乃南アサのレビュー一覧

  • ヴァンサンカンまでに

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    殺人事件が起こるのかと思ったら何も起きなかった・・・。
    主人公の24歳OLは会社の上司と不倫しながら、良物件の同僚と結婚前提の付き合いを始めるが、実はこの同僚がたいしたことのない男で、上司との不倫も終わり、同僚とも別れ、結局この一年半なんだったんだろう・・・という話です。

    一番の被害者は殺されちゃったペットの亀だよ!
    途中から殺すんじゃないかってずっとハラハラして、やっぱり殺しちゃってすごくもやもやする。しかも箱につめて放置して殺すって・・・

    この人の書く話はすごくリアルで、バブルの頃の話が多いけど面白いです。

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    2015年06月21日
  • ヴァンサンカンまでに

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    昔はこういう「女」って感じの、いわゆる大人の恋愛してますよ、っていうの苦手だったけど、今はなぜか楽しく読めるようになってしまった。

    やっぱり、ハッピーエンドはあり得ないよね。
    殺人事件から始まるミステリを期待したけど、そういうわけじゃなかった。
    これはこれで面白かったけど、乃南さんはミステリが好きだなあ。

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    2015年06月15日
  • 晩鐘〈下〉 新装版

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    201506切ない…(´-ω-`)
    不幸な家は不幸な連鎖が続くというわけで、貧困家庭のこどもはまた貧困になるっていう図式と似てるような気がする。

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    2015年06月07日
  • 5年目の魔女

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    乃南アサの5年目の魔女を読みました。
    これも怖い小説で、覗いてはいけない女の人の怖さを垣間見てしまったような怖さがあります。 初めは主人公が被害者なのですが、物語が進んでいくと実はそうばかりとも言えなかったということが わかってきます。

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    2015年06月05日
  • トゥインクル・ボーイ

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     こんな子供がいたら面白いもしくは怖いかなと思うけどふつういない。
     初期の作品な感じはぬぐえないかな。

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    2015年06月03日
  • 火のみち(上)

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    ネタバレ

    上下巻の感想。
    下巻でまさかソッチに行くとは。てっきり順風満帆な生活が過去の犯歴によって崩れていくと勝手に予想していたので、汝窯にのめりこんでそのままとは。これいかに。
    内容自体は面白く、読みごたえがある。
    ただ、私の好きな乃南作品は女性が主人公である時が多いから、これはイチオシとはいかないかな。

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    2015年05月25日
  • 不発弾

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     それなりに読み進めたくなるが、数年後に再度読み返してみて覚えている自信がない。
     短編の宿命かなあと思う作品集。

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    2015年05月25日
  • 悪魔の羽根

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    短編集。

    どん伝返し感が面白かった。電車の中で思わず「えっ!」と言ったり、笑ってしまうことがしばしば。

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    2015年05月12日
  • 幸福な朝食

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    乃南さんの作品にしては深みが足りないような気がするが、デビュー作でこのできは流石。
    単なる狂気ではない、深い孤独が感じられる、女性だからこそ描ける作品では。読んだ感想も男性と女性では違う気がする。

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    2015年04月15日
  • 涙(下)

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    結果が見え見えなものを追いかけて読み込む作業はしんどかったかな。
    ひとつの偶然から歯車が狂っていくことはあるかもしれないけれど、
    このお話は
    誰も救われない。
    虚しさだけが去来した。

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    2015年04月02日
  • 涙(上)

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    プロローグでネタバレも甚だしい。
    もってまわったようなすれ違い、伸ばし伸ばしのテイで上巻は終了。
    見えている結論追いかけながら読み進めるのは心苦しいが
    そこは乃南さんの文章力。下巻はもう少し手応えがあるといいのだけど。

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    2015年04月01日
  • 家族趣味

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    気持ち悪い。但し最近はこういった後味の悪いサスペンスやミステリーを読む率が多くなっている。
    ドロドロとした暗い人間関係。いやまあ根がそういうものだって知らしめるには良い作品のようだ。
    女性作家の作品はこういうところが恐ろしい。
    ミステリーとサスペンスの違いってなんだろうな。

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    2015年03月27日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    70年代前後の刑事もの。
    ネットやメールや携帯電話もない時代で起こる事件。
    逆に新鮮に感じた。
    たまにはこういうのもいいね。

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    2015年03月15日
  • 団欒

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     例えば「恐ろしく潔癖な家族の中に、一人だけそれを守れない父親がいたら……」など、変わった家族を題材にした物語の短編集。
    「適度に」という言葉が付けばどれもおかしくないのだが、極端すぎると相当変になるのは面白いが、結論を急ぎ過ぎて、無理がある作品が多いように思う。

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    2015年03月10日
  • ウツボカズラの夢

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    ネタバレ

    長野の家を追い出され、亡くなった母の親戚を頼って上京。
    田舎しか知らない未芙由にとって東京は輝いて見えた。
    渋谷に近い閑静な住宅街にあるおばさんの豪邸に住み込み、家の手伝いをするうち、未芙由の中にその家で幸せをつかみたいという野心が芽生え始める。ところがそんなことはおくびにも出さない。読者にさえそれを気づかせない。優しいおばさんを裏切って、ダンナさんと関係を持ち、同時に息子とも関係し、表向きは地味で欲のない女を装っている。したたかだわ。
     家族がみんな好き勝手して、家の中が寒々しく、しまいにはおばさん、ダンナさん、娘と一気に家を出ていってしまい、好条件がそろったところで慎重にことを運び、ついに

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    2015年03月01日
  • 駆けこみ交番

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    『ボクの町』の警官見習い高木聖大が、晴れておまわりさんとして等々力不動前交番に勤務するようになった。
    とどろきセブンのメンバーたちは、ドラマにもなった「三匹のおっさん」を思い出させる。
    のんびりと読める作品

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    2015年06月13日
  • すれ違う背中を

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    二人の女が世間との関わりを出来るだけ避け、罪を償ってもなお、世間に気兼ねをして健気生きていく様は、哀れです。

    でも、夢を見つけて頑張っている二人には、応援したいです。

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    2015年02月23日
  • 涙(上)

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    はっきり言えばよくあるパターン。
    でも厚いのに、グイグイと私を読ませたのは乃南氏の才能。それと時代背景が自分にとって、とても興味があったからかなぁ~。
    本書は1964年から始まります。東京オリンピックが行なわれた年で東京は近代的に整備され、日本国民が浮かれている時。
    本書が面白かったのは時代背景ばかりではありませんよ~もちろん。
    婚約者に失踪された主人公・萄子の追跡劇なのですが、日本のアチコチへと飛びます。
    それにラストの書かれ方に希望が持てます。
    乃南氏の作品をついつい読んじゃうのもそのせいかも。
    「再生」でもそうでしたが、人生悪いことばっかりじゃないんだから、がんばれ!みたいな乃南氏のメッ

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    2015年02月18日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    各話、事件までの犯人たち、捜査、事情聴取のやり取り、の3ステップで描かれている。
    昭和の要素も随所に盛り込まれて、派手さはないけど、どこか懐かしい心地いい作品。

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    2015年02月11日
  • 不発弾

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    ネタバレ

     乃南アサさんの本は久しぶりです。
     この作者さんは、私に強い影響を与えた一人だったと思います。今もその本を読んだときの衝撃は忘れてないし、これからも一生忘れない。

     さて、そんな個人的感慨はさておき。
     この本の内容について簡単に説明すると、短編集でした。
     表題作は、家族に対して不満を漏らすこともなく、父親として「こうあろう」と思っていたことをしっかり守っていた父親に対して、思春期を迎えた子供を始め、妻までも当たりがきつくなり、男の人が爆発し切れないモヤモヤを抱えたまま、最後には家を飛び出してしまう話です。

     なんというか、私は娘で。
     まだ母にはなったことがなくて、また、母にしかなれ

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    2014年12月26日