京極夏彦のレビュー一覧

  • 塗仏の宴 宴の始末(1)【電子百鬼夜行】

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    中々のボリュームで
    読むのに時間がかかった。
    このシリーズも大好きで、
    面白いキャラクターが
    いっぱいで、
    次作も楽しみ。

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    2026年08月17日
  • 絵本百物語

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    この国は「怪しい」「妖しい」ものと本当に上手く付き合って来たのだとよく分かりました。
    「畏れる」ものがないとヒトはやはりダメになります…。

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    2026年08月13日
  • 死ねばいいのに

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    タイトルが衝撃的だった。
    章立てになっている1人目、2人目、までは面白く読めたが、3人目以降は悪い意味で慣れてしまって、早く本題に入ってくれって思ってしまった。

    みんな醜い感情を持っているが、人はみんなそんなもので、自分も同情する部分が多かった。だからこそそれは醜くなくて、普通なんだなって思った。
    解説の辻村深月が言う。本書を読む前と後で「死ねばいいのに」の意味が変わってくる。2度と軽く使えないと。その通りだと思った。

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    2026年08月01日
  • 文庫版 鵼の碑

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    ネタバレ

    初期作品の時の高揚感はない。やはり文章が面白く苦にならない。今回は大きな事件もなく、過去にあったものが現代に影響を及ぼしてる、そういうところが鵺という所以のようなそんなお話でした。

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    2026年07月27日
  • 猿

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    ネタバレ

    顔も知らない曾祖母の遺産相続のため、祢山村へと向かう祐美。
    同行するのは、同じく曾孫にあたる芽衣と弁護士・山川とパラリーガル・尾崎。出発前に鬱病の夫が「猿がいる」と気になる発言したことで、道中はその言葉がずっと頭の片隅に陣取る。恐怖というものを紐解き、その本質に迫っていく。

    えっと…結末が意味不明だった。
    夫は人ではないものになっていたのか。そもそも夫なんていなかったのか。解釈の余地を残したと言うなら、物は言い様だなという感じ。ここまでもあまり面白くないので、泥濘にはまった車を押すように読み進めてきたのに、車は崖から転落してしまった。崖下で炎上する車を見て、泥まみれになった顔の中心で、私の呆然とした目が炎の照り返しで金色に光っている(完)みたいな感じである。

    テンポが悪すぎないか。
    まず、祢山村になかなかたどり着かない。到着しないまま終わるのかと不安だった。ホテルの描写が長くて長くて閉口した。恐怖を紐解く会みたいなものは、一旦祢山村に到着してからでもよかったのかも。せっかく台風で因習村(ではないようだが)に閉じ込められるなら、長広舌を披露するのは、その晩でもよかったのかも。

    感想が思いつかない。
    この作品に高評価をつけるなら、どの点でそう思ったのか、他の方の感想を読み漁りたい。京極夏彦氏の作品は多数読んできたが、たまにこういう作品に出会う。恐怖の本質を考察することに焦点をあてすぎて、エンタメ的な面白さが死んでしまったのかも。普通に面白くなかった。

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    2026年07月26日
  • 文庫版 オジいサン

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    積んでいた本のうちの一冊を引っ張り出して読む。
    京極夏彦さんにしては珍しいのかな⁇
    ほっこりと和む内容だった…でちょっぴり笑えてしまう。
    あぁ、この年齢ってこういう感じなのねと。
    まぁ、おじいさんとおばあさんでは違うのかもしれないけれど…。

    72歳の益子徳一さんは、72歳で公団アパートで一人暮らし。
    ずっと独身で定年退職後は家に居るのだが、ある日公園のベンチで忘れ物をして教えてもらったのだが、そこでオジいサンと呼ばれたことにあれっ⁈と思うのだ。

    確かに年寄りだが、自分はオジいサンかと。
    それからは、徳一さん視点で語られる話である。
    用もないのに訪ねてくる田中電気の2代目との言い合いも面白いが、潰れてしまった笹山眼鏡店の話など特に何というわけでもないのにひとつひとつのエピソードに徳一さんの思いが伝わってくる。
    それが微笑ましくもあり、日常ってこんな感じあり、オジいサンと呼ばれる年齢はこう感じてるんだなという発見もあった。




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    2026年07月16日
  • 死ねばいいのに

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    目次が一人目、二人目とあるので、犯人に近づいているのはわかったが、まさかでした。
    憑き物落としと同じように、決め台詞の死ねばいいのにと話す主人公が怖い。
    解説が辻村深月であるのも良かった。


    死んだ女のことを教えてくれないか。三箇月前、自宅マンションで何者かによって殺された鹿島亜佐美。突如現れた無礼な男が、彼女のことを私に尋ねる。私は彼女の何を知っていたというのだろう。交わらない会話の先に浮かび上がるのは、人とは思えぬほどの心の昏(くら)がり。極上のベストセラー。(講談社文庫)

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    2026年07月14日
  • 猿

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    「分からない」状態は不安で怖いので、人は分かろうとする。考えても分からない、確証が持てないときは、補填してくれるものを探す。それは単純な因果関係であったり、ラベリングだったりする。自分の気持ちに沿ったものを受け入れやすく、客観的事実などは必要ない。それを信じ込む方がもう「分からなくならない」ので安定する。
    などなど、「分からない」ことに対する人間の心理を連綿と説いていく。本当に途切れず延々とだ。ところが一気に場面転換して隙間に落とされる。「分からなくなる」のである。

    本書における「猿」は思考停止した人間の象徴だ。しばしば現れる黒いものは、理解できない事柄を視覚化したものだろう。世の中で起きる事象には必ず説明できる原因があると思い込み、しかも自分に都合の良い答えに飛びつくことの危うさを感じた。それでいて、解らないことをそっくりそのまま吞み込むこともまた難しく危ないということなのかもしれない。

    なぁーんて、訳知り顔で言いたくなるのである。一生懸命考えちゃうのである。なぜなら解んないからだ。ひー、怖いよ。

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    2026年06月29日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(9)

    mu

    購入済み

    いや

    中禅寺先生が本を手に入れるてどんな偶然w えのさん絶好調だったけど何のために居たんだ感。あの家族のその後が気まずそう。

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    2026年06月22日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(7)

    mu

    購入済み

    可哀想

    御薙のおじさんまた騙されるなんて可哀想。奥さんめちゃくちゃファインプレーで素晴らしい。さすがに首つっこみたがり主人公ウザかったね。大人たち優しいね。

    0
    2026年06月22日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(6)

    mu

    購入済み

    こわ

    他人が家に入ってきてたなんて気持ち悪いしこわすぎ。その後お店に行ってもお互い気まずいだろうな。狭そうな地域で次から次へとコ◯ン君みたいだね。

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    2026年06月22日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(5)

    mu

    購入済み

    こわ

    刃物で襲撃はさすがにこわい。脅しとか偽物でよかったけど。そもそも何で2回も襲ったんかわからん。首つっこみすぎていつか死にそう。

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    2026年06月22日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(4)

    mu

    購入済み

    えのさん

    えのさんのお兄さんすごいまともすぎるんだけど本当に血が繋がってるのかな。今川さん可愛いな。軍のえのさん酷すぎる。

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    2026年06月22日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(3)

    mu

    購入済み

    こわ

    ドッペルゲンガーの話いろんな意味でこわ。そんな髪型まで全く同じにせんでも。
    十年離れてて姑が居なくなったからってより戻せるものなのかしら。不思議なお話。

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    2026年06月22日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(2)

    mu

    購入済み

    すごく

    好奇心旺盛な女子。学校の中だけで怪談を解決していくと思いきや学校の外。中禅寺先生もよく連れて行ってあげるね。木場さんと関口くんが登場した。

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    2026年06月22日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

    mu

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    スピンオフ

    京極堂が先生だなんて怖いだろう。さっそくえのさん、関口くんが出てきた。学校の怪談を解決は面白いけど、とっさにトイレの密室作るの無理がないか。

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    2026年06月22日
  • 怪と幽 vol.022 2026年5月

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    特集が「はじめてのクトゥルー」だったのと、乙一さん周年というのとで手に取った次第。クトゥルー、よく見聞きする言葉だけど内容そのものに全く無知なので。

    そんな中、一番印象的だったのは、
    小川洋子さんの「お借りいたします 棺」
    特集と全く関係ない読み切り小説だったから、身構えなく読んでました。だからこそのインパクト ガツン!!だったのかな。

    あの結末… ぇ!?どういうこと!?
    妊娠と流産を繰り返しているという流れにすごく違和感感じたけど、まぁそういうこともあるかもしれんと強引に納得しつつ読み進めていったら…
    葬儀場の職員さんから投げかけられてるあの言葉、
    ぇ、どういう意味?? 主人公の周りから見た人物像って、読み手が想像してきた人とは全然別物なの!? それとも、あの場面で急展開したんだろうか…
    それまで淡々と進んでいただけに、最後が急展開過ぎて面白かったです。キツネにつままれたみたい。。

    クトゥルーに関しては、正直よく分からないままです^_^
    用語集とか色々噛み砕いた内容だったけど、頭に入ってこなかった…すみません、あれかな、カタカナアレルギーなのかな、私(笑)

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    2026年06月21日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    弔堂シリーズ第一弾
    浮世絵師・月岡芳年 文豪・泉鏡花 哲学館創設者・井上円了 ジョン万次郎と岡田以蔵 児童文学者・巌谷小波 中禅寺の先祖

    明治25年、本を供養するという本屋。人生の一冊を求める客。相変わらずの文体とストーリー。引き込まれる

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    2026年06月21日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    京極敦子と呉美由紀が怪異現象の謎解きをする、百鬼夜行シリーズのスピンオフ1作目となります。京極夏彦の初心者向け小説ですね。
    本書を面白いと感じたら百鬼夜行シリーズも楽しめると思います。
    百鬼夜行シリーズから来た方には事件の構造がシンプルで憑き物落としも無いから少し物足りないと思いますが、ストーリーや世界観はしっかりと京極夏彦節を感じる事が出来ます。
    シリーズ物なので次作も読んでみようと思いました。

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    2026年06月18日
  • 猿

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    最後の50ページくらいは一気に読まされた。

    恐怖とは何か、恐怖はなぜ感じるのかというのを書いてある物語であった。

    どうゆうことなんだろう?と思わされることが散りばめられているのだが、それを回収することなく物語が終わる。

    読後感は「???」となったのだが、面白かった。

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    2026年06月13日