乃南アサのレビュー一覧

  • 駆けこみ交番

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    「ボクの町」の続編。今回の注目は「とどろきセブン」。七人の老人が、町の事件や出来事を解決しようと立ち上がる。有川浩の「三匹のおっさん」を、連想してしまうが、それぞれに面白い。次回作は、「ボクの町」の最後に出てきた小桜巡査との後日談を期待したいな。

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    2013年02月28日
  • 再生の朝

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    突然極限状態のような状況に集団で置かれたら人は根っこにあるものが表面に出てくるのだろうか、変化できるのだろうか。

    自分はバスに乗っている誰なのだろうと考えながら読んだ、朝は再生のきっかけであって再生できるかどうかは自分次第、どんなことでもきっかけにできる。

    12時間ほどの出来事が250ページで濃く書かれていておもしろい。

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    2013年02月17日
  • ボクの町

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    佐々木譲や、横山秀夫の警察小説とは、違った新米警察官の成長物語。今風で、ドジな主人公が失敗を繰り返しながらも、なんとか頑張っている姿をさわやかに描いて、楽しく読むことができた。こういった地域課の‘お巡りさん’が頑張っているから、日本の治安が守られているのだと、改めて思う。

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    2013年02月07日
  • 女刑事音道貴子 嗤う闇

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    自分が読んだことのない有名な小説家にチャレンジしよう第1弾、乃南アサさん。怖い話を書くひとなんじゃないかと勝手に思っていたけど、普通に推理小説。しかもシリーズの3部作目(短編集だから途中からでも問題なかった)。特別面白い!っていうほどでもないけど、安定感があってさくさく読めて良かった。犯人の描き方がめちゃくちゃうまいと思う。違うのも読んでみよう

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    2013年01月06日
  • ダメージ―そこからはじまるもの―

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    お喋り好きでちょっと口やかましいおばさん……失敬、お姉さんが20代前半の女性に語りかけているような1冊。
    裏表紙の説明には「エッセイのようにも小説のようにも読める」とありますが、なかなかどうしてリアルです。
    ああ、こういう女いるよー!みたいな……自分も含めて。
    対象は20代前半の女性のようですが、20代後半になっても30歳を過ぎても学べる点は多いと思います。

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    2017年02月16日
  • 花盗人

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    サクサク読める短編集。だがしかし、読みやすさとは裏腹な陰湿さ、みたいなのがたっぷり詰まった、まぁ、日本文学ウケする感じ。

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    2012年12月31日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    ネタバレ

    読み終わりました。言葉がグサグサ刺さりました、途中ほんとしんどかった…。未来の自分かもしれないと思うと笑えないっていう。この主人公の人生が悲惨すぎて、逆に自分が安心してしまったりね。だからどうなっていくのか目が離せないっていうのもあったけど。

    うーん、「今日のことだけを考えて生きなさい」ってあのタイミングで言われたら、どうなんでしょうねぇ。自分が耕平だったらとりあえず泣き崩れるかも。なんか刺さる言葉ではあるよね…。
    あとは非正規雇用について自分が考える意味でも、今読むべき作品だったと思います。正直な感想、上下で重い内容だった。笑

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    2012年12月18日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    ネタバレ

    何もかもいやになる、個人個人でそのレベルはいろいろだけどね…、
    うん、風と共に去りぬだな。

    最後に笑うために、最後に笑っていたいから、誰かと。

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    2012年12月11日
  • 死んでも忘れない

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    夫が電車内で痴漢行為をした練れ衣を着せられた為に起こってくる家族の崩壊・・・。
    先日TVで観た「それでも僕はやってない」と重なり、ちょっと考えさせられる内容だった。

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    2012年11月25日
  • 涙(下)

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    東京オリンピックの警備をおこなう警察官の行方を、その婚約者がわずかな手がかりをもとに追いかけていく。苦しい、切ない、信じたい、そうした思いが伝わってくるストーリー展開。沖縄で嵐に見舞われたラストシーンは悲しくも美しい。

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    2012年11月23日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    自分の今の気持ちや悩みにマッチする一冊。「フリーター家を買う」と似たようなお気楽な展開だったら、イラっとするなと思ったけど、もっとリアルで、しっくりきた。取り敢えず目の前の課題に一歩一歩取り組んでいくしかないのか。どうやら、シリーズものがあるみたいだから、次に読んでみようかな。

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    2012年11月15日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    良くもまあこれだけいろいろな事があるものだと思いながら読んでいた。決して明るい内容ではないけど、俺も頑張らなくては〜なんて思えた。最後までしっかり読んで良かった作品。

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    2012年11月10日
  • 団欒

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    再読
    家族をテーマとしたプラック短編集。
    「暗鬼」の前身であり婿養子を異常に歓待する「ママは何でも知っている」、家族がとある事件により一致団結する表題作「団欒」が面白かった。
    家族の在り方とか道徳的に考えずに読む本だと思う。

    2012. 11. 8 再読。
    ブラックな短編集。
    「ママは何でも知っている」が最高に面白い!

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    2015年05月07日
  • 団欒

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    ヘンな家族のお話。その病的ともいえる異常さが面白く、ニヤニヤしてしまった。正にブラックユーモア!な作品。

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    2012年11月04日
  • ボクの町

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    将来、
    警察官になる人へ贈った本。

    いわゆる「いまどきの若者」の鏡である主人公が、よろけつまずきながらも、警察官として生きていく決意をするお話。

    警察官になることのよさというものをたくさん感じることができる作品だったので、迷っている友人に贈った。

    新しいことをはじめて、つまずいてしまった時に読み返したい本。

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    2012年11月01日
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

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    ネタバレ

    上巻は、暗い。(下巻もだけど。。)
    下巻を読まないと(上巻だけだと)、間違っても★5つはつけられない。

    ということで、感想は下巻にて!

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    2013年04月25日
  • 氷雨心中

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    職人や伝統工芸をテーマにした、これはブラックショートというんでしょうね。短編が6つありました。線香職人、染工芸、酒造、歯科技工(ジュエリーも)、能面職人、提灯職人、外側からしか知らないその職人さんの仕事ぶりも興味深く読める。そしてそれぞれに、ぞっとするオチが!わかってしまうオチもあったけどそれはそれとして。個人的には能面職人がある踊り手の注文のために何度も何度も何度もうち直しした「泥眼」(嫉妬や怒りの情念が正に正気を失わせようとしている瞬間の女の顔。女が執念の鬼、怨霊の化身となる寸前の、最後の人間の表情。)に引き込まれました。一番アサさんらしいと思いました。

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    2012年10月26日
  • 不発弾

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    短編集。
    どの話もある程度先が読めてしまうが、とても良かった。

    「福の神」が特に好き。
    「夕立」は好きなタイプの話。「幽霊」も楽しかった。

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    2013年02月28日
  • 再生の朝

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    再読。最初に読んだのは12年前で、それ以来乃南アサの作品には注目。音道貴子シリーズなどは、欠かさず。この作品は特に、二度読みに耐えるサスペンスフルな展開だ。高速バスに乗り合わせた、それぞれ事情のある人々、乗務員が殺害され、台風接近、落石事故、と次々に襲いかかる恐怖の一夜。乗務員、各乗客と視点を変えて展開する出来事に、その場に居合わせるかのような緊迫感が読者を捕らえる。そして、題名が象徴するラスト、読後の爽快感もお勧め!

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    2012年10月19日
  • 暗鬼

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    ネタバレ

    正直、主人公の法子の性格が嫌い。
    最後、不幸になればいいと思い読み続けていたが、最後は客観的に見れば不幸?って感じだが、法子本人はとても幸せだろうという不思議な終わり方だった。
    不幸になればいいと思っていた私も喜んでいいのやらどうなのやら。

    とりあえず、先が気になって早く先が読みたいと思えた小説でした。
    そういえば最初のガス爆発の真相は解明されなかったな。まあそんなことはどうでもいいのかもしれないけど。

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    2012年10月03日