塗仏の宴 宴の始末(3)【電子百鬼夜行】
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塗仏の宴 宴の始末(3)【電子百鬼夜行】

680円 (税込)

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「愉しかったでしょう。こんなに長い間楽しませてあげたんですからねえ」。宴の“黒幕”は笑った。かつて戸人村でおきた事件の真相、15年後の再会に仕組まれていた邪悪な目論見、そして囹圄の人たる関口巽は助かるのか……。事件のすべての謎を明かした果てに京極堂は時代の勢を察す。時、まさに昭和28年。

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塗仏の宴 宴の始末【電子百鬼夜行】 のシリーズ作品

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  • 塗仏の宴 宴の始末(1)【電子百鬼夜行】
    649円 (税込)
    「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女は“開かずの間に居たモノ”にまつわる戦慄の体験を語りはじめる。
  • 塗仏の宴 宴の始末(2)【電子百鬼夜行】
    691円 (税込)
    「真逆ゲームが続いていた訳じゃないだろうな――」。中禅寺は電話口でそう云ったという。戸惑う記者・鳥口。眩暈坂を次々に上ってくる男たちの口から複雑怪奇な出来事が語られ、古本屋の座敷で収斂していく。揆を一にして伊豆では「成仙道」と「みちの教え修身会」が鹿砦を挟んで対峙。村中は鳴動した。
  • 塗仏の宴 宴の始末(3)【電子百鬼夜行】
    680円 (税込)
    「愉しかったでしょう。こんなに長い間楽しませてあげたんですからねえ」。宴の“黒幕”は笑った。かつて戸人村でおきた事件の真相、15年後の再会に仕組まれていた邪悪な目論見、そして囹圄の人たる関口巽は助かるのか……。事件のすべての謎を明かした果てに京極堂は時代の勢を察す。時、まさに昭和28年。

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塗仏の宴 宴の始末(3)【電子百鬼夜行】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月17日

    読み終えました全6冊

    凄かった…何が凄いって長さ!もそうだけど笑
    支度と始末ってタイトルのセンスと意味。
    巻き込まれた人々の多さと費やされた年月。
    哀れさと馬鹿らしさ。
    この事件の首謀者の身勝手さと日本軍の罪。

    そしてラスボスの恐ろしさ!!
    いやもうラスボスでしょ⁈
    榎木津が後ずさるんだよ⁈
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月05日

    再読。こうして宴は終わった。ある意味で京極堂が話の中心でありメインであった話。それにしてもあの黒幕はすげぇよ…、こんな黒幕らしい黒幕は中々いないよ…。百鬼夜行シリーズを通した全体的な話でいえば今作が一番スケールがでかかったが、それの核にあったのは家族というスケールの小さなものでもあったわけで。間違い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年06月20日

    文句無しの☆5。
    京極堂の煩悶とそれをいつも通りの不遜な態度で手を差しのべる榎木津、あの場面は百鬼夜行シリーズのなかでも3本指に入る名場面だと思う。ちょっと、涙でてくる。
    心理的なトリックを使う本ではまま取り上げられる題材ではあるけれど、「本当に今の時分は自分の中の意思で行動しているのか?過去の記憶...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月24日

    展開が複雑だった。が、その分結末が面白く、特に藍童子の立ち位置が分かったところなどは興奮した。

    京極堂の物語であったからか、完全に終わったわけではないようなのでこの先の話が楽しみだ。
    京極堂の背を押せるのは榎木津だけなんだろう。
    関口君の出番の少なさ。

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月15日

    中禅寺が藍童子相手に声を荒げる。同族嫌悪?
    珍しく余韻を残す終わり方。
    すっきりしないけど、これはこれで好き。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月15日

    支度から始末まで...長かった。
    シリーズキャラが勢ぞろいでワクワクした。
    パズルのピースをはめ込むように収束する様はさすが京極堂。
    関口がどうなったのか気になる。。。

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月01日

    京極夏彦百鬼夜行シリーズ第7作目
    塗仏の宴―宴の支度から続く長編がついに完結。

    大量殺戮の果てに消えた幻の村と徐福伝説を軸に
    これまでのシリーズの登場人物達を巻き込む
    事件へと発展する総集編的な作品。

    河童や安倍清明の使役した式神とは渡来系の技能者集団
    であり、妖怪伝説とは異人が既存のコミュニテ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年02月23日

    榎さんが道中大暴れしたのが面白かった。
    後半は関君の近況が描かれなかったんで、どうしているのか心配です。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月24日

    長かった物語もようやく結末を迎えました。
    こんなに榎木津がたのもしく思えたことはなかったかもしれません。
    “下僕”として鳥口、青木、益田を従え、京極堂のために動きます。
    戸人村に隠された真実を求めて、関係者が集結します。

    結末はすっきりとするものではありませんでした。
    寧ろモヤモヤが残りました。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月05日

    榎木津に木場に京極堂にとシリーズキャラが勢ぞろいだったのに関口くんがその場にいないのが寂しい・・・。最後までどうなったのかわからなかったし。
    謎の解明はスッキリしたけど、黒幕との決着はつかないまま・・・。
    後味悪い読後でした。

    0

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