京極夏彦のレビュー一覧

  • 猿

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    ネタバレ

    ずーーーっと不穏で、結局オチはどっちでまとめるんだ…!?と最後までわからなかった。結局最後はどう解釈したら良いのだろう。そのままで良いのか。
    私は京極作品のストーリーももちろん大好きなのだけれど京極先生の考え方が特に大好きなので、今回も京極先生の自論と思われる肝に銘じたい台詞や文章がもちろんもちろんたくさんあり、やはり、一生着いていく(再認識)
    ガチガチのホラーが苦手な人でも全然読める!恐怖って結局なんなのか、因習村という言葉の危うさについて特に考えさせられる小説でした。

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    2026年02月02日
  • 猿

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    山奥の限界集落に住んでいた曽祖母が亡くなり、遺産相続についての連絡があってそこを訪ねることになった祐美。家にうつ病のパートナーを残していくことを心配しつつも、弁護士や親戚と共に山中へ向かうが…
    不穏な雰囲気の中、そこの限界集落の説明、怖さについてなど登場人物の会話が中盤以降まで延々と続く。何も起こらないのに読ませる力はさすが。

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    2026年01月22日
  • 了巷説百物語

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    最終巻らしい大掛かりな仕掛けで読み応えはあった。満足。
    ただ、これまでと随分趣が違っていて、これがシリーズ最終巻なのか?とも思ってしまう。外伝ぽい。まあ、西から後はそこはかとなくその感じがあったけど。
    時系列も他作品との関連も多いから、改めて最初から読み返したいところだけど、この分厚さ。なかなか難しいなあ。

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    2026年01月19日
  • 猿

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    ネタバレ

    冒頭は主人公の祐美とパートナーの隆顕との生活の厭な部分が多く描かれていて、本作を読んでいてそのあたりが一番リアルに辛かった。
    よくあるホラー的な描写もこの部分に多い。

    中盤はひたすら『恐怖とは』といったような会話が続く。
    京極夏彦作品や作者の考えをよく知っている人であれば、あぁお馴染みの考え方だなぁと思うんじゃないかな。

    終盤はそれまでの会話を一気に覆すようなモヤモヤとした不安と恐怖がくる。
    ラストは、え??これで終わり?結局あれはなんだったの?と思うような部分もあるけど、こういう話では全てがハッキリしないことのほうが多いと思うのでこういう終わり方もありだと思う。
    猿については、作者が意図

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    2026年01月15日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    「この世には無駄な本など一冊も無いのですよ。ただ本を無駄にする者がいるだけなのです。」途中であきらめずに最期まで読み切られる事こそ本の本質であると言うこと。私の求める本は何処にあるのか?いずれ出会うことが出来るのか?すでに出会っているのか―――。誰も知らない。

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    2026年01月11日
  • 猿

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    ネタバレ

    京極夏彦の文章のおかげで面白かったが、個人的にどう面白くなるのかを読者に丸投げされるタイプの作品は得意ではないので平均点。
    ちょっと現代に対する説教臭さはあるが、それでも会話劇と雰囲気を作る能力が尋常じゃないのでスルスル読めてしまう作品。

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    2026年01月08日
  • 猿

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    終始不穏な空気に包まれながら、話が進んでいった。幽談シリーズの短編の、長いバージョンと言えなくはないが、途中に出てくるやり取り・理屈は、長編ならではかもしれない。
    京極さんの描く、なんとも言えない胡乱な雰囲気は、結構気に入っていて、何か決定的な事が起こるわけではないけど、先が気になって一気に読んでしまった。
    ホテルの場面が、特に良かった。中途半端に古いホテルの描写、いるはずの従業員の気配が全く感じられない点、湿度が高くジトジトした感じ、適度なエアコンの温度調整ができずに、不快なままいつの間にか朝を迎えていた場面、など。
    最後はかなり唐突ではあったが、この話の締め方としては、これで良かったような

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    2026年01月04日
  • 文庫版 地獄の楽しみ方

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    10代向け講演会のテキスト化。
    内容にタイトルほどのインパクトはないけれど、口語でさくっと読めて結論もまとまっているので、なるほど若い方が読むのに良さそう。
    聴講生との一問一答、本の収納の仕方には笑った。

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    2026年01月03日
  • 巷説百物語

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    京極作品、これは人に勧められまして新年一発目がコレです。

    江戸時代の妖怪図鑑、「絵本百物語.桃山人夜話」を元ネタ(といっても絵しかない)に奇妙な事件が起こるんだけど、主人公らの御行、艶っぽい傀儡師、変装の妙手じいさんのチームが解決に導くその過程が練りに練られている。仕掛けに結構時間をかけていて答えは最後までこちらにはわからん。で、ここに諸国の怪異譚を集める書物師志望の百介が巻き込まれてるというか気がつけば三人のシナリオに巻き込まれてる。何も知らんヤツが追加されてるのでシナリオがリアル感を増してる。人情系時代小説なのは間違いねぇ。

    江戸時代が舞台なのか?その時代の雰囲気を感じられるし、なんだ

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    2026年01月03日
  • ひどい民話を語る会

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    文庫王国から。むかしばなしになると、なんだかよい感じに仕上がっているけど、民話レベルで見てみると、まあヒドイことになってるんですね。下ネタが多いのも苦笑い。

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    2026年01月02日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿肆 誕生

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    年末のお供に。
    そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。
    あれも捨てこれも辞め、もはや読書しか残っていないような気さえしていたのに、年甲斐もなく新しいことを始めて本から離れた1年だった。良かれ悪しかれ私も変わる。皆、変わっていく。

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    2026年01月01日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿 複製

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    年末のお供に。
    そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。
    あれも捨てこれも辞め、もはや読書しか残っていないような気さえしていたのに、年甲斐もなく新しいことを始めて本から離れた1年だった。良かれ悪しかれ私も変わる。皆、変わっていく。

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    2026年01月01日
  • 書楼弔堂 霜夜

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    年末のお供に。
    そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。
    あれも捨てこれも辞め、もはや読書しか残っていないような気さえしていたのに、年甲斐もなく新しいことを始めて本から離れた1年だった。良かれ悪しかれ私も変わる。皆、変わっていく。

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    2026年01月01日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書拾玖 活字

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    年末のお供に。
    そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。
    あれも捨てこれも辞め、もはや読書しか残っていないような気さえしていたのに、年甲斐もなく新しいことを始めて本から離れた1年だった。良かれ悪しかれ私も変わる。皆、変わっていく。

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    2026年01月01日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿壱 蒐集

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    年末のお供に。
    そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。
    あれも捨てこれも辞め、もはや読書しか残っていないような気さえしていたのに、年甲斐もなく新しいことを始めて本から離れた1年だった。良かれ悪しかれ私も変わる。皆、変わっていく。

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    2026年01月01日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿参 黎明

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    年末のお供に。
    そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。
    あれも捨てこれも辞め、もはや読書しか残っていないような気さえしていたのに、年甲斐もなく新しいことを始めて本から離れた1年だった。良かれ悪しかれ私も変わる。皆、変わっていく。

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    2026年01月01日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿弐 永世

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    年末のお供に。
    そんな訳あるはずもないのに、登場人物と共に足繁く弔堂に通い詰めていれば、いずれ私にも何がしかの一冊、そのヒントだけでも与えてくれそうな気がしていた。まさかこんなさっくり完結してきれいさっぱり更地になっ…たかはわからないけども、そんな気分。
    あれも捨てこれも辞め、もはや読書しか残っていないような気さえしていたのに、年甲斐もなく新しいことを始めて本から離れた1年だった。良かれ悪しかれ私も変わる。皆、変わっていく。

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    2026年01月01日
  • 猿

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    【短評】
    京極夏彦の最新刊。読書熱が高まりを見せている折に、新作出版の報を聴き、急ぎ購入した次第である。水物を抱えて最先端を走る読書もまた気分の良いものだ。
    さて。京極夏彦お得意の表現を借りるならば、本作は実に胡乱な一作であった。

    精神に異常を来して休職中の夫を献身的に世話する松永祐美(まつながゆみ)は、曾祖母の訃報に際し、岡山を訪れた。曾祖母の資産管理を担う弁護士に事情を聴くに、曾祖母が住んでいた「村」は異様なコミュニティを形成していたらしい。
    無慈悲な夫の言葉を契機として、時折幻視される得体のしれない「猿」。
    怖いーーとは一体何なのだろうか。

    正直に言えば、期待を越えたとは言い難い。

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    2025年12月31日
  • 怪と幽 vol.010 2022年5月

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    特集タイトルに惹かれた過去号の怪と幽、勢いで2冊お迎えしたものの、前号の「あやしい家」ほどはまらなかった。。
    今号の特集は「呪術入門」だから、うわぁ呪術だね〜(ぼんやりし過ぎた表現しかできない 泣)ていう術とか、呪物とか、不穏な感じの内容ばかりかと想像してたんだけど、節目に玄関先に飾るやつ(お節分の柊とイワシの頭とか。うちにはそういう習慣はないから飾ったことはないけど)とか、ちょっとしたおまじない的な内容も紹介されていて、それが興味深かったです。あの飾りたちも呪物と呼ばれていることに驚いたのと、どれも初めて見るお品ばかりで、日本って狭いようで広いな〜って改めて感じました(私の実家の玄関先に掛け

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    2025年12月17日
  • 幽談

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    京極氏の京極堂ではない短編8篇。
    タイトルに堂々と幽談とされれば、そんな言葉があったかと思ってしまう。
    解説では、“幽けき”(かそけき)記憶に棲むモノとされています。
    怖さ的には、 怪談 〉 奇談 〉 幽談
    こんな感じでしょうか

    「手首を拾う 」
    手首に拾われる感じ、幽けき存在感
    「ともだち 」
    幽けき友達
    「下の人 」
    家の中で下の方に潜む存在
    「成人 」
    実話風で奇妙。奇談寄り。
    「逃げよう 」
    怖さが直接的。怪談寄り。
    「十万年 」
    幻覚・幽玄の境界。幽談の極致。
    「知らないこと 」
    知らないことはない我が家
    「こわいもの 」
    京極さんには、結局怖いものがなのでは?

    京極的幽けき短編

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    2025年11月29日