乃南アサのレビュー一覧

  • パラダイス・サーティー(上)

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    中学の同級生だった栗子と菜摘。
    栗子は、ごくごく普通のOL、30才目前の結婚予定なしの
    ちょっとふてくされた感じの、どちらかというと、「女女した女」

    菜摘は、幼い頃から自分の中の性同一障害に気がついていて
    20歳のときに、家族に打ち明け、カミングアウトとともに
    家から追い出され。
    わりと裕福な家庭に育った菜摘だったけれど、それからは
    「一人」で生きていくことに・・
    世間からは「オナベ」と呼ばれる世界
    レズビアンの世界、水商売で成功していく菜摘。
    それとは別に私生活では複雑な恋愛を繰り返し
    傷つくことの多かった菜摘。

    栗子だけは、女どうしでもなく、恋愛関係でもなく

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    2009年10月04日
  • パラダイス・サーティー(下)

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    まるで宝塚の男役を思わせるような想像で菜摘の話を読んでったんだけど。
    こんな菜摘のような人って、世の中には、とてもたくさん
    いるんだろうな〜なんて思うと。
    そういう人の本当の苦しみとかってのを描いたドラマって
    まだないかも。と思ったり。

    いっぽう、栗子のほうは、男性にとって
    ちょっと重たい女性だったりするんだけど
    マジメなだけに、古窪の正体が暴かれていくのが
    面白いやら、かわいそうやら^^;
    うう〜ん、菜摘に会ってみたい・・・・。
    え、私はレズじゃないです。

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    2009年10月04日
  • 結婚詐欺師(下)

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    ストーリーは、タイトルから想像するままの世界ですが、上下二巻を先へ先へ読ませていく筆力。さすがに「凍える牙」の作家です。

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    2009年10月04日
  • 女刑事音道貴子 未練

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    今回の貴子さんは、この間に『鎖』があったと思しき構成もあって、結構ハード。
    事件は単なる発端で思わぬ物語の展開をみせる『聖夜まで』。
    中途半端に終わったかと思わせた話がもう1回希望の火を灯す『立川古物商殺人事件』『殺人者』。
    それぞれの物語に、登場人物の人生がじんじんと沁み込んで、きつい。そして、それに真摯に向き合うことの大事さを知る。
    白眉は『山背吹く』、今の状況を諦めて受け容れることの何と難しいことか、耐えて生きることの何と美しいことか。

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    2015年07月20日
  • 花盗人

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    淡々とした中に冷たい怖さが潜む短編集。短い中で、的確に人間を抉る手腕には感服です。さらさら読めますが、後に残る。「脱出」「最後の花束」が好き。表題作の「貴方がくれたものは桜の小枝、奪っていったものは私の全て」的な文はよかったです。

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    2009年10月04日
  • 駆けこみ交番

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    今時の若者高木聖大くんの交番勤務の日々です。派手に活躍することを漠然と夢見ながらも具体的な目標はなく、彼女がいないの先輩がお天気屋だのと不満はこまごま。そんな中地元のお年寄り達「とどろきセブン」と仲良くなって、色々な事件に関わるように・・・。ミステリではあるんだけどある意味青春物語です。それは第二の青春を生きるとどろきセブンにもいえること。世の中にはいろんな人がいて、それぞれいろんな事情があって、正直関わりたくないなと思うこともありますが。付き合っていかなきゃいけないし、その中から大事な出会いがあるかもしれないし。そう思って社会にでられるといいな。

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    2012年09月01日
  • 結婚詐欺師(下)

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     カツラ・洋服・職業・車を使い分けて変身、女性の心理を逆手に取る巧みな話術で誘惑し、金をだまし取っていた。東京・小滝橋署の刑事、阿久津は偶然かかわった結婚詐欺の被害届から、プロの匂いを感じ取り捜査を始めた。

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    2009年10月04日
  • 再生の朝

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     それぞれ違った境遇、年齢、目的を持った人達が助け合い、励まし合い、協力し苦難を乗り越え、一行は無事山口県へと着くことが出来るのか・・・。
     手に汗握るバスジャックサスペンス。

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    2009年10月04日
  • 結婚詐欺師(上)

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    タイトルのまんま、結婚詐欺師の話です。
    主人公(結婚詐欺師)の巧みな騙しのテクニックには関心させられます。
    面白い話だったのですが、読んでいる時男性不信になりそうでした(笑)。

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    2009年10月04日
  • 死んでも忘れない

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    夫が巻き込まれたある朝の満員電車での事件、それにまつわる噂、いじめによって幸せそうな一家が崩壊していく。お互いがお互いを気づかうがゆえに最悪の家族関係に。しかしある事をきっかけに家族の絆をとりもどしていく。題名からドロドロした復讐の話かと思ったが、最後はハッピーエンドで終わり読み心地はよかったです。

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    2009年10月04日
  • あなた(上)

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    この小説は「新潮ケータイ文庫」に連載された小説らしい。
    携帯でアクセスして読める小説だと解説を読んでなるほど・・と。
    短い文章だけ少し読んでも、グググっと引き込まれるのだ。
    なんか幽霊っぽいんじゃない?とか
    なんかありえなくないか?とか思いながらも
    ついつい、次が気になって気になって・・・。
    主人公は川島秀明・二浪の予備校生。
    東京育ちで、ちゃらちゃらした遊び好きで女好き。
    いい加減で軽薄。計算高くずるがしこい。
    その上小心者。

    そんな秀明の身に、あるときから「気配」を感じるようになるのだ。
    誰かが、秀明をじっと見つめている。
    しかもその「気配」がわからの秀明に対する

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    2009年10月04日
  • あなた(下)

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    この「気配」とは何なのか??
    最後はどうなってしまうのか?
    一気に読めてしまって、このだらしなくて餓鬼っぽい秀明が
    また、別のタイプの女性と出会うことからも
    心身ともに成長していくところとか、相手の波動によって
    自分の波動もキャッチのしかたが変わってくることとか、
    自分の心の成長によって、周りも変化していくというのが
    とてもとても細部に描かれていて、引き込まれる。

    ホラーだと解説があるけど、あまりホラーのイメージはなくて
    今のこの便利なネット。携帯、メールなどの言葉のやりとりと
    心の言葉、人間の言葉、心理。今失いつつあると思われるものが
    実は、一番大切なのは心の内面なの

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    2009年10月04日
  • 幸福な朝食

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    次どうなるの?んで、どうなるの??
    って、気になってしまってガンガン読み進んでいきました。・・・怖かった。

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    2009年10月04日
  • 花盗人

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    短編集なので、とっても読みやすいんだけど、たまに胸にズドーンと衝撃があったり。。。あっという間に読んでしまいました。

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    2009年10月04日
  • ライン

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    これはすき。キャラも話もそんなに好みじゃないし興味もないネタだったけど面白くて2回読んだ。そして「まさかそんなことは…きっとコレ騙すつもりでしょ」とか思いつつ2度も(良い意味で)騙される。

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    2009年10月04日
  • あなた(下)

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    良かったです。最後まで不気味でした。結局は狐という非現実的なものに焦点をあててしまったところが少し残念でしたが、愛のいろいろな形のひとつを垣間見たような気がしました。

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    2009年10月04日
  • 死んでも忘れない

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     サラリーマンの城戸崇は、一人息子の渉をつれて絢子と再婚した。年頃の男の子にも関わらず、継母との関係も良好、すべてがうまくいっているような家族だった。そんなある日、崇は満員電車の中で痴漢に勘違いされてしまう。警察にいかなくてすむのならと、示談金を払うことにしたが心は晴れない。帰ると今度は絢子に「妊娠した」と告げられる・・・。渉は渉で、毎日学校で繰り広げられる”ゲーム”に辟易していた。

     家族に心配かけないようにと、崇も絢子も渉も、言いたいことを全部閉じ込めるが、同時に何も話さないことでお互いを疑い、家族の溝が広がっていく。ちょっとしたことがきっかけで家庭崩壊が始まっていくこの恐さ。特に絢子の

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    2011年09月09日
  • 幸福な朝食

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    自分と瓜二つのアイドルがいることによって自身の芸能界への道が閉ざされたことにより心が病んでいく主人公。人の心理は怖い。しかし、怖いものみたさでどんどん読み進んでしまう。

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    2009年10月04日
  • パラダイス・サーティー(上)

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    女も30近くなるといろいろ考えるのだね(しみじみ)。
    「もっと軽はずみになりたいなあ」に共感(笑)。

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    2009年10月04日
  • あなた(上)

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    ・どうしようもないあなたを、いつも見ている。あなたを愛している。・「わたし」が誰かはわりと早くに分かってしまうが、作者らしいホラーっぽい感覚にぞくぞくさせられる。

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    2009年10月07日