乃南アサのレビュー一覧

  • ライン

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    最も愛するどんでん返し小説の極みですな。

    もっと有名になってもいい。
    いい。
    うん、いい。

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    2011年09月05日
  • ボクの町

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    警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、今風のドジな若者。道案内、盗難届の処理、ケンカの仲裁などに追われるが、失敗の連続でやる気をなくしていた。が、所轄の同期見習いが犯人追跡中に大ケガを負ったことで俄然、職務に目覚める。聖大の成長をさわやかに描くポリス・コメディ。


    続編も読もうかな。

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    2011年08月19日
  • 女刑事音道貴子 嗤う闇

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    レイプ未遂事件発生。被害女性は通報者の男が犯人だと主張。被疑者は羽場昂一―。レイプ事件の捜査に動いていた音道貴子に無線が飛び込んだ。貴子の恋人、昂一が連続レイプ犯?被害者は大手新聞社の女性記者。無実の通報者に罪を着せる彼女の目的とは?都市生活者の心の闇を暴く表題作など、隅田川東署へと異動となった貴子の活躍を描くシリーズ第三弾。傑作短篇四編収録。

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    2011年08月19日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(上)

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    貸家だった木造民家の解体現場から、白骨死体が発見された。音道貴子は、家主の今川篤行から店子の話を聞こうとするが、認知症で要領を得ず、収穫のない日々が過ぎていく。そんな矢先、その今川が殺害される...。唯一の鍵が消えた。捜査本部が置かれ、刑事たちが召集される。音道の相棒は...、滝沢保だった。『凍える牙』の名コンビが再び、謎が謎を呼ぶ難事件に挑む傑作長篇ミステリー。

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    2011年08月19日
  • 火のみち(下)

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    ネタバレ

    最近よく読んでいた「芝木 好子」という人の本とよく似ていた。
    (この人の本はほとんど絶版になっているらしい)
    戦争の話、焼き物の話、流れまでよく似ていて不思議な気持ち。

    それでも、先が読めないドキドキ感もあり、ああやっぱりかという脱力感もあり。
    気が付くと感情移入して読みふけってしまっていた。

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    2011年08月10日
  • 犯意

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    犯罪短編小説の後に法解釈の解説が付いたちょっと変わった一冊。
    小説として加害者や被害者といった登場人物に感情移入しながら読んだ後に、リアルな法解釈でもう一度物語を見直していくと、また違った面白さが出てくる。
    ただの事例などよりすごく身近なものとして法を感じ、学べた。

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    2011年08月04日
  • 5年目の魔女

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    ネタバレ

    貴世美の亡霊に執拗までに怯える景子の行動が行きすぎだと思っていたら最後まで読んでどんでんがえしがあって、その理由がわかった。景子も魔女だったんだと。。。

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    2011年07月04日
  • 家族趣味

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    短編集。初めての乃南作品。
    何かの事象を捉えるときに、ヒトの先入観が如何に強いものかと思い知らされる作品ばかりだった。

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    2011年08月07日
  • 幸せになりたい

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    あれ?
    今一瞬見た評価が思ったより低いような‥(笑)

    すごい面白かったけどな〜
    ひどい話ばっかりでやりきれないけど^^

    面白いのばっかりだったけど
    「お引っ越し」っていう、上司におべっかばっかり使って同僚の女の子をいびる話が超スッキリして楽しかった〜

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    2011年07月01日
  • トゥインクル・ボーイ

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    どのお話にも「子ども」が出てくる、日常にありそうでなさそうな少し怖い短編7つ。

    新米の保母さんの話は、職業柄「あぁ、あるかもな…」と思ってしまった。

    この作者の短編はどれも人物の心理がリアルで、怖いけどはまる。

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    2011年06月18日
  • 家族趣味

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    ネタバレ

    デジ・ボウイは、ラスト泣けます。

     喜怒哀楽という人間にとって大切な感情をあまり持たなかったのに、主人公によって少しは感情に変化が出てくるのかな?と思ったけど、あんな形でのラストは、辛すぎる・・。

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    2011年06月16日
  • 幸福な朝食

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    おそらく意図的ではないであろう、ちょっとした文法上の間違いなどが気になる向きには気になるが、全体的に読みやすく、構成もしっかりしている。
    きっと女性にしか描けないであろう、女の深奥を垣間見ることができる。
    非常に上質な、紛れもない傑作だと思うが、あまりに陰惨で暗欝なこの小説世界にダメージを受けてしまい、星1つ減。

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    2011年06月07日
  • 紫蘭の花嫁

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    ネタバレ

    男から逃げる主人公。
    連続殺人を捜査する刑事。
    二つの話は全くかかわりがないようですが、、、


    連続殺人の犯人が、現実のある事件を思い起こさせ、あまりいい気分ではありませんでした。

    そして、最後・・・。

    こわい。。どうなったんだろう。

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    2011年06月06日
  • 花盗人

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    人間って壊れやすいんだなぁ
    少しずつ少しずつ蓄積されたものがある瞬間にドシャアっと溢れ出す。
    そうなればもう元には戻れない。
    リアルな恐怖感を味わいたいなら是非。

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    2011年06月05日
  • 犯意

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    新聞に載っている、よくあるニュースを乃南さんが書いたら、こんなに極上の短編集が出来上がる。
    どんな小さな事件にも人それぞれの行動や思いがあるのだから、こうして小説になり得るんだよなぁ。
    弁護士の説明付きってのも新しくて、興味深かった。

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    2011年06月04日
  • 犯意

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    ミステリーの短編に、弁護士による解説が付いています。
    面白かったー。こういう犯罪は、こういう罪になるって具体的に解説されるのは面白いなぁ。シリーズ化してないのかしら。

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    2011年05月21日
  • 不発弾

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    自分より先に読みきった弟曰く:これ、ホント不発弾だわww




    読んでない人に感想を述べるでないっ!

    先入観があれほど反応を変えると、心理のクラスで習わなかったのかね、ちみはっ!

    「駄目だよ」と言われれば、「駄目なのか~」と思って読んだり、「いや、あいつの頭はおかしい。面白いはず!」と思って読んだり、先入観なし・まっさらな状態での反応とは違ってくるでしょっ!

    ・・・あれ?
    ・・・先入観がなくても結局最後は好/嫌どちらかにたどり着くわけで・・・
    ・・・先入観によって引き起こされる好/嫌も予測不可能なわけで・・・
    ・・・結局最終的結論に達する前にランダム要素が加わってもランダムであるが故に

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    2011年05月16日
  • 紫蘭の花嫁

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    当時の読書記録で★5ツの本。よほど面白かったのだろうと思うけれど、現在どんな話だったか全く思い出せないので、★4ツで登録。

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    2011年05月12日
  • ドラマチック チルドレン

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    色々な問題をかかえてる子供たちが、共同生活を送る施設のお話。

    自分の知らない世界がそこにあった。。
    一人一人が自分で考え、たくさんの人の手を借りながら自立していく。
    思春期の繊細な傷つきやすい気持ちに接していく難しさを感じた。

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    2011年05月04日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(上)

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    音道刑事シリーズラスト!
    長編。つらい過去から完全復活した音道刑事が警察署と現場を渡り歩いて解決へ導く話。

    内容の主体は凍える牙でコンビを組んだ滝沢刑事とのやりとり、互いに実力を認め合いながら切磋琢磨していく感じ。

    個人的にはシリーズの中では第1作の凍える牙が一番読み応えがあった。他の作品は惰性的な面が強い。

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    2011年05月01日