桜木紫乃のレビュー一覧

  • ふたりぐらし(新潮文庫)

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    最初の数編がすごく良かったです。どうしてこんな心のひだを言葉にできるのだろうと感動しました。次第にその緊張感も薄れてしまいましたが満足のいく読書でした。ただ、性的な描写って必要なのでしょうか?

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    2023年12月09日
  • 二周目の恋

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    「最悪よりは平凡」島本理生
    「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
    「カーマンライン」一穂ミチ
    「道具屋筋の旅立ち」遠田潤子

    このあたりが特に好きだった!
    色々なmatured kinds of loveで、飽きずにサクサク読めました!

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    2023年12月04日
  • 彼女たち

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     これは、とても丁寧な作り方をされている本だなと感じられ、単行本サイズの広々とスペースを取った写真と、メッセージとも受け取れる、一ページ毎に間隔を空けた、少ない文体で手軽に読める短篇小説とのバランスも絶妙な、桜木紫乃さんにとって、『Our Stories』な物語は、今を精一杯生きている、そんな『彼女たち』に贈る、新たな視点をそっと教えてくれるフォトストーリーです。


    『なつかしいものなんて、ひとつもないの』

    『だまって言うことをきいていたら、胸が苦しくなってくる。
    本音と建前が透けて見えるのは、つらいんだ』

     三つある内の、一つ目の物語は、誰も彼女の心の中に興味の無い環境で暮らしてきた、

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    2023年12月03日
  • ワン・モア

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    ネタバレ

    桜木紫乃作品にしては暗い重い気持ちにならずに、読後はあったかい気持ちになった。
    短編だけど登場人物がみんな繋がっているタイプで、そこは桜木紫乃さんらしいなぁと。
    「おでん」の終わり方は、ああこれ店長の自信のなさ、自分が傷つきたくないから押せないってことでしょ?ってがっかりしたのに、最後に夫婦になっててウルッとした。
    赤沢さんに会う時になぜか結婚指輪をしちゃう寿美子の気持ちはわからなかったけど、それを会った途端に絆創膏で隠しちゃうとことか、赤沢さんががっかりしちゃうとこ、否定しないとこに胸が苦しくなった。こちらも最後幸せでよかった…。

    登場人物の関係性を書き出して整理したいな。笑

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    2023年11月30日
  • 彼女たち

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    癒されたい、孤独を感じる、イライラする…心の操作不全に陥った時に読みたい一冊。頁を捲ると妙に落ち着く。ミルクコーヒー片手に、言葉を想像し、ボ~ッと写真を眺めて心をリセット。

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    2023年11月28日
  • 二周目の恋

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    「最悪よりは平凡」島本理生
    顔は平凡だけど体がグラビアアイドルなみの魔美は、こんな名前をつける親に育てられたという心の傷と、しょっちゅう男性から誘いをかけられる体質。彼女にとっての幸せな恋愛は?
    「深夜のスパチュラ」綿矢りさ
    大学生の可那は気になっている男の子に手作りチョコ前日に思いつきあげようとするけど、料理スキルなく、買い物から四苦八苦。オチ秀逸だった。
    「フェイクファー」波木銅
    主に着ぐるみ作る手芸サークルに入っていた男子の回想。仲間が一人死んだという連絡入る。
    「カーマンライン」一穂ミチ
    私が五歳の時、母は父と死に別れたアメリカから日本に戻ってきた。双子のケントをアメリカの、父の実家に

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    2023年11月20日
  • 二周目の恋

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    短編アンソロジー作品。大人な内容でした。恋にも色々なカタチや想いや愛情がある。作家さん達の個性や魅力が溢れていました。

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    2023年11月14日
  • 二周目の恋

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    二周目とタイトルにつくように、どこか恋に対して諦めや達観などの感情を読みとれてもどかしい気分になることが多かった。二十代後半ぐらいになってからもう一回読んでみたい話。

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    2023年11月12日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    誰かと旅に出ると、非日常の中で会話が弾んだり思っても見ない事が言えたりもするのかなぁと思いながら読み進めた。
    九州に住んでいると、あの列車に乗って眺める風景は、遠い昔に通学や通勤で乗っていた列車から眺めるそれとは違うものなのか確かめたい気もする。

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    2023年11月04日
  • 家族じまい

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     桜木さんならではの安定の暗さと救われない感じを堪能できました。

     各章の主人公のその後が、あとの章で、少しずつ分かるのもリアルでした。
     遠くない未来、私も考えなくてはいけない事として勉強にもなりました。

     また桜木さん作品を読みたくなりました。

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    2023年11月01日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    豪華寝台列車にまつわる短編集。
    寝台列車の紹介も少し含みつつ、その実、内容的には旅とそれぞれの人生が描かれている。
    なので風光明媚な描写とかではなく、結構な確率で同行人が予定の人と違ってたり伴侶がお亡くなりになってたりしている(ご時世もあってかある事情で乗車すらしてないのもある)。
    三浦しをんさん目当てだったけど、色々な方の寄稿が読めてよかった。

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    2023年10月21日
  • 光まで5分

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    流される。流れる。
    繋がりとは。
    ここは竜宮城?光は遠いの?
    光って何?
    世界が変わって見える桜木ワールド。
    おもしろい。

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    2023年10月10日
  • 蛇行する月

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    「ホテルローヤル」と同じ連作短編集ということで期待。6編どれも良かった。自分が善い人になった気がする一瞬があっただけでも読んだ甲斐がありました。

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    2023年09月29日
  • 砂上

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    桜木紫乃の世界でした。
    初めは、この本はどうかな?的な感じでしたが、引き込まれて行きました。
    母ミオ、娘令央、令央の姉妹として育った美利の親子が織りなす物語でした。女編集者の乙三が良い感じ。

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    2023年09月07日
  • 風葬

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    釧路で書道教室を開く篠塚夏紀は、出生の謎をとくために根室へ向かう。

    桜木紫乃らしさ満点です。
    結構パワフルな展開でした。

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    2023年09月01日
  • 砂上

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    地元だからこの辺かな、あの辺かな、と想像するのが楽しかった。
    ただ読み終わる頃には偶然だけど似たようなことが自身にも起きていて、読み返すのは少しつらい。
    数十年後、自分はこの作品をどう思うかもう一度読み返してみたい。きっと感想が違う気がする。

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    2023年08月23日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    帯は、
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    あなたなら、
    この旅に誰と出かけますかーー?
    豪華寝台列車「ななつ星」をテーマに
    7人の人気作家が紡ぐ「旅と人生」
    -------------------------
    小説5編と随想2編が収められています。

    表紙の暗闇のなかの流れ星と、
    車窓から漏れる灯りが素敵で。

    以前、文学YouTuberの寝台列車のなかでひたすら読書する動画を見たことがありますが、列車とか旅は非日常感があってドキドキワクワクしますね。

    列車をテーマにしても、オーソドックス(私の中では熟年夫婦やカップル)な物語だけでなく、友情や幽霊が出たり、感染症の流行で乗

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    2023年08月20日
  • 硝子の葦(新潮文庫)

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    暗くてひんやりしていて怖い。
    でも引き込まれてしまった。
    登場人物の不気味さとリアリティがすごくて、特にまゆみちゃんが怖かった。
    自分の周りに現れてほしくないなと思ってしまった。

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    2023年08月15日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    アンソロジー。
    どの作品も いいな、と思えた。ほのぼのだったりしみじみだったり。

    中でも特にいいなと思えたのは、恩田陸の作品だった。とても、素敵だと思う。

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    2023年08月07日
  • 風葬

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    話しがどう絡まっていくのだろうと思いながら読み進むと「そうかあ」と。舞台が道北であることやノワールというけれど、やっぱり馳星周辺りとは違うんだなあ、って。当たり前か。

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    2023年08月03日