乃南アサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ警視庁刑事部捜査共助課の女性刑事二人が主人公の物語。
主人公はそれぞれ見当たり捜査班と広域捜査共助係で、役目もプライベート環境も異なり事件も含めてのそれぞれのエピソードが面白い。
女刑事・音道貴子シリーズのように事件中心のハードボイルドミステリーではなく、むしろ主人公たちの心情風景が中心という感じでした。
最後の事件エピソードは共助課全員での大捜査となる展開ですが、見当たり班の主人公のメモリーアスリートの能力がすごすぎて、事件そのものはあっさり解決という感じでした。
続編があるとするとAI捜査の普及でメモリーアスリートの存在意義を問うような話になるかな? -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々に、乃南アサさん読んだな。短編は初めてかも。
結構面白かった。
かくし味は、最後怖かったよ。
いやでもあれ、それが原因?
夜明け前の道
タクシーの運転手さんは色んな人に出会うんだろうなぁ。
タクシーなんてほとんど利用したことない。なんか気まずいんだよな。慣れるんだろうけれど。
夕立
まぁ、どちらも犯罪だけど、あの結末はなぁ…。
福の神
池内の気持ちもわからないではないんだよな。
そういう気持ちになることはさ。とはいえ、歯止めが効かなくなって結果人に迷惑をかけてしまうと、どんどんね。
不発弾
これは、共感抱くパパさんは多いのではないだろうか。
奥さん側も不発弾抱えていることも結構あ -
Posted by ブクログ
ネタバレさっぱりした結末で、読後感がよかった。
これまで深い恋愛をしてこなかった白馬の王子様を待つタイプの栗子と、自分が相手にとって望ましくない存在になっていると自責しやすい菜摘、実は栗子と似た経験をしていた栗子の母、離れた方が幸せなように思う山猿と離縁しない紘子、と様々な女性が出てくる。
栗子の幼さと、菜摘の青臭さ(カッコつけ)はまったく違うが通じるものがある。それぞれお互いにさらけ出せたのは幼なじみのなせる技なのかもしれない。菜摘のような性的マイノリティで幼なじみと続いている方は少ないだろうし、また菜摘とくったくなく接することができる(無知ゆえの偏見はあれど)栗子の組み合わせは稀有な存在なのでは