乃南アサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
乃南アサさんて、色んなジャンルの小説書くな。
基本読むのは、ミステリーとか、SF多いんやけど…
最近、近くの古本屋が閉店になって、最後は1冊11円になって、その時に、爆買い。あらすじすら見ずに、作者だけで…
失敗しても、この値段なんで(^^;;
さて本題。
マエ持ち女二人組シリーズ第1弾!
前科持ちの女二人が日陰で生きる。
そら、勤めを果たしたとはいえ、刑務所入ってたなんて、言いたくないし、聞いたら線引きする人もいると思う。
「気にするな!」と言われてもね。
それぞれ、支え合いながら生きていく。やはり、人は、自身だけより、誰かと共に生きた方が楽しい。
もう過去は消せないので、前向いて未来に向か -
Posted by ブクログ
ネタバレ下町で新しい人生を始める芭子さんの物語。服役期間と同じ期間をかけひっそりと社会に順応しようとしている姿が切ない。一線を越えてしまった「自分」が許せないのでしょうか?「過去」が圧しかかっているのでしょうか?犯罪者という、罪と罰。
ただ、綾香さんとの生活の中で、「一人の人間として、誰に頼ることなく、一方で、地域にとけ込んで生きていくこと考えなさい。良い隣人を持てば、あなたがたの人生だって、きっとやり直しがきく。」その姿に応援している自分を見つける。
ぜひ、続きが見たい。
印象的なフレーズ:
★ほどほどということを知り、誘惑からも、犯罪からもするりと上手に逃げれるものだ。それが出来なかった愚か者だけ -
Posted by ブクログ
90年代前半、つまり平成初期のバブルピークと思わしき東京が舞台。現在から約30年前、つまりちょうど1世代前の話。
携帯はあるがポケベルもまだ現役。ローバーの乗用車が高級車として販売されている。水商売の女性はタバコを吸い、飲酒運転も一般的。インターネットはなく、メジャーなプロスポーツはプロ野球と大相撲。30代半ばから40前後の主要登場人物は1955年〜60年ごろに生まれている模様。PCは存在しているが、30代以降のおっさんにとっては面倒なものの模様。東品川と鮫洲の間のシナネンのゴルフ練習場がマンションになる前の時代。
インターネットと携帯の普及によって、情報伝播の経路や、仕事の進め方がこんな -
Posted by ブクログ
女刑事音道貴子シリーズ第6弾。「凍える牙」「鎖」に続くシリーズ3作目の長編。
今回は再び音道刑事と滝沢刑事がタッグを組み、事件捜査に当たることになった。
前2作は割と短期間の展開だったのでストーリー自体がスリリングな様相を呈していたが、本作は事件の内容上、割とゆっくりとした展開になっている。それだけにお互いが今までどのように思ってきたのかも描かれており、信頼関係を垣間見ることができる。
上巻はあまり進展しない事件捜査について描かれているが、最後に音道がフッと思いつきを口にする。そこから一気に進展する予感をさせたところで下巻に引き継がれている。