【感想・ネタバレ】いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

家族が起こした不祥事で故郷を離れ、コロナ禍のなか帰郷した女性。父と離婚した母の実家で、家業の秘密を知った息子。両親を事故で失い、我が家にやってきた不思議な従妹。わかりあえると思ったら遠ざかる。温かいのに怖い。恋があって、愛があって家族になったはずなのにーー。「人間」という最大のミステリーを描き続けてきた作家による、傑作短編を精選した文庫オリジナルアンソロジー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルの短編、いっちみちだけ風合が違うが他の作品は家族もの。
青い手のお香の原料は結局何か、読み解けず。湿った耳垢を持つ男性を保存するのか?
ルールにがんじがらめになってゆく家族、青い夜の底での女性ファンの狂いっぷり、団欒の一家団欒というか一家団結も全部薄気味悪い。
安定して読める短編集。

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2025年05月06日

ネタバレ 購入済み

イヤミス

表題作のみほのぼの系だったが、後はイヤミスばかり。団欒は奇妙な家族の団結が笑えたけど、ラストのオチにヒヤリとした。

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2023年03月26日

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