【感想・ネタバレ】いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)のレビュー

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ほとんど、結末はどこかで読んだようなオチなんだけど、安定した読ませる。最新のいっちみちはいまいちかな。偶然が出来過ぎ。

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2024年05月19日

ネタバレ 購入済み

イヤミス

表題作のみほのぼの系だったが、後はイヤミスばかり。団欒は奇妙な家族の団結が笑えたけど、ラストのオチにヒヤリとした。

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2023年03月26日

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短編集で、いっちみち以外のお話は他で読んだことのあるお話で、20年近く前に書かれたものが多かったですが、どれも面白かったです。
いっちみちは、最後に少し幸せな気持ちになれるお話です。その他は不思議なものや、コワッというお話でした。

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2022年07月30日

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短編の名手。もちろん長編も優れてるけど。日常の中に狂気を描くのも上手だ。ホラーと読むもコメディと読むも読者次第と思わせる。他の文庫本で既読のものもあったが時代遅れ感はない。『いっちみち』最初はつらい内容だったけどいい話です。主人公の女性は強くてすてき。

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2021年12月05日

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表題作、いっちみちはコロナ禍だからなしえた帰郷でのドラマ。ラストが良かった。
それ以外は少し怖いので注意。
私は「青い手」は怖い昔話系で好みでした。

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2021年07月05日

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 久しぶりに乃南さんの作品を読みました。「いっちみち」、2021.3発行、短編8話、傑作を選び編集したものです。タイトルの「いっちみち」は読み応えのあるラブストーリー、面白かったです。「ルール」「青い手」「4°Cの恋」「夕がすみ」は乃南さんならではの気持ち悪いというか、怖い話。「青い夜の底で」「他人の背広」「団欒」は面白くなかったです。

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2021年05月11日

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いっちみち/ルール/青い手/4℃の恋/夕がすみ/
青い夜の底で/他人の背広/団欒

いろんな事があったとさ、今の私になるために
いろんな事があったのさ、今日の私になるために
いろんな事があって、明日の私ができるのさ

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2021年04月11日

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2024.05.09
コロナ禍を反映した「いっちみち」をはじめとする短編集。
前記表題作と「青い手」が印象的。特に「青い手」はあえて書かないことで余韻を残している。

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2024年05月09日

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 1998年から2020年にかけて書かれた乃南アサさんの短編小説アンソロジー。
 最初の作品は普通小説っぽくて、意外とそういう作品が並んでいるのかと思い油断して読んでいると、いきなりホラー小説みたくなったり、ミステリっぽくなったり、なかなか多彩である。読み始めた時はどんな作品なのか分からないので、読んでみてのお楽しみ、というスリルがあった。
 しかし、私はこの本に対してちょっと申し訳ないことをした。途中から、ヘンリー・ジェイムズの短編集と同時に、つまりかわりばんこに読んだのである。そうしてしまうと、ジェイムズ作品の文章の味わい深さ、物語世界の(心理的な)深さが際立ってしまい、そうすると本書の諸作はあまりにも薄っぺらく見えてしまうのだ。特に文章は読み安すぎて、音も無く流れ去っていく感じだ。この辺はもう、芸術としての格の違いとしか言いようがない。
 そんな比較をしてしまうとかわいそうだが、本書の短編は、現在の日本のエンタメ系作家が書いたものとしてじゅうぶんなレベルに達していると思う。悪くはない。

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2022年09月28日

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人間や家族の怖さを描いた短編集

表題のもの以外は、ヒタヒタと怖くなるような作品。
怖いし気持ち悪いけど、こういう事って確かにありそうと
思わせてしまう。

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2022年08月15日

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人間のエゴみたいなものがぐっと詰まった短編集。
『いっちみち』以外はちょっと怖いけど『団欒』は現実離れし過ぎててブラックユーモアたっぷりかな

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2022年07月17日

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表題の「いっちみち」は新しい作品だったし
面白かったが他のちょっと古めなものは
ぞっとする雰囲気は良かったが
まぁ、既視感のあるようなものが
多かったような気がする。

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2021年11月11日

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いっちみちは、最後良い終わりだが、その他はブラックな話だった。
一つ一つの話は良く出来てるが、今の気分がブラックの話を求めてなかったので、ちょっと面食らった。

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2021年10月29日

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人間の弱さや薄暗い面にスポットが当たっている様な、そして不気味さを感じる様な話の数々。
久しぶりに故郷を訪れるタイトルの話が良かったかな。

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2021年09月12日

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 家族をテーマにした短編を中心に8編収録。
 心温まる物語もありますが、今回は背筋がちょっとゾクっとするお話が多め。
 どちらかというとイヤミスの女王と呼ばれていた頃の湊かなえさんを思い出しました。

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2021年08月11日

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「いっちみち」は最後が「よかったなぁ」と思える終わりかただった。その他の短編集は、世にも奇妙な物語みたいな感じ。後味はよくなかった。

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2021年07月21日

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表題作「いっちみち」だけが、じんわりと心温まる物語で、そんな感じの短編小説かと思いきや、それ以外は怖い。一見どこにでもありそうな家族の、うっすらと狂気じみたストーリーの連続だった。想像していた家族ものとは違っていたけど、どの話もサクサクと読みやすく面白かった。
青い手、が地味に1番怖かった。

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2021年06月11日

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