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Posted by ブクログ 2020年04月18日
2010年に出版された時点から2020年の今日から見ると、背景は大きく変わっている。しかも悪い方向である。でも読むべき価値は十分にある。そして、この本は働きはじめの人に読んでもらいたい。特に会社に社畜となった時点で読んでみるといいと思う。また個人事業主の両親をもつ(自分がそうだった)人にも学ぶべき点...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月28日
2015年19冊目
大手広告代理店で役員までなった男が定年になった。
働いている時は寝に帰るだけの日々。
定年になって自分がうちにいることになれば妻は喜ぶ事になるだろうと思ったが、妻は妻の世界を作っており、夫がいることでストレスが溜まっていく。
男にはそんな妻なことがわからない。
ついに妻は家を出て...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月24日
定年後の自分はどうなるんだろうか?と自分と重ねながら読み進めた。多分プライドとか過去の役職とか、そんなものを身にまといチュージィなじじいになってしまうのだろうか?車に乗っていて目にするのは結構な渋滞の時、年配の特におじさんの中には意地でも割り込みさせないという人が時々いる。あそこまで必死な態度は一体...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月11日
きっかけから、普段ない読み方でもあったので、このストーリーは、どこへ向かうのかと、ちょっとハラハラというのは言いすぎでも、先がわからず読み進む感じでしたが、文章自体は読みやすく、ただ連載小説なりの、章ごとの重複もあって、と、叙述がやっぱり間延びする感じというのを覚えつつ読みました。
最後、おおとりと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月31日
定年退職後、仕事に打ち込んでいた主人公は
思いもよらなかった事にことごとく直面していく。
妻と旅行したり買い物に行ったりのんびりしたり…。
そんな夢を思い描いていたにもかかわらず
現実はまったく違うもの。
それに理不尽に起こる主人公。
ものすごく亭主関白、といえばまだ大丈夫そうですが
単なる自己中...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月22日
この著者の作品といえば男女のどろどろとした愛憎を描いた作品が思い浮かぶ。いくら制したくても制しきれない情念が生み出す悲劇が得意だ。しかし本作の主人公は哀れな退職者だ。会社という特殊な社会に特化したために、一般社会に適合できず、家族にも見放される哀れな老人なのである。それは孤独でもあり、滑稽でもある...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月28日
定年退職後、いかに生きるべきか?! というオビにそそられて、この歳になって初めて「渡辺淳一」本を購入しました。
こうはなりたくないという反面小説でしたね。
主人公のアホさ加減にムカムカさせながら、スラスラと読めてしまうところはさすが人気作家ということなんでしょうね。
自分の退職後の人生はもう少...続きを読む
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