京極夏彦のレビュー一覧

  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

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     原作でも冒頭のいつになく多い千鶴子さんの台詞に狂喜したんですが、漫画だとより出番が多く感じられて大変興奮しましたってこれ前にも言いましたね何度でも言います志水先生の描く千鶴子さんの麗しさ万・歳!
     話も綺麗にまとまってて満足。前巻「鳴釜」では被害者の片思い情報を出さずいきなり「まだあいつのことを……?」って出て首を傾げたのですが、今回はそういうこともなく一安心。いやその情報どうやって掴んだ京極堂ってのはありますが、まあそこは京極堂だし。
     鳴釜は心底楽しむにはエッグイ事件だったけど、今回からは榎さん無双を堪能するぞー! 改めて読むと好みの真相でした。しかし榎さんとだとほんとフットワーク軽い上

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    2012年01月08日
  • 狂骨の夢 2巻

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    京極堂登場。
    本当に、登場しただけですが。

    そして薔薇十字探偵も、登場(笑)

    これで役者は、みんなそろった感じなのかな~。まだなんか、お話自体のパーツは集まっていなくてバラバラな感じがします。

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    2012年01月06日
  • 豆腐小僧その他

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    淳史の想像によってポンと生み出されたは、妖怪なのにただ豆腐を持って登場するだけという無害中の無害・“出オチ”妖怪である豆富小僧は、とある大事件に巻き込まれることに。滑稽達磨や化け猫や狐に狸も登場。“妖怪とは何か?”もとてもわかりやすく解説。同時収録に新作狂言「豆腐小僧」「狐狗狸噺」「死に神」 落語「死に神remix」

    角川つばさ文庫の再録なので、子供向けに書かれた「妖怪とは?」という前振りがとにかくわかりやすい。京極堂シリーズや巷説シリーズをちゃんと読んでいるにも関わらず私もようやく「あっそうか、妖怪ってそういうモノなんだな!」とわかった感じです。勿論お話の方も面白い。最後はちょっと駆け足な

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    2011年12月28日
  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

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    榎木津礼二郎カッコいいけど面白い。容姿とのギャップがいいねぇ。今回は京極堂がほんわかとした表情で描かれていた駒があった。一面壺だらけの絵が気持ち悪かった。原作に忠実。

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    2014年01月04日
  • 塗仏の宴 宴の始末(3)【電子百鬼夜行】

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    京極夏彦百鬼夜行シリーズ第7作目
    塗仏の宴―宴の支度から続く長編がついに完結。

    大量殺戮の果てに消えた幻の村と徐福伝説を軸に
    これまでのシリーズの登場人物達を巻き込む
    事件へと発展する総集編的な作品。

    河童や安倍清明の使役した式神とは渡来系の技能者集団
    であり、妖怪伝説とは異人が既存のコミュニティに取り込まれる
    過程で生じるものであるという視点は中々面白いです。

    個人的には民俗学の楽しい参考書として見ているので満足ですが、
    本筋のストーリーは終盤急展開で収集しずぎな感はあります。

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    2011年12月01日
  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

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    志水アキさん、幻水Ⅲの漫画を描かれてて好きになった方です。

    しかし、京極漫画化作品を買ったのは初めてですが、特に京極堂が積極的に動き回ってるのがなんか…う、うけつけない…!
    いや、原作でもこのシリーズは京極堂が割りとほいほい出かけてますけども。なんでだろー。
    話としてはやっぱり面白いです。

    それにしてもまちこさんがすごくいいキャラしてたなぁ。

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    2011年11月11日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    原作ありの漫画は苦手なんですが
    とっても分かり易くて面白かった。
    志水アキさんすごいですっ!
    これなら京極夏彦は分厚くて
    嫌だと言っていた友人たちに薦められます(^^)

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    2011年11月02日
  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

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    面白かったです!
    やっぱり話がよくできてるよね~
    出てくるキャラが強烈で笑えます。
    どうもこの前にもお話があったようで、早速探してみます。
    カメだらけのお話(笑)

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    2011年10月29日
  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

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    落語のようにスラップスティックと綺麗なオチ。待古庵の造形には最初驚いたが、なんだか納得。いずれ本編にもこのビジュアルで出るの?

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    2011年10月27日
  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

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    『THE MOMOTAROH』のモンガーみたいな造形はずるい

    京極堂が原作の描写通りの本当に不機嫌そうな顔をしてるのと、話の展開が早いのが良かった。

    あと、所々の水木しげるキャラリスペクトな感じも

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    2011年10月26日
  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

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    ネタバレ

    京極本物本とどうかな、って魍魎のはこもおもっていたけれど。やはり、京極氏のあの、あの文体がやっぱり作品を輝かせているんだな。榎木津探偵は顔に「すごい美形」とでもはっておけばよし。
    ただし、京極堂の凶悪な顔は見るべきものあり

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    2011年10月24日
  • 百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤

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    膝の上に座らせていただきます…ってのはまあ冗談だとして、しかし、相変わらず神様が綺麗だねえ…。
    しかしまちこさんは…まちこさんはあれでいいのか…

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    2011年10月24日
  • 文庫版 妖怪の理 妖怪の檻

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    妖怪のなんたるかをムニャムニャ。
    やっぱり京極氏の妖怪論考は面白い。
    『日本妖怪学大全』の論文をボリュームアップした感じ。

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    2011年09月01日
  • 百鬼解読

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    京極夏彦さんが挿絵を描いていらっしゃるのですが水木しげる先生の影響が強いなーと思いました。中身は妖怪の解説本です。

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    2011年08月25日
  • 狂骨の夢 2巻

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    関口贔屓としては評価せざるをえない。くるくる表情の変わる猿。相変わらず伊佐間屋さんに癒されます。あけみさんから溢れでる艶っぽさ、素晴らしい。帯の「京極堂葬式す!」って大胆だが意味不明ですね…(笑)

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    2011年08月15日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

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     面白かったです! まるで落語のような地の文の語りやツッコミがテンポよく、とっても楽しい。豆腐小僧や袖引き小僧、達磨先生のキャラクターも愛らしいですし、ヤマ場の盛り上がりも良かったです。何より、認識から発生する妖怪の存在や理屈が興味深い。やたらと長い蘊蓄も、京極夏彦らしい感じでありながら今作では読みやすかったです。

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    2012年08月22日
  • 鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】

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    待望の京極堂による憑き物おとし! と思ったら、事件の真相はまるっきり分からんまま。
    そして禅の歴史は右から左へ流れていきました。

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    2011年08月12日
  • 狂骨の夢 2巻

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    ああまたも心地よく訳がわからなく。このまま終わりでもいいほどなのに、また先の気になるヒキだ。敦子の別格に描かれた可愛さは、ずるい。

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    2011年07月24日
  • 豆腐小僧その他

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    ネタバレ

    優しい語り口の妖怪入門書。
    私は見越しの入道さんの孫がろくろ首と豆腐小僧だってこの本で知りました。
    うーん、意外。

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    2011年07月19日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    仕方ないとは言え、天骨のにおいを以下略の部分が省かれていたのが残念。しかし主人公(そういえば名前出てないような……でも不自然なく読めるので(原作既読のせい?)志水先生GJ!)のビジュアルがとても平凡なのは良い。美形というほど整ってないけど、でも不細工というほどでもなく(漫画なので整っていないわけではないのだけれど)、特筆すべき部分もあまりなく……。

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    2011年07月21日