渡辺淳一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
渡辺淳一文学忌、ひとひら忌
医師が銀座に第二の人生(あるいは第三くらいの)を気ままに生きるというコンセプトで
高級高齢者住宅を造る
高級だから入居者達もそれなりの人生を送ってきた方々だけど、やっぱり多少のトラブルはある
内容は、恋愛関係のエピソードが多め
なんとなく想像していた通り
2003年テレビドラマ化されているみたい
見てたのかしら?
その中で、入居者の男性の有志が映画の上映会を企画して、選んだ作品が日活ロマンポルノ(死語かしら)の「四畳半襖の裏張り」
タイトルくらいは知っていたけれど
原作が永井荷風「四畳半襖の下張」という事を知らなかったです
大正時代のロマンポルノしょうか
そして、その鑑賞会に女性陣が嬉々として参加したというエピソードは、さもありなん -
Posted by ブクログ
「鋭いとかシャープであることだけが才能ではありません。それ以上に、些細なことで揺るがない鈍さこそ、生きていく上でもっとも大切で、基本になる才能です。そしてこの鈍感力があってこそ、鈍さやナイーヴさも、本当の才能となって輝きだすのです。」
会社のえらい人が読んだと言っていたので読んでみた
どうやって鈍感力を手に入れるのかというよりも、鈍感力を身につけることがいかに大事かっていう内容だった
結構自分は敏感な方だと思うので、身につけ方についてもっとフォーカスしてくれたら嬉しかった
難しい語彙もなく章も短く、スラスラ読める感じ
2023.02.25 -
Posted by ブクログ
渡辺 淳一(1933年(昭和8年)10月24日 - 2014年(平成26年)4月30日)は、日本の作家。北海道空知郡上砂川町朝陽台出身。1958年札幌医科大学医学部卒業。同講師。医学博士。初め医療現場を舞台とした社会派小説や伝記小説、恋愛小説を数多く手がけて人気を博した。その後、『化身』『うたかた』『失楽園』『愛の流刑地』など濃密な性描写の恋愛小説で、1980年代から90年代にかけて耳目を集めた。エッセイも多く『鈍感力』が流行語になった。(ウィキペディア)
作家ならではの視点で人間の躰をパーツ毎にわかりやすく説明した平易版「解体新書」。
例えば、
唇の説明には接吻の話、舌の項では舌を噛んで自殺する話や酒に酔わない方法、食道の項では、食道は熱さや異物には敏感だが胃から先は神経が殆ど無いので「喉元過ぎれば熱さを忘れる」では「食道過ぎれば…」の方が正しい。(途中、長嶋茂雄選手の話が出てくるも、漢字が長島と間違っていたが単行本1989年第六刷以降は訂正されたのかな?)
採血に静脈を使うのは、酸素を運ぶ動脈はより生存に重要なので体の奥に隠されているため。
絶対ありえない親子の血液型は、AとOの親から ABやB、 BとOの親から ABやA 。
心臓以外の他の臓器と比べて肝臓は摘出後12時間、腎臓は48時間しか生きられない。(肝腎かなめ)
尿の食塩量は海水と変わらないので、喉が渇くからと漂流中に尿を飲むのは海水を飲むことと同じ。
膀胱容量は日本人平均で約500cc だが最大1リットルまでは貯えられる。
女性イスラム教徒では多淫を戒めるため陰核切除が未だ行われている。
渡辺淳一先生は、ボインより微乳が好み。
色盲と色弱は男性のみ現れる異変。
味音痴である味盲は日本人の15%。
脳の成長は20歳まで。成人脳は平均男性1400グラム、女性1250グラム。(アインシュタインの脳は1230グラム!)
人体の骨は約200個。
など、面白い雑学的読み物としても楽しめる作品です。 -
Posted by ブクログ
自分がどちらかというと繊細なので、鈍感な人が羨ましいと思いつつ読んだ。それぞれ、良いところ悪いところがあると思う。
女性についての強さを説明した文章は面白かった。
女性は男性よりも、痛みにも寒さにも強い。
鮮血をみて倒れる確率が多いのは、男性らしい。気持ちの面でも女性の方が強いということだろう。
人間の血液量は、おおよそ体重の12分の1。60キロの人の場合、5リットル。500mlのペットボトル10本分。医学の教科書的には、3分の1以上出血すると死にいたるらしい。しかしながら、女性の出産時に半分ほど出血したのにもかかわらず蘇生できた症例がある。人間の神秘を感じたし、それ以上に女性の強さを思い知った。
健康寿命の面でも、いくらか女性の方が長生きすると言われている。これも、女性の人体的な強さが関連しているのだろうか。女性は強し!