乃南アサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
深夜のファミレスで起きた人間発火事件と、遺体に残された謎の獣の咬傷。警視庁機動捜査隊の音道貴子が、前時代的で粗暴な中年デカ・滝沢とコンビを組み、不可解な連続咬殺事件に挑む警察小説。
最初は最悪の相性に見えたバディ関係だが、滝沢の泥臭い捜査や長年のカンなど、彼の手腕を認めざるを得なくなっていく展開や、ふたりの内面描写が交互に描かれることで、少しずつ「心のバディ」へと距離が縮まる過程は見事だった。
一方で、読み進めるほどに深まる違和感も強く残る。貴子、滝沢、笠原と、登場人物の誰もが家庭崩壊を抱える展開は「刑事=家庭破綻」というテンプレートに頼りすぎている印象を受ける。
さらに、事件の真相が開か -
Posted by ブクログ
アンソロジー作品『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』を読みました。
警察小説ばかりを収録したアンソロジー作品です。
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今を時めく警察小説の書き手が紡ぐ、傑作短篇集第2弾!
入れ墨の男とのトラブルが呼ぶ悲劇、若き警官が追う連続窃盗犯、動機のつかめない放火魔、30年前に解決したはずの事件に自首してきた男、突然駐在所勤務を希望した警官の真意、若き警視が挑む滅多刺し死体遺棄事件、スパイ容疑のかかったロシア人武官の追跡。人気作家7名が、それぞれに趣向を凝らした珠玉の警察ミステリー。
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2024年(令和6年 -
Posted by ブクログ
乃南アサの作品は初めて読んだ気がする。
読みたくて読んだわけではなく、都合があり手に取った作品。
この作品は96年に書かれたらしく、世界観が前時代的で古さしか感じなかった。その時代に20代を過ごした訳でもない私はノスタルジーも感じなかったし、逆にこういう時代を知らない世代からの方がウケがいいのかもしれない。
著者の作風かもしれないが、女性でありながら女性の嫌な部分を描く事にリアリティがあると評価されがちなのは根本的にこの世界そのものがミソジニーで回っているからなのかもしれない。
勿論このようなその場にいない友達の悪口を言う女子グループは存在するが、それは男性も同じだと思う。
それを大人になって