あらすじ
北海道の東の街から流れ流れて沖縄にやってきたツキヨは、那覇の路地裏にある「竜宮城」という店で体を売っていた。奥歯の痛みがきっかけで知り合った元歯科医の万次郎、その同居人のヒロキと意気投合し、タトゥーハウス「暗い日曜日」に転がり込んだツキヨに、ふたりを知るらしい南原という男が接触してきて――。直木賞作家が沖縄を舞台に描く挑戦作!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
流されて竜宮城。 ツキヨがいるのは、幸せや希望の光が届かない海の底。 「どんつき」まで来てしまった人は暴力とお金の支配に無抵抗。 共感や救いなんて、初めから終わりまで一切ない。 それでも、玉手箱の煙を吸えば月夜の光を浴びるまで5分とかからない。
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桜木ワールドの作品である。裏の世界、落ちぶれた人間の世界を描く作家と言ったら、桜木氏という感じの作品だ。どんな世界にも、そしてどんな人にも、その人なりの救いはある。
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桜木紫乃さんの小説には、いつも影がないように感じる。影がないということは光がないということ。光まで5分、私には果てしなく遠く感じました。
桜木紫乃さんは北海道を舞台にした小説が多いけど、今回は沖縄が舞台。いつもと少し違うかな?と思って読み進めていた、やっぱり桜木紫乃さんでした。桜木紫乃さんの小説を読んで頭の中で想像する映像は、全体に影がかかっている感じ。見えない影を描いている。
Posted by ブクログ
インスタで読書感想の投稿に惹かれて購入。
エモさを期待しすぎて、期待値は超えられず。
でも終始、夏の気だるさのような空気感は好きだった。
蛇にピアスが好きな人は好きだと思う。