京極夏彦のレビュー一覧

  • 猿

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    京極さんのシリーズ物じゃないお話。
    小説って、ストーリー自体を楽しむのか、ストーリーじゃない方を楽しむのか、どっちかだと思うんだけど、ワタシはストーリーを追って読んでしまって。
    曾祖母の遺産相続がどうなるのか?!どんなものすごい財宝があるのか?!って最後まで読んでなんだか急に飛ばされちゃって相続どうなった!!で、終わってしまいました。
    ストーリーはどうでもいいので、「怖い」についての会話やなんだか不穏な雰囲気を楽しむ本として読むべき。

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    2026年03月27日
  • 巷説百物語

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    初めての京極夏彦先生だったけど、アニメ化も頷けるエンタメ作品で 言葉遣いは難しいが慣れれば読みやすかった。 妖怪ものかと思いきや全然違ったけどこれはこれで楽しめた。 「芝右衛門狸」がお気に入り。

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    2026年03月27日
  • 百器徒然袋 山颪 薔薇十字探偵の憤慨

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    ネタバレ

    榎木津、ハリネズミ探し。

    高級料亭と窃盗団。

    料亭、オークション会場だった
    盗品こ皿に料理を盛って、値段をつけてもらう。

    「お、バカがいる」
    「お腹ペコペコのペコちゃんだ」
    などと、榎木津は暴走しまくりなのは笑える。

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    2026年03月26日
  • 遠野物語remix

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    夢のタッグで、確かに京極文体。
    題目による並びでもあるので、小説に近寄った印象。
    やはり訳せるということは強みになるな、とも。

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    2026年03月25日
  • 巷説百物語

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    怪異譚かと思って読んだ巷説百物語、なんか違うなと思いながら最後まで読み切ったのはミステリかホラーかというすれ違いのせいでした。
    怪異を題材にするミステリ作家と思えば納得した。

    文体も癖が強く、なかなか疲れる。
    怪異に準えて人の業を描き暴き、成敗していく。
    同じ登場人物が次はどう出てくるか何を演じているのかと少しずつ楽しみになりながらよんでいた

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    2026年03月19日
  • 猿

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    怖いものや実像のない恐怖を猿に見立て、呪いや幽霊でもない独特の世界観が繰り広げられたお話。読んで何か良かったかと問われるとそうではない作品。読む前と読んだ後で自分は1㎜も動いていないな・・と思った。でも自分の思考の片隅に何か黒いものが置かれた感じで、時々こんな本読んだなと思いだすかもしれない。

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    2026年03月13日
  • 鉄鼠の檻(3)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    さて面妖な...一体犯人は誰なのか?
    榎木津も京極堂も犯人はいないようなことを言い始め、バラバラに起こる事件や狂言は一つ一つ解決していく。なのにホンボシは翳るばかりである。そして奇怪であった成長しない少女の正体もその過去に纏わる事件も発覚し、新たな死体が発見された。謎が謎を呼び読んでいて全く先が見えないもどかしさとワクワク感がどこまでも続いていく。ここまでを通して困ったちゃんの警部補が急成長していく過程も面白い代わりに、今回は関口がさっぱりだ。ひたすら檻だ檻だと繰り返すだけで本質を全身で感じているんだろうけど今シリーズでのポジションがよくわからないのが残念だ。謎の寺の運営の実態も垣間見えてきて

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    2026年03月11日
  • 鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    禅宗がよくわかる本として小説とは別の本として売れてしまいそうになるくらいに資料集を読まされたかのように感じてしまうが、むつかしすぎて文字を追うので精いっぱい。一巻目では控えめだった京極堂がついに蘊蓄砲を発射。寺の坊主が語るわ、京極堂が語るわでもう何がなにやらって...
    今回は大量に坊主が出てくるんだけど、法名で呼んだり苗字で呼んだりするから誰が誰だか登場人物一覧でもつけておいてほしかった。誰が誰のお弟子さんかも何系かもこんがらがって理解したふりして先へ先へと読み進めていくしかない。旅館から寺内部へ潜入すると今度は寺で殺人事件。頼りない警部補が指揮を執るからさらに混乱。今回はギャグ小説風なところ

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    2026年03月04日
  • 猿

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    目的地に着いただけで終わったけど続きあるよね?
    いきなり自宅に戻っていたのもわけがわからない。祐美は本当はまだ祢山の家にいて幻覚でも見ているとか?

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    2026年03月04日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    怒涛の解決!
    紐解かれていく謎。
    最初から始まっていた伏線。
    そしてドミノ倒しのような不幸。
    匣におさまった久保の心情がだいぶ怖かった
    あと父と娘のラブはちょっと…置いてかれた

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    2026年03月05日
  • 猿

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    これは怖いのか怖くないのか、そもそも何が怖いのか。
    主人公と同じく私もよく分からない、ただ不気味ではあったかな。
    曾祖母が住んでいた山奥の家にたどり着くまでの話がほとんどで、たどり着いてからはどう終わるのかと思ったけど、すっと音が途切れたみたいに終わったな。
    恐怖って何だろなっておもいました。

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    2026年03月02日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    時は明治。
    旗本だった武家の息子、高遠は、勤めていた会社の倒産をきっかけに、妻子と離れ、親の残した財産でぶらりと生活。
    偶然入ったのは、弔堂(とむらいどう)という本屋。そこでは本を墓標に見たて、人生の一冊としてそれを心から求める人と巡り合わせ、本を弔う。

    6人と出会いながらのストーリー展開。
    新たな視点に触れ、すごいと思える箇所多々。
    登場人物によって面白さにかなり差があったように思えた。

    会話文の最後を地の文にする書き方に慣れるまで時間がかかった。魅力的な書き方ではあるが、多用されすぎていて、少しわざとらしく感じてしまった。

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    2026年03月02日
  • 猿

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    象でもなく虎でもなく猿。
    そんな「猿」から始まるこの物語。
    内容としてはまあまあ。
    あまり読書初心者にはオススメしない。
    途中の説明が長い。読む気が失せる。
    でも「恐怖」という感情をうまく著しているように感じたのでこの評価

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    2026年02月27日
  • 猿

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    京極さんが怪談は書けない(?)的なことを何かで言っていたけれど、まぁ確かに怪談っていう感じではないかなと思う。
    怖さとは何か的な話が展開されていたけれど、個人的には何より主人公の同居人がムカつき過ぎて集中出来なかった。
    いるよねぇ、こういうはっきり言わない癖に自分の思い通りにならないと不機嫌になるヤツ。
    更にその後のご機嫌とりが面倒すぎて、そいつの思い通りにこっちが動くことになるとか。
    はぁ、思い出すに腹立つなぁ。と本筋とは異なるところにて感情が荒ぶった為、正確に評価出来たか自信がない。

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    2026年02月20日
  • 猿

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    ネタバレ

    久しぶりに京極夏彦さんの著書を読んだ。
    今回のテーマは「恐怖」なのだろうか。

    物語は「猿がいる」という一言から始まる。主人公・祐美の同居人のその一言から、早くも不穏な雰囲気が漂い出す。
    そこから祐美は、会ったこともない曽祖母の遺産相続のために、同じく相続人である芽衣、弁護士、パラリーガルとともに、岡山県の山奥・袮山村へ向かうことになる。

    道中には、一見して不気味なホテルやトンネルなどがあるが、何も不思議なことは起きない。行き先の村にも噂はあるものの、実際には怪談じみた話は一切ない。幽霊や呪いの類もまったくない。
    なのに、怖い。

    本書には「幽霊であれ何であれ、そうした怖いものは、怖くなった

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    2026年02月20日
  • 猿

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    ネタバレ

    祐美。隆顕。引きこもり。コロナの副作用。パートナー。曾祖母。外田のう。相続。岡山。ネヤマ家。芽衣。山川。弁護士。口下手。尾崎。怖い。
    ひたすら会話。会話はいつも通り。政治、SNS、流行、陰謀論、もの、呪い、多岐に渡ったテーマで会話は面白い。けど、結局怖さ、猿って?屋敷は?

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    2026年02月13日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    明治の本屋を舞台にした連作短編(「臨終」「発心」「方便」「贖罪」「闕如」「未完」)。
    山田風太郎の「明治もの」のように著名人が登場する面白さと、弔堂がお薦めする本により問題を解決するアームチェア・ディテクティブの掛け合わせに、これはもう大好物なやつ!と思ったが、はたしてハマらなかった。
    弔堂が元坊主とはいえ、説教臭さが鼻についてしまったのと、舞台が本屋なので物語展開にダイナミックさがなく地味だったからかもしれない。

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    2026年02月09日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

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    登山旅行の荷物の余裕が文庫本サイズしかなかったので。現状を嘆きながらも何もしない、という点では同じはずなのに、文句ばかりでいけすかない前作の主人公と比べて、今作の彼女は思慮深いように思えて好感が持てた。哀しいかな、史実に記されなかったばかりに、男性ばかりの登場となった前作と比べると、僅かだけでも女性にスポットライトが当たっているのも良かった。人の意見は変遷して当たり前、弔いも供養も生者のためにするもの。相変わらず説教臭いが、納得感がある。主人公の対談相手が誰か、散りばめられたヒントから類推する謎解き要素も楽しかった。

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    2026年02月06日
  • 猿

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    ネタバレ

    不穏でぬるっとした漠然とした「怖い」が続くのに会話のテンポがよく、「怖い」ってなんだろうの展開が続きます。理解できない文化、幽霊が居そうな雰囲気、人の死や人の念などなど…。最終的に村の老人達が怯える「怖さ」を主人公は感じませんが、夢か現かわからぬ中、恋人がいるはずの空間に笑う猿がいる「怖さ」と邂逅する。彼女の知らぬ本当の恐怖はなんやかんや愛していて、自分なら対応できると信じている恋人が意思疎通の取れないケダモノになってしまうことだったのか?これは予想外の怖さ。俯瞰してたはずなのに包み込まれた気分です。

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    2026年02月05日
  • 猿

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    ネタバレ

    ずーーーっと不穏で、結局オチはどっちでまとめるんだ…!?と最後までわからなかった。結局最後はどう解釈したら良いのだろう。そのままで良いのか。
    私は京極作品のストーリーももちろん大好きなのだけれど京極先生の考え方が特に大好きなので、今回も京極先生の自論と思われる肝に銘じたい台詞や文章がもちろんもちろんたくさんあり、やはり、一生着いていく(再認識)
    ガチガチのホラーが苦手な人でも全然読める!恐怖って結局なんなのか、因習村という言葉の危うさについて特に考えさせられる小説でした。

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    2026年02月02日