乃南アサのレビュー一覧

  • チーム・オベリベリ (下)

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    上巻で一向に開拓が進まず、良い展開にならないので下巻に期待していたものの、結局苦境を脱しないまま、終わってしまった。
    苦しい中でも心を強く持って生きようとするヒロインのリアルな姿を描くという意味では、これもアリだったのかもしれない。
    けれども、もう少し読者をホッとさせる展開があっても良かったのになと思った。

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    2022年08月12日
  • 水曜日の凱歌(新潮文庫)

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    超絶久しぶりの乃南アサ作品。面白いんだけど、僕この人の文章あまり得意でない、と言うことを今さらながら思い出した。この人の作品には「涙」で出会い、あれは傑作で一気読みしたけど、その頃から文章は肌に合わなかったんだな。その後数作品読んだけど、その後しばらく離れてた。エッセイの「美麗島紀行」も同じ台湾を愛するものとして楽しく読んだけど、ちょっと違うな感は有ったし。今回隔離期間用に2冊手に入れてきてこれが一冊目、さあどうするかなあ。面白くない、と言うことではなく個人のテイストだけの話なんだけどね。

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    2022年08月06日
  • それは秘密の(新潮文庫)

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    シワ取りの費用とかおカネがいるので、前の夫の所に無心に来る元妻、男女の感情秘密にしていた所も多々有るどこでも有りそうな日常が面白い。

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    2022年07月29日
  • ニサッタ、ニサッタ(下)

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    ネタバレ

    耕平は何やっても言い訳ばかり、多分正社員にはなれないだろうなと思ってたらまさかの交通事故で心も体もボロボロ。どうやって立ち直るのか心配だった。でも昔は優しいおばあちゃんっ子だったんだろう事とか、不正に立ち向う正義感がある事が彼を救ったんだと思う。

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    2022年07月18日
  • いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)

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    人間のエゴみたいなものがぐっと詰まった短編集。
    『いっちみち』以外はちょっと怖いけど『団欒』は現実離れし過ぎててブラックユーモアたっぷりかな

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    2022年07月17日
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    貴子の心の表現が乃南アサさんらしくて良かったが、鎖に繋がれてからの人質のところが長くて、もっとテンポ良く展開してたら楽しく読めたかな。

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    2022年07月16日
  • 水曜日の凱歌(新潮文庫)

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    昔は、外人に体を売らなきゃいけない人がたくさんいたんだ…それをパンパンと呼ばれ…こういう時代があったこともちゃんと知っておかなきゃいけない。

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    2022年07月08日
  • 女刑事音道貴子 嗤う闇

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     東京の西部、立川分駐所で勤務してた音道貴子巡査は、巡査部長に昇進し、東京東部、墨田川東署に異動、所轄署勤務に。ストーカーやレイプの事件を取り扱う。全くダメな東大でのキャリア(警部補)がお客様気分で勤務。こんなキャリアが県警本部長などになったら、部下は大変です! 乃南アサ「嗤う闇」、2006.11発行。連作短編4話が収録されています。

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    2022年06月17日
  • 水曜日の凱歌(新潮文庫)

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    戦後母と14歳の娘が生き抜くお話でした。
    終戦までは男達が 国外に出て 戦い
    戦後は女性達が 国内で戦った話です。

    戦時中は 夫や息子を差し出し
    終戦後は 妻や娘を手放さねばならなくなった
    多くの日本の人達
    何の為の戦争だったのだろうか?

    戦時中は アメリカに対してのすごい嫌悪を現していたのに
    戦後手のひらを返したように GHQなどに擦り寄っていく人々。

    心が豊かになる10代の主人公が
    戦争の恐怖 戦後の混乱、
    占領下でも 生きていくには 
    あきらめと いえるような 生き方をするしかなかった。

    少女から大人になっていく
    過程でこのような状況になってしまった主人公ですが
    終わりの方には 

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    2022年06月11日
  • 女刑事音道貴子 花散る頃の殺人

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     乃南アサさんと言えば、音道貴子。「凍える牙」など6冊のシリーズが。なんとなく再読したくなりましたw。「女刑事音道貴子 花散る頃の殺人」、シリーズ№2、2001.8発行(文庫)、6つの短編が収録。あなたの匂い、冬の軋み、花散る頃の殺人、長夜、茶碗酒、雛の夜 の6話。埼玉の浦和に実家、今は杉並(後に吉祥寺)のマンションに住む音道貴子、32歳。XJR1200を乗り回すいい女です。皇帝ペンギンの滝沢は時々、顔を出しています。

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    2022年06月08日
  • 女刑事音道貴子 未練

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    2022/5/26

    全編通して様々な「未練」を感じられた。
    「聖夜までに」は胸が苦しくなる場面が多かった。

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    2022年05月27日
  • 躯 KARADA

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    乃南アサさんの短編は初めてでした。どれもちょっと怖い、それからクスッと笑う場面があったりと、どの話も良かったです。臍の整形にのめり込む主人公の気持ちの描写が良かったです。

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    2022年05月16日
  • 女刑事音道貴子 未練

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    読みやすい短編集。
    警察という組織に属しているが、一人の女性“音道貴子”として、事件と向き合う姿が描かれていて面白いです。

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    2022年05月13日
  • 地のはてから(下)

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    方言での読み方が最初戸惑ったが、読み進むうちに慣れた。知床、カムイワッカの滝等にはバイクで1985年に行ったが、あの辺が大正時代からの開拓で苦労したのは初耳でした。大正時代から昭和、戦争を経て苦労続きだが、子宝に恵まれどちらかといえばハッピーエンドで良かったです。

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    2022年05月10日
  • いちばん長い夜に

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    1巻目がとても優しい小説で、2巻目もそれを期待して読んだ。その概念は踏襲されているが、東日本大震災の渦に巻かれてしまい、それが非常に細かく描かれているところがなんとも強い印象を残してくれた。
    巻末の解説に、それは作者自身の体験であることが綴られているので納得。
    ただそれが起こったがゆえで、前半で起こっていたちょっとした事件について少し中途半端になってしまっているかもしれない。

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    2022年05月07日
  • それは秘密の(新潮文庫)

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    だいたいが少し前向きな終わり方で良かった。
    好きなのは「内緒」と「ピンポン」かな。
    このあともいつまでもお互いにびっくりしあえればとても良い。

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    2022年04月27日
  • 六月の雪

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    祖母の産まれ故郷 台湾へ向かった主人公。

    初めて知った台湾の過去。そして現在。
    そこで出会った人々。

    暖かい思い、つらい思い。そして別れ

    それでも前へ進もうとする主人公を応援したくなる

    私自身、台湾のことをまったく知らなかったけれど
    訪れてみたくなる1冊でした。

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    2022年04月21日
  • 暗鬼

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    ネタバレ

    嫁ぎにいった1人の女性がそこの家族に洗脳、支配されるまでの話。

    いつも明るく良心的な家族。9人もいる家族は誰一人としていじの悪い人がいない。そういう所から始まるが、氷屋家族の死亡と家族が関係あるかもしれないことを知った主人公が徐々にこの家族はおかしいと思いはじめる。

    歩けないといっていたおおおばあちゃんが歩けていたり、話せないと言っていたおじいちゃんが話せていたり。家族同士が異常なほどに濃密すぎていたり。

    結局は主人公も家族に飲み込まれて最後はとにかく気持ち悪い。

    おじいちゃんおばあちゃんと思っていたのは兄弟でお母さんお父さんと思っていたのも兄弟で
    とにかくこの一家の血を強く信じている

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    2022年04月14日
  • 自白 刑事・土門功太朗

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    昭和の事件や出来事が時系列に並んで、ノスタルジックに読み進みました。特にミステリーというわけでもなく、淡々と昭和という時代の警察小説でした。

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    2022年04月09日
  • 六月の雪

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    台湾について私も主人公の未来と同じ程度しか知らなかった。台湾にいつかは行きたい!と思える小説。特に台南。

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    2022年04月08日