乃南アサのレビュー一覧

  • 花盗人

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    サクサク読める短編集。だがしかし、読みやすさとは裏腹な陰湿さ、みたいなのがたっぷり詰まった、まぁ、日本文学ウケする感じ。

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    2012年12月31日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    ネタバレ

    読み終わりました。言葉がグサグサ刺さりました、途中ほんとしんどかった…。未来の自分かもしれないと思うと笑えないっていう。この主人公の人生が悲惨すぎて、逆に自分が安心してしまったりね。だからどうなっていくのか目が離せないっていうのもあったけど。

    うーん、「今日のことだけを考えて生きなさい」ってあのタイミングで言われたら、どうなんでしょうねぇ。自分が耕平だったらとりあえず泣き崩れるかも。なんか刺さる言葉ではあるよね…。
    あとは非正規雇用について自分が考える意味でも、今読むべき作品だったと思います。正直な感想、上下で重い内容だった。笑

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    2012年12月18日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    ネタバレ

    何もかもいやになる、個人個人でそのレベルはいろいろだけどね…、
    うん、風と共に去りぬだな。

    最後に笑うために、最後に笑っていたいから、誰かと。

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    2012年12月11日
  • 死んでも忘れない

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    夫が電車内で痴漢行為をした練れ衣を着せられた為に起こってくる家族の崩壊・・・。
    先日TVで観た「それでも僕はやってない」と重なり、ちょっと考えさせられる内容だった。

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    2012年11月25日
  • 涙(下)

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    東京オリンピックの警備をおこなう警察官の行方を、その婚約者がわずかな手がかりをもとに追いかけていく。苦しい、切ない、信じたい、そうした思いが伝わってくるストーリー展開。沖縄で嵐に見舞われたラストシーンは悲しくも美しい。

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    2012年11月23日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    自分の今の気持ちや悩みにマッチする一冊。「フリーター家を買う」と似たようなお気楽な展開だったら、イラっとするなと思ったけど、もっとリアルで、しっくりきた。取り敢えず目の前の課題に一歩一歩取り組んでいくしかないのか。どうやら、シリーズものがあるみたいだから、次に読んでみようかな。

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    2012年11月15日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    良くもまあこれだけいろいろな事があるものだと思いながら読んでいた。決して明るい内容ではないけど、俺も頑張らなくては〜なんて思えた。最後までしっかり読んで良かった作品。

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    2012年11月10日
  • 団欒

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    再読
    家族をテーマとしたプラック短編集。
    「暗鬼」の前身であり婿養子を異常に歓待する「ママは何でも知っている」、家族がとある事件により一致団結する表題作「団欒」が面白かった。
    家族の在り方とか道徳的に考えずに読む本だと思う。

    2012. 11. 8 再読。
    ブラックな短編集。
    「ママは何でも知っている」が最高に面白い!

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    2015年05月07日
  • 団欒

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    ヘンな家族のお話。その病的ともいえる異常さが面白く、ニヤニヤしてしまった。正にブラックユーモア!な作品。

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    2012年11月04日
  • ボクの町

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    将来、
    警察官になる人へ贈った本。

    いわゆる「いまどきの若者」の鏡である主人公が、よろけつまずきながらも、警察官として生きていく決意をするお話。

    警察官になることのよさというものをたくさん感じることができる作品だったので、迷っている友人に贈った。

    新しいことをはじめて、つまずいてしまった時に読み返したい本。

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    2012年11月01日
  • ニサッタ、ニサッタ(上)

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    ネタバレ

    上巻は、暗い。(下巻もだけど。。)
    下巻を読まないと(上巻だけだと)、間違っても★5つはつけられない。

    ということで、感想は下巻にて!

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    2013年04月25日
  • 氷雨心中

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    職人や伝統工芸をテーマにした、これはブラックショートというんでしょうね。短編が6つありました。線香職人、染工芸、酒造、歯科技工(ジュエリーも)、能面職人、提灯職人、外側からしか知らないその職人さんの仕事ぶりも興味深く読める。そしてそれぞれに、ぞっとするオチが!わかってしまうオチもあったけどそれはそれとして。個人的には能面職人がある踊り手の注文のために何度も何度も何度もうち直しした「泥眼」(嫉妬や怒りの情念が正に正気を失わせようとしている瞬間の女の顔。女が執念の鬼、怨霊の化身となる寸前の、最後の人間の表情。)に引き込まれました。一番アサさんらしいと思いました。

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    2012年10月26日
  • 不発弾

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    短編集。
    どの話もある程度先が読めてしまうが、とても良かった。

    「福の神」が特に好き。
    「夕立」は好きなタイプの話。「幽霊」も楽しかった。

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    2013年02月28日
  • 再生の朝

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    再読。最初に読んだのは12年前で、それ以来乃南アサの作品には注目。音道貴子シリーズなどは、欠かさず。この作品は特に、二度読みに耐えるサスペンスフルな展開だ。高速バスに乗り合わせた、それぞれ事情のある人々、乗務員が殺害され、台風接近、落石事故、と次々に襲いかかる恐怖の一夜。乗務員、各乗客と視点を変えて展開する出来事に、その場に居合わせるかのような緊迫感が読者を捕らえる。そして、題名が象徴するラスト、読後の爽快感もお勧め!

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    2012年10月19日
  • 暗鬼

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    ネタバレ

    正直、主人公の法子の性格が嫌い。
    最後、不幸になればいいと思い読み続けていたが、最後は客観的に見れば不幸?って感じだが、法子本人はとても幸せだろうという不思議な終わり方だった。
    不幸になればいいと思っていた私も喜んでいいのやらどうなのやら。

    とりあえず、先が気になって早く先が読みたいと思えた小説でした。
    そういえば最初のガス爆発の真相は解明されなかったな。まあそんなことはどうでもいいのかもしれないけど。

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    2012年10月03日
  • ダメージ―そこからはじまるもの―

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    これ読んで、
    嘲笑したり号泣したりはたまたこれ程にはないってほど共感したり、なんか開けてきた気がしちゃう私は、きっと確かに勝手に1人世界を掌握した気になってる生意気な二十歳の女の子でまだ世の中を1ミクロンも知らないんだと思う。

    や、おばさんって凄いですね←

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    2012年10月02日
  • 涙(下)

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    一気に読みました。
    人生には何が起こるかわからない。
    ただ、救いがないなーと思う。
    それもその人らしい人生と言ってしまうのはあまりに悲しい。
    一番凄いのは淳。

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    2012年09月19日
  • 不発弾

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    後味わる~い作品多数の短編集。
    ありえちゃうじゃん~、という設定が上手くて、怖い。

    「福の神」だけはジーンとくる話で涙しました。
    さらっと読めるので通勤時などにおすすめ。

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    2012年09月17日
  • トゥインクル・ボーイ

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    時に加害者、時に被害者な子供達による7つのお話 ほぼ全ての作品が結末が読めてしまうシンプルなストーリーの反面ある意味期待通りな展開で王道の後味の悪さを感じた。

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    2012年09月13日
  • 涙(上)

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    挙式直前に失踪した刑事が、殺人事件の被疑者として追われることになる。
    彼の無実を信じる婚約者と、娘を殺害された上司にあたる刑事、両方の視点から、東京オリンピックの時代を背景に描かれていく作品。両者の心情がとても丁寧に描かれていくのと、平成の時代にかかれたとは思えないくらいに昭和中期の家庭観、女性観などが浮き彫りになっているので、この時代を知っている読者には懐かしさも感じられるかも。あえてこの時代背景にした理由が後半に出てくるのだろうか。下巻を早く読みたい。

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    2012年09月10日