森博嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森博嗣という人間の考え方を垣間見ることのできる作品。
同時に, 今まで彼の小説を読んできて, 「森博嗣の死生観に触れた気がした…, 森博嗣っぽい…」などなど感想に書いてきたが, 非常に的外れで恥ずかしいということに気付かされる。森博嗣という人はどこまでも私からは離れた思考回路の人間なのだと感じた。気持ちが良い位スパッと割り切った考え方をしていて, 共感できることも少なくないし, なるほどそう考える人もいるのねと「はっ!」とさせられることもある。
小説ではない森博嗣のこの世界観, 個人的には好きなので次のシリーズもチャレンジする予定です。
以下備忘録。
*不満を持っている方が, 満足しているよ -
Posted by ブクログ
「客観的に考える」ないし「抽象的に考える」ということについて、著者自身がふだんから心がけていることを紹介しながら、自分で考えるための方法を読者に向けて語っている本です。
けっして語り口はむずかしくないのですが、著者特有の概念の用いかたになれず、しばしば戸惑いをおぼえました。たとえば、「考えてみたら変な話だが、言語という具体的なもので、抽象的なことを表現するのである。きっと「~のような」という表現を多用することになるだろう」と書かれているのですが、言語というのは抽象的な概念を表現するものであり、「~のような」というのはイメージの連絡をかたちづくっていくことを意味するのではないか、といったような -
Posted by ブクログ
ネタバレ3
Xシリーズ4弾。真鍋の芸大の同級生永田絵里子が登場。百目鬼家を巡る殺人事件。孫君坂一葉の鬱的な話。作家としてうまくいかない、先祖の女流作家百目一葉の話。祖父の百目鬼は養子であり先祖との血縁がなく、自分が誰か分からなくなり事実を無にするために家族を殺す。森博嗣っぽい話。百目鬼家にあった絵で儲けた椙田と各務アキラも出てくる。新キャラの永田は天真爛漫な感じで真鍋とのやり取りもなかなか面白い。
椙田から永田に対して、秘密を共有しているという感覚を味わわせることで自分も仲間になれたと感じやる気を出せるというテクニック。人を使うときには重要らしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレWシリーズの9冊目 Where is the Sky Arrow?~カイロ発ホノルル行きエア・アフリカのチャーター機が日本のウォーカロンメーカーの首脳陣を乗せて行方不明になり,九州の火山近くにある施設が何者かによって乗っ取られた。警察のロボット部隊も,HWITEのウォーカロン部隊も突入したまま帰ってこない。装甲車を有線で繋いで突入すると,人やウォーカロンの遺体が発見されるだけ,メインコンピュータは空だった。消息を絶った飛行機が宇宙空間でみつかり,生存者はないが,メインのAIが抜け出したくてデータをすべて送ったらしい。キガタが衛星に飛びチップを回収する。その内容は明らかにならないが,イシカワは企