【感想・ネタバレ】女刑事音道貴子 鎖(上)のレビュー

あらすじ

東京都下、武蔵村山市で占い師夫婦と信者が惨殺された。音道貴子は警視庁の星野とコンビを組み、捜査にあたる。ところが、この星野はエリート意識の強い、鼻持ちならぬ刑事で、貴子と常に衝突。とうとう二人は別々で捜査する険悪な事態に。占い師には架空名義で多額の預金をしていた疑いが浮上、貴子は銀行関係者を調べ始めた。が、ある退職者の家で意識を失い、何者かに連れ去られる!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白くてつい読んでしまった。

音道貴子シリーズ第三弾。

星野という軽佻浮薄な刑事と組んだ貴子が誘拐される。どうなるのか先が気になる。

0
2024年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 乃南アサ「鎖(上)」、音道貴子シリーズ、2003.12発行、文庫。今回の音道貴子巡査長の相方は星野警部補32歳。どうしようもない男。貴子に言い寄り、結婚を断られると急に態度を変え、逆恨みを。別行動を強要され、一人で捜査の核心に迫る貴子。以前ひったくりの被害者で面識のある女性に眠り薬を飲まされ、殺人グループに拉致される。皇帝ペンギン滝沢警部補は救出できるのか! 下巻にまいります。

0
2022年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

音道貴子刑事シリーズ
読んだのは文庫じゃなくて、大きい版。
ぶ厚さに、躊躇したけど、一気に読めました。
ラストの方で、タイトルの「鎖」ってこういう使われかた?
と一人笑う。突入の時の合言葉にも。

0
2014年07月09日

Posted by ブクログ

強すぎず弱すぎず、現実的な主人公設定。
頑張れば周りに味方もできるはず…、と信じたい。

あっけない感じの暴力が逆にこわいのかもしれない。

0
2012年06月10日

Posted by ブクログ

女性刑事・音道貴子シリーズ第三弾。前編、479ページ。音道刑事は殺人事件の捜査中、かつて関わった引ったくり事件の被害女性に遭遇。そして拉致・監禁されてしまう。以下、後編へ。

0
2025年01月05日

Posted by ブクログ

乃南アサさん著『鎖(上)』の概要と感想です。音道貴子シリーズ文庫本3作目は上下巻という長編。

概要です。
音道貴子は、かつてないほどの怒りを感じていた。占い師を名乗っていた夫婦と信者らしき夫婦の四人が殺害された事件を機に組んだ相方は、一作目の滝沢と比べようもない程に音道貴子を困らせ、挙げ句に鎖の道へ追いやった。果たして音道貴子は無事に鎖を解かれる道を歩めるのだろうか。

感想です。
音道貴子シリーズは警察社会の格差に留まらず、年齢、性別、身なりや生い立ちなど、あらゆる観点で日常的に人々が抱いてしまう差別的な意識を事件という媒体で強調している作品だと改めて感じました。

という冷静なレビューで一旦は区切りまして、


☆野、舐めてんのかぁ、ごらぁ〜〜!!
この✕✕野郎が、◯◯湾に沈めてやろうかぁ?!
下巻で貴子に何かあったら△△したるけ、覚悟しときよ!!(怒)


こほんっ、下巻の感想もお楽しみに^_^

0
2024年04月19日

Posted by ブクログ

 女刑事音道貴子シリーズ第3弾。「凍える牙」で音道の相棒として活躍した滝沢刑事も登場する、上下巻合わせて800ページを超えるシリーズ最大長編。
 担当部署は全く異なるのだが、今回は捜査中に音道自身が拉致されるという事件が発生。その結果、滝沢刑事も事件に加わるという設定。
 刑事事件が起きた場合、1組2人で捜査陣は組まれるが、その相方次第で捜査の良し悪しは大きく変わるということがよく分かる。事件解決を優先すべきなのだが、やはり手柄を得て出世するということも組織の中では大切な要素になる。そのためには全ての情報を公開することも憚られる。そこの狭間で揺れる刑事の思いも描かれており、そこも本作の見どころの一つな気がする。
 上巻は事件編という感じ。解決編は下巻にて。

0
2020年06月11日

Posted by ブクログ

6本出てる音道貴子シリーズの3作目だけど、長編としては「凍える牙」以来の2作目。音道貴子は01年にNHKで天海祐希主演でドラマ化された「凍える牙」のハードなイメージがあり、この作品は少し違和感がある。16年に小池栄子主演でテレビ東京系でドラマ化されており、それは見たが、同じことを感じた気がする。原作通りだったんだ。

0
2018年03月25日

Posted by ブクログ

前作「凍える牙」は久しぶりに面白く読んだ日本のミステリー。かつ家内が音道ファンなので新刊が出ると同時に購入。
前作では大型バイクを乗り回しアクティブだった音道さんですが、今度の作品では2/3は拘束状態で、精神力で耐えるシーンの連続です。
しかし前作同様、心地よい緊張感が漂い、なかなか良く出来たミステリーと思います。

0
2017年11月10日

Posted by ブクログ

Rさま、オススメ本
まだ上巻なので感想はそこそこに。
しかし、コンビを組まされた星野がクズ。
気持ち悪くてしょうがなかった。
先が気になってしょうがなくて、時間も忘れて読んでますが、クズ男のせいで☆4つにしとく。

0
2017年10月05日

Posted by ブクログ

女刑事の代表格といえばこの人。

乃南さんが描くところの音道貴子だ。
音道シリーズの中では、この作品が一番好きだ。

刑事として、女として、そして人間として、極限まで追い込まれた中で、救いの手をひたすら待つ。そんな音道を、かつてコンビを組んだ滝沢ら、特殊犯のメンバーが探し求める。

人質となった音道側と滝沢側が交互に描かれ、緊張感を保ったまま、最後まで一気に読ませる。

0
2017年09月04日

Posted by ブクログ

女性刑事の苦悩と刑事という仕事の描写が細かいので純粋に読物として楽しめる。

主人公と組んでる相棒には本当にムカムカさせられた。

0
2017年01月30日

Posted by ブクログ

音道貴子シリーズ第二弾。今回は、上下巻の長編作品。
新たないけ好かない相棒と組んでの捜査。この相棒のお陰で、窮地に追いやられる主人公・音無。
昔の相棒、滝沢の登場によって、彼女は置かれた状況は打破されるのか?
いつの間にか、私生活でも心つながるパートナーとの出会いがあった音無貴子。
このシリーズ、発行順に読んでいこうと思います。

0
2016年12月10日

Posted by ブクログ

音道貴子シリーズ長編第二弾。この前の短編ではおひとりさまでしたが、なんと恋人ができていた。序盤、凄惨な殺人現場の後は、新しく組むことになった相棒・星野の描写が多くて読むスピードが上がらなかったけど、皇帝ペンギン滝沢が登場してからは一気でした。滝沢が貴子のことをきちんと評価し、信頼していることが嬉しくて『いい刑事です』と言い切った場面では、胸が熱くなった。それにしても、星野は本当にムカつく。乃南先生、クズ男の描写がうますぎです。

0
2016年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 「凍える牙」で音道貴子に愛着を持っていたので、最初からぐいぐい引き込まれました。
死と隣り合わせの状態で拘束されているのが心配で、下巻が気になってたまりません。
一気読みしてしまいそうです。

0
2015年11月07日

Posted by ブクログ

単行本は、4cmくらいの厚さで、読む前にちょっとびびる。
気に入っている、音道貴子のシリーズ。
銀行から2億円を引き出す二人組み、拘束され、空ろな状態の音道、という場面からはじまり、あれよあれよという間に、引き込まれていく4cm!!
いつも相方に悩まされる音道。女性であること故に余分なエネルギーを使わなくてはならない。今回の相方は、星野という年下の男。女であり刑事であることをすんなり受け止めているように見えたが、最悪の相方だった。
そして、ついに一人にされた音道は犯人に拉致されてしまう。
何故、拉致されたのかわからない音道。犯人のその行動のおかげで、殺人と架空口座引き出しの犯罪がリンクして、事件の真相が明らかになっていくのだが…。身動きが出来なず、犯人にされたレイプ未遂の出来事で、彼女の心はくじけそうになっていく。

恋人の昂一との関係が危機の中で強く出てくる。
そして、拉致のきっかけを作った仲田加恵子。かつて、探し物に関わっただけの関係から、彼女の人生と向き合うことになってしまう偶然の出来事。
また、かつての相方、滝沢の行動。そうした彼女と彼女のまわりの関係がとてつもなく面白い。彼女がつぶれないことで、元気をもらえたような気がする。

0
2015年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

音道貴子がかっこいい。
よくある、結果をぼやけさせたまま終わるような話ではなく、明確にきっちりと終わらせてくれてよかった。
事件の流れも常にこちらとあちらが分かりやすく進行して、長いお話なのにどんどん読めた。
ただ、立てこもり中のテレビで「捜査中の音道が拉致された」と報道されたときに「休暇中だったんじゃないのか!」ともう一悶着あるのかと期待してしまったのにスルーされたのが残念だった。

0
2014年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

係長の静かな怒りに驚くデカさんたちに笑いそうになり、
同じデカさんたちの仲間意識に泣きそうになり、
くそ、この本は通勤電車の中で読むのには向いていない。

このシリーズ一作目「凍える牙」は、
音道と滝沢の葛藤も、
この作品のためにあったといっても過言ではない。

(下巻に続く)

0
2013年10月04日

Posted by ブクログ

女刑事の音道貴子と相棒・中年刑事の滝沢コンビの第2弾作品。
占い師夫婦と信者が惨殺され、音道はエリート意識の強い星野とコンビに。
しかし二人は険悪になり、別行動のところ音道は誘拐される物語。

ふむふむ前半はひたすら新相棒の星野が嫌いになります。
音道さんは忍耐強いです。
でもその忍耐強さが仇となって誘拐されちゃいます。
さー!次の作品が気になってしまいます=3

音さんの忍耐強さを体感したい方にオススメの作品です。

0
2012年05月06日

Posted by ブクログ

久々の乃南アサ作品。面白かった。

ホント星野みたいなヤツ大嫌いだ。でもそういう人は世渡り上手かったりするんだよね、そこがまた嫌いなんだけど。

彼女は直子に戻れたのかな。

0
2012年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

○占い師夫婦と信者夫婦が惨殺
○特別捜査本部設置 捜査開始
○”浮世絵の出来損ない”みたいな顔した星野警部補たん
○口座解約 2億引き出し
○加恵子との遭遇
○拉致 監禁
○滝沢キタコレ

下巻へ続く

星野のだめっぷりは最高すぎるっ。
やっぱアサさんいいなあ。

0
2012年04月20日

Posted by ブクログ

音道さんが大変なことになりすぎて驚きと臨場感にドキドキしながら聞いてる。面白い本ってとにかく1日ででも聴ききちゃうな。

0
2023年09月28日

Posted by ブクログ

女刑事音道貴子シリーズ。
惨殺事件の捜査で音道貴子は、警視庁の鼻持ちならない星野警部補とコンビを組まされる。さんざんな嫌がらせを受け、ついに単独行動を取らされたとき、ある事件の被害者の女性と遭遇、いつのまにか、音道刑事は意識を失い、拉致されてしまう。

0
2022年11月27日

Posted by ブクログ

シリーズ物だった為買った一冊

音道シリーズ3作目

最初から半分くらいまでは、はっきり言ってだらだらして捜査もあまり進まずつまらなかった。

しかし主人公と相棒の仲が悪くなった辺りから急に面白くなってきた。

主人公が活躍するってより、頑張っているという印象が強い。
一作目からよんでいるが、2作目まで主人公のイメージは優しさはあるがクールでドライみたいな性格と感じていたが、今作では、人らしい弱さみたいなのが見えてきて今までと違う主人公を見れたような気がする。

それにしても相棒はクソだ。

まだ上巻。
下巻の天海がすごく楽しみになる小説でした。

0
2021年12月02日

Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
東京都下、武蔵村山市で占い師夫婦と信者が惨殺された。音道貴子は警視庁の星野とコンビを組み、捜査にあたる。ところが、この星野はエリート意識の強い、鼻持ちならぬ刑事で、貴子と常に衝突。とうとう二人は別々で捜査する険悪な事態に。占い師には架空名義で多額の預金をしていた疑いが浮上、貴子は銀行関係者を調べ始める。が、ある退職者の家で意識を失い、何者かに連れ去られる。

0
2019年11月05日

Posted by ブクログ

途中からどんどん面白くなって最後の方は一気に読んだ。久々に小説の中に取り込まれた感じがする。描写や心情の描き方がうまい。

0
2018年08月20日

Posted by ブクログ

主人公音道巡査が犯人グループから拉致されたと知った時の、警察官同士の仲間意識に感動しました。事件を追っていた時に、組んだ上司が↓だっただけに、際立っています。拉致された間、主人公が、時間と共に変わって来た自分と家族との関係や、様々な感情と向き合う部分も興味深かったです。
それにしても、下巻超300ページ。早く音道巡査を救出してください!

0
2016年09月13日

Posted by ブクログ

前半は忍耐強く読まなきゃいけなくて、星野さんには徐々にイライラさせられたけど、少しずつ事件の核心に近づいてきたところから一気に面白くなった。早く後編を読もう。

0
2012年01月03日

Posted by ブクログ

前半、星野とのやり取りのところなど、読むのにしんどいところが多かった。後半はどうなっちゃうの音道~という気持ちで・・・

星野ってやつにはイライラしどうしだ。

下巻へつづく。

0
2012年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

音道刑事シリーズ第3弾。
怪しげな占い師夫妻とその信者夫婦の計4人が惨殺される。
音道は、本庁のエリート刑事・星野とコンビを組んで捜査をする事に。
ところが、核心に迫ってきたと思われる所で、何と、音道が拉致監禁された!?
・ 星野むかつく!!
・ なぁーんだ、タッキーってば、やっぱり、音道の事、認めてるんじゃないのっ♪
  (注 : 私の中では滝沢刑事の呼び名は"タッキー"で固定)
・ 音道も、タッキーがこんなに心配してるんだから、素直に喜びなさいよ!!
…につきますね。

0
2017年01月13日

「小説」ランキング