乃南アサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
妬み、嫉みという単語がしっくり来る話を集めた短編集。
後味悪い結末、バッドエンドな話がほとんどだけど「はなの便り」「ハイビスカスの森」はハッピーエンドだった(=´∀`)!
まぁどちらともサスペンス調の話である事には違いないんですが…w
普通の日常から一転、みたいな描き方も好きだし巧いと思うんですが、続けて読むと同じような話が続く感があり少し食傷気味に(^^;;
少しづつ読めばいいんだけど、ついつい一気に読んじゃったよ(苦笑)
「最後の花束」を最初に読んだ時はそんなに共感しなかったんだけど、16才の僕の絵梨佳への気持ちが切ない。
てっきり婚約者が僕かと思ったよ… -
Posted by ブクログ
全体に日常の香りがして、ミセス雑誌に載せるに相応しい内容だった。
全然完璧じゃない主人公たち。雑誌に出てくるような、美しく快活でお洒落で中身まで出来上がっているかのような人物じゃない。
不器用で欠点があって少なからず自分が大切でしかたがない、読者と変わらない人たち。
しかし、主人公たちは、しっかりと、その土地土地の自然から、何かを学ぼうとし、得ようとする。それがストレートにプラスなものでなくとも、回り回って主人公たちに学びや気付きを与える。
この12の物語から、自然やその土地に根付く風土や空気の尊さ、大切さを知る。
この方の本を初めて読んだけれど、風景描写が穏やかで、サスペンスな