京極夏彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ顔も知らない曾祖母の遺産相続のため、祢山村へと向かう祐美。
同行するのは、同じく曾孫にあたる芽衣と弁護士・山川とパラリーガル・尾崎。出発前に鬱病の夫が「猿がいる」と気になる発言したことで、道中はその言葉がずっと頭の片隅に陣取る。恐怖というものを紐解き、その本質に迫っていく。
えっと…結末が意味不明だった。
夫は人ではないものになっていたのか。そもそも夫なんていなかったのか。解釈の余地を残したと言うなら、物は言い様だなという感じ。ここまでもあまり面白くないので、泥濘にはまった車を押すように読み進めてきたのに、車は崖から転落してしまった。崖下で炎上する車を見て、泥まみれになった顔の中心で、私の呆然とした目が炎の照り返しで金色に光っている(完)みたいな感じである。
テンポが悪すぎないか。
まず、祢山村になかなかたどり着かない。到着しないまま終わるのかと不安だった。ホテルの描写が長くて長くて閉口した。恐怖を紐解く会みたいなものは、一旦祢山村に到着してからでもよかったのかも。せっかく台風で因習村(ではないようだが)に閉じ込められるなら、長広舌を披露するのは、その晩でもよかったのかも。
感想が思いつかない。
この作品に高評価をつけるなら、どの点でそう思ったのか、他の方の感想を読み漁りたい。京極夏彦氏の作品は多数読んできたが、たまにこういう作品に出会う。恐怖の本質を考察することに焦点をあてすぎて、エンタメ的な面白さが死んでしまったのかも。普通に面白くなかった。 -
Posted by ブクログ
積んでいた本のうちの一冊を引っ張り出して読む。
京極夏彦さんにしては珍しいのかな⁇
ほっこりと和む内容だった…でちょっぴり笑えてしまう。
あぁ、この年齢ってこういう感じなのねと。
まぁ、おじいさんとおばあさんでは違うのかもしれないけれど…。
72歳の益子徳一さんは、72歳で公団アパートで一人暮らし。
ずっと独身で定年退職後は家に居るのだが、ある日公園のベンチで忘れ物をして教えてもらったのだが、そこでオジいサンと呼ばれたことにあれっ⁈と思うのだ。
確かに年寄りだが、自分はオジいサンかと。
それからは、徳一さん視点で語られる話である。
用もないのに訪ねてくる田中電気の2代目との言い合いも面白いが、潰れてしまった笹山眼鏡店の話など特に何というわけでもないのにひとつひとつのエピソードに徳一さんの思いが伝わってくる。
それが微笑ましくもあり、日常ってこんな感じあり、オジいサンと呼ばれる年齢はこう感じてるんだなという発見もあった。
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Posted by ブクログ
「分からない」状態は不安で怖いので、人は分かろうとする。考えても分からない、確証が持てないときは、補填してくれるものを探す。それは単純な因果関係であったり、ラベリングだったりする。自分の気持ちに沿ったものを受け入れやすく、客観的事実などは必要ない。それを信じ込む方がもう「分からなくならない」ので安定する。
などなど、「分からない」ことに対する人間の心理を連綿と説いていく。本当に途切れず延々とだ。ところが一気に場面転換して隙間に落とされる。「分からなくなる」のである。
本書における「猿」は思考停止した人間の象徴だ。しばしば現れる黒いものは、理解できない事柄を視覚化したものだろう。世の中で起きる事象には必ず説明できる原因があると思い込み、しかも自分に都合の良い答えに飛びつくことの危うさを感じた。それでいて、解らないことをそっくりそのまま吞み込むこともまた難しく危ないということなのかもしれない。
なぁーんて、訳知り顔で言いたくなるのである。一生懸命考えちゃうのである。なぜなら解んないからだ。ひー、怖いよ。 -
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可哀想
御薙のおじさんまた騙されるなんて可哀想。奥さんめちゃくちゃファインプレーで素晴らしい。さすがに首つっこみたがり主人公ウザかったね。大人たち優しいね。
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こわ
ドッペルゲンガーの話いろんな意味でこわ。そんな髪型まで全く同じにせんでも。
十年離れてて姑が居なくなったからってより戻せるものなのかしら。不思議なお話。 -
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スピンオフ
京極堂が先生だなんて怖いだろう。さっそくえのさん、関口くんが出てきた。学校の怪談を解決は面白いけど、とっさにトイレの密室作るの無理がないか。
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Posted by ブクログ
特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。
そんな中、一番印象的だったのは、
小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。
あの結末… ぇ!?どういうこと!?
妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから見た人物像って、読み手が想像してきた人とは全然別物なの!? それとも、あの場面で急展開したんだろうか…
それまで淡々と進んでいただけに、最後が急展開過ぎて面白かったです。キツネにつままれたみたい。。
クトゥルーに関しては、正直よく分からないままです^_^
用語集とか色々噛み砕いた内容だったけど、頭に入ってこなかった…すみません、あれかな、カタカナアレルギーなのかな、私(笑)