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Posted by ブクログ 2023年06月19日
長編風紋の続編。こちらも長編でしたが、のめり込んですいすい読めました。内容は重く、自分が
知らないだけで、現実に有り得る内容で、深く考えさせられました。最初から影のある少年大輔、彼の言動からずっと嫌悪感を持って読んでいましたが、最後の最後、数ページで大輔はまだたったの12年しか生きていない子供だった...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月18日
やっぱり乃南アサさんの長編大作は素晴らしい。
本当に読んでる時間が楽しくて、終わってしまうのが
悲しくて寂しくて。
なのに、先を読まないといられない。
殺人事件の被害者と加害者の家族たち。
その7年後が描かれている「晩鐘」
最後の下巻です。
被害者側の真裕子が新しい家族ともうまくいきだし、
「風...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月22日
Rさまオススメ本最終巻
こんなに哀しい話があるかという感じでした。
真裕子を中心に読み進めていたので、最後の方は少し嬉しい気持ちになっていたのですが、
やはり大輔を忘れてはいけないのだなと。
あまりに悲しかった。
こういう風にしかなれなかったのかなぁと。
ほんとにものすごく読みごたえのある作品で...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月20日
まさにたった今読み終わりました。今はただ呆然としているのみ。風紋の続編とは知らずに手に取りましたが、またすごい小説に出会ってしまいました。最も可哀想な運命だったのは怖しげな子どもだったとは。最後の3つのありがとうがあまりに悲しすぎる。もう一方の明るい兆しも全て吹き飛ばし、凍りつかせてしまうようなこの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月21日
風紋から7年後、加害者と被害者の家族のその後を描いた名作。
母を殺された真裕子。新聞記者・建部。父が殺人者となった大輔。それぞれの人生は途方もない道筋を辿っていく。
レビューをわけていない為、3冊通した後の感想をわけて掲載する。
自身の作品で、衝撃的な殺人事件を加害者、被害者の立場から表現した作...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月11日
被害者遺族だった真裕子が少しずつ幸せへと向かう中、
加害者の家族はどんどん不幸の方へと向かっていく。
結果、主婦殺しの高校教師は、
その息子の姿を持って己の罪深さを、心底悔いるのだが、
それは何ともつらい結末でした。
加害者家族も、被害者家族も、
どちらの家族もある意味、事件の被害者であり、
それ...続きを読む
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