感情タグBEST3
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学生時代からの友人であるおなべの菜摘とノンケの栗子。30歳を目前とした二人の、それぞれの恋愛の話。
恋愛ものはあまり好きではないが、さすが乃南アサ、面白かった。
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ろくでなし男を書かせたら、天下逸品ですね!
そして、そんなろくでなしに、上手にだまされて、夢見てしまう女性心理も。
だけど、今回のグリコちゃんは、夢見る夢子ちゃん。じぶんの身近にいたら、イラっとしそう。
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当時のドラマをもう一度見てみたい気も。でも当時ですら、うわーなんか見てるこっちが恥ずかしい、という気分にさせられたから、どうなんだろ。とにかく懐かしい。
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【あらすじ】
30を前にして家を出て新しい恋にのぼせ上がる栗子と、性同一障害である菜摘の奇妙な共同生活と友情を描く。
それにしても乃南アサは性格に難がある女性を書くのがうまい。それも物語上「嫌なヤツ」という役割が与えられ、そのことがアピールされているキャラではなくて、素で依存心が強かったり、責任感が薄かったり、自分勝手なところがあったり、男にとって都合の良い女を受け入れてしまったり、自己評価が過剰に低かったりする女性だ。『パラダイス・サーティー』の栗子も一人称で書かれている部分を読むとそうでもないのだが、冷静に客観視するとその言動は結構イタいし。
作者のこうしたある意味ではリアルな女性描写は、『女のとなり』に見られる やけに恵まれた友人関係と、作者の女性に対する粘っこい視線から生まれているのだろうと納得させられる。
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まるで宝塚の男役を思わせるような想像で菜摘の話を読んでったんだけど。
こんな菜摘のような人って、世の中には、とてもたくさん
いるんだろうな〜なんて思うと。
そういう人の本当の苦しみとかってのを描いたドラマって
まだないかも。と思ったり。
いっぽう、栗子のほうは、男性にとって
ちょっと重たい女性だったりするんだけど
マジメなだけに、古窪の正体が暴かれていくのが
面白いやら、かわいそうやら^^;
うう〜ん、菜摘に会ってみたい・・・・。
え、私はレズじゃないです。
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想像してたより大きな展開をみせてくれて下巻の方がおもしろかった。
そんなに感情移入できる本じゃないけど、エンターテイメントとして楽しめる感じ。
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菜摘さんもえらいことになってきました。
ヒロインの恋した男が悪すぎる。。。。
これに比べればどんな恋も大丈夫や、、、
ラスト、研究室の人といい感じになるのかと
思ったけどふーむ。
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後半のスピード感は楽しかったけど、なんかスッキリしない。でもこのスッキリしない感じが29歳から30歳になることなのかなとも思う。乃南さんの作品だから、と、最後のとんでもないどんでん返しを期待したけど、そこまでではなかったのがちょっと残念。
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小窪との仲がうまくいかなくなってきた栗子。菜摘も付き合っていたヤクザの奥さんとの間でヤキモキしている。
結局一人になる二人。
そして、最後の最後には衝撃の結末が…
だけど、栗子の立ち直りをみていると、確かに元気になるかも!?
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グリコと菜摘の関係でも、友達は友達には幸せな恋愛してほしいって思うんだよな〜。幸せな結末ではなさそうだと気づいた時にはその恋愛を止めたくなる心理もすごくわかる。
自分自身がアラサーだからかエピローグの鯨岡の言葉が心にしみた。
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一般的なOLの栗子とレズビアンバーの経営者菜摘の話。
上下巻に分かれていて長いけど、読みやすい。
乃南アサの作品はすっきりしない終り方をするものが結構多く、今回もそんな気配がしてたけど、いい意味で裏切られたような、そうでもないような‥
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157 今更、何を急ぐこともないではないかという気がする。自然の成り行きに身を任せていれば、ごく当たり前に、素敵な結末がまっているという気がする。
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【2004.01】
結婚願望の強い栗子、レズの菜摘2人を取り巻く世界。30歳を前にしたふたりのそれぞれの生き方を描く。まだ30歳には遠いけれど、歳を経ることは嫌なことばかりではないと思った。とても前向きになれる作品。
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乃南さん、登場人物いじめすぎです(笑)何も鯨岡までそんな人にしなくても…。最後には、あの子供だった栗子が精神的に強くなりましたね。しかしこのカバーの絵、菜摘もイメージと違うなぁ…