ

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    ホラー(かな?)短編集。主人公はみな子供。
    「こどもはみんな無邪気な天使」なんて信じたら大間違い。無知は無垢ではなく残酷な一面を持つ。いいと悪いが区別できないんじゃなく、悪いことを悪いと知らないのも罪なのだから。
    自らも「無垢な」こどもであった時期があるはずなのだが、人はみなそれを忘れ、かわいらしい天使の微笑みの裏側を見落とすのだ。

    ホラー、と言うほど怖くないかもしれないけど、ぞわっとする。
    …ほら、その傍らに眠るおさなごのすべてを貴方は知っているのか?

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    2009年10月04日
  • 夜離れ

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    読みながらゾクゾクする。
    フィクションだ・・・と思いながらも共感できてしまう女の怖さ。
    解説が秀逸。
    人は自分を受け入れることを、人生を通して向き合っていく運命なのね。

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    2009年10月07日
  • 幸福な朝食

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    『凍える牙』で直木賞を獲った乃南アサのデビュー作。

    で、彼女の以降のキャリアを否定するみたいで恐縮だけど、直木賞受賞作よりこっちの方が好きだわ。物語中で起きる「出来事」を追うのではなく、一人の人生を追っているという感触。人一人を知ったという深い手触りがあって、読み終わった後もその人が、一人の知人として自分の中に生きている気がする。こういう読語感になる小説は極めて稀。相性の問題もあるんだろうけど、最近読んだ中では抜群に好きだわ。

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    2009年10月04日
  • ヴァンサンカンまでに

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    自分の魅力の使い方を熟知し、入社1年目にして上司と不倫し贅沢な遊びを体験しながら、将来の結婚相手の保険として若手の一番人気も恋人として確保しているという、今だと「猛禽類」と呼ばれるような女性が主人公。


    状況を自律的・自覚的にすべてコントロール下に置いている彼女。しかし、まさしく恋とは「堕ちる」もの。コントロールできているということは、それは本当には相手を好きになれていないということと同義でもある。自律性こそを自らのアイデンティティーとして成長した頭の良いヒロインには、ゲームと割り切って遊ぶことはできても、またスポーツでポイントを獲るように目当ての男を落とすことはできても、恋愛に溺れることだけはできない。


    不倫で感情をコントロールできず、刃傷沙汰まで起こした同僚を横目に、自分がそんなヘマはしないと不倫相手とも適度に距離を取るヒロイン。表面的には何も問題ないハズなのに、彼女の内心でずっと渦巻いている苛立ち。そんな24歳の心情が浮き彫りになる。男にとっては天敵とも言えるキャラクターではあるのに、そして作者の目線も決して彼女に同情的というわけではないのに、なんともやるせない気分にさせる。

    結末らしい結末がない終わり方だけに、『幸福な朝食』以上に、ヒロインのその後の人生が心の隅にひっかかる。果たして彼女は我を忘れるような恋愛ができるのか。それとも絶望のままに「幸せな結婚」をするのか----。

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    2009年10月04日
  • パラダイス・サーティー(下)

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    【あらすじ】
    30を前にして家を出て新しい恋にのぼせ上がる栗子と、性同一障害である菜摘の奇妙な共同生活と友情を描く。


    それにしても乃南アサは性格に難がある女性を書くのがうまい。それも物語上「嫌なヤツ」という役割が与えられ、そのことがアピールされているキャラではなくて、素で依存心が強かったり、責任感が薄かったり、自分勝手なところがあったり、男にとって都合の良い女を受け入れてしまったり、自己評価が過剰に低かったりする女性だ。『パラダイス・サーティー』の栗子も一人称で書かれている部分を読むとそうでもないのだが、冷静に客観視するとその言動は結構イタいし。



    作者のこうしたある意味ではリアルな女性描写は、『女のとなり』に見られる やけに恵まれた友人関係と、作者の女性に対する粘っこい視線から生まれているのだろうと納得させられる。

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    2009年10月04日
  • パラダイス・サーティー(上)

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    【あらすじ】
    30を前にして家を出て新しい恋にのぼせ上がる栗子と、性同一障害である菜摘の奇妙な共同生活と友情を描く。


    それにしても乃南アサは性格に難がある女性を書くのがうまい。それも物語上「嫌なヤツ」という役割が与えられ、そのことがアピールされているキャラではなくて、素で依存心が強かったり、責任感が薄かったり、自分勝手なところがあったり、男にとって都合の良い女を受け入れてしまったり、自己評価が過剰に低かったりする女性だ。『パラダイス・サーティー』の栗子も一人称で書かれている部分を読むとそうでもないのだが、冷静に客観視するとその言動は結構イタいし。



    作者のこうしたある意味ではリアルな女性描写は、『女のとなり』に見られる やけに恵まれた友人関係と、作者の女性に対する粘っこい視線から生まれているのだろうと納得させられる。

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    2009年10月04日
  • 二十四時間

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    0時から24時までをアトランダムにその時間その時間を乃南アサの観点で綴っている作品。

    たとえば最初の『23時』
    足を踏み込んだおかまバーがたまたま20年前に訪れたことがある同じバーであったことから、当時の思い出がよみがえる。
    門限が23時ととても厳しい家で、門限に遅れ何度も言い訳を考えこと、たまたま乗ったタクシーの運転手が門限ギリギリを救ってくれたことなどなど・・・

    その時間の思い出が子どもの頃のことだったり、高校生の頃のことだったり、OL時代のことだったりと、短い章立てですぐに読んでしまえた。

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    2009年10月22日