あらすじ
「愉しかったでしょう。こんなに長い間楽しませてあげたんですからねえ」。宴の“黒幕”は笑った。かつて戸人村でおきた事件の真相、15年後の再会に仕組まれていた邪悪な目論見、そして囹圄の人たる関口巽は助かるのか……。事件のすべての謎を明かした果てに京極堂は時代の勢を察す。時、まさに昭和28年。
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満足!
まとめなくていいよね。
やはり何がなんだかわからない、膨大な情報が集約していくのは、興奮しますね。
関口くん、大丈夫かー!(メンタル的に)
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読み終えました全6冊
凄かった…何が凄いって長さ!もそうだけど笑
支度と始末ってタイトルのセンスと意味。
巻き込まれた人々の多さと費やされた年月。
哀れさと馬鹿らしさ。
この事件の首謀者の身勝手さと日本軍の罪。
そしてラスボスの恐ろしさ!!
いやもうラスボスでしょ⁈
榎木津が後ずさるんだよ⁈
ラスボスにとって事件はゲームなんですよ?
楽しいゲーム!!って(゚-゚*;)(;*゚-゚)
もう私の脳内は「ゴールデンカムイ」の鶴見中尉なんですけど笑
今作のオールスター大決戦で京極堂の心情が仲間達…いや下僕達が気づく場面は泣ける(T-T)
木場と榎木津のやりとりも良かった〜♪
そして数々の榎木津名言!!
「石橋なんぞ叩きもしないで飛び越える。それが探偵だ!!」
「離れて解る榎木津の恩と云う格言を胸に仕舞っておけ!」
榎木津がカッコ良すぎ!
こんなに出番が多いなんて!!
まさか榎木津に泣かされる日が来るとは思わなかった(*´°̥̥̥̥̥̥̥̥﹏°̥̥̥̥̥̥̥̥ )人(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
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再読。こうして宴は終わった。ある意味で京極堂が話の中心でありメインであった話。それにしてもあの黒幕はすげぇよ…、こんな黒幕らしい黒幕は中々いないよ…。百鬼夜行シリーズを通した全体的な話でいえば今作が一番スケールがでかかったが、それの核にあったのは家族というスケールの小さなものでもあったわけで。間違いなく百鬼夜行シリーズのターニングポイントとなった一作。
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文句無しの☆5。
京極堂の煩悶とそれをいつも通りの不遜な態度で手を差しのべる榎木津、あの場面は百鬼夜行シリーズのなかでも3本指に入る名場面だと思う。ちょっと、涙でてくる。
心理的なトリックを使う本ではまま取り上げられる題材ではあるけれど、「本当に今の時分は自分の中の意思で行動しているのか?過去の記憶は真実の記憶なのか?」という作中の問いかけは、大人になるにつれて結構重い意味を成すようになってきている気がする。
そして、記憶にある限りはじめて作中のカレンダーと読中のカレンダーが一致するというどうでもいいことなのに興奮してしまう出来事が起こった。
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展開が複雑だった。が、その分結末が面白く、特に藍童子の立ち位置が分かったところなどは興奮した。
京極堂の物語であったからか、完全に終わったわけではないようなのでこの先の話が楽しみだ。
京極堂の背を押せるのは榎木津だけなんだろう。
関口君の出番の少なさ。
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支度から始末まで...長かった。
シリーズキャラが勢ぞろいでワクワクした。
パズルのピースをはめ込むように収束する様はさすが京極堂。
関口がどうなったのか気になる。。。
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「塗仏の宴」もクライマックス。
全ては戦時中から続いた愚かな実験だったということが京極堂の口から語られ、そして家族が一つの事項をあやつられてしまった事によって崩壊してしまっていたことを突き付けられて絶望に立たされる物語の主要人物たち、そして、京極堂が最も嫌う「堂島大佐」、この物語の黒幕との対峙…まぁ読み応えたっぷりでした。
まぁ、相変わらず榎さんはもう自分の信じるままに持論を展開し、挙句の果てに暴れるもんだから…笑うしかないなぁ。
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京極夏彦百鬼夜行シリーズ第7作目
塗仏の宴―宴の支度から続く長編がついに完結。
大量殺戮の果てに消えた幻の村と徐福伝説を軸に
これまでのシリーズの登場人物達を巻き込む
事件へと発展する総集編的な作品。
河童や安倍清明の使役した式神とは渡来系の技能者集団
であり、妖怪伝説とは異人が既存のコミュニティに取り込まれる
過程で生じるものであるという視点は中々面白いです。
個人的には民俗学の楽しい参考書として見ているので満足ですが、
本筋のストーリーは終盤急展開で収集しずぎな感はあります。
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6/6
【ネタバレ記述あり】
2年前に「絡新婦の理」を読んで、次を逡巡していたのは、やはり長さ。
「絡新婦の理」が分冊文庫版にして4冊なのに対し、「塗仏の宴」は、「宴の支度」が3冊「宴の始末」が3冊しめて6冊という……長すぎるよ!
しかし、なんでも百鬼夜行シリーズ第一期のクライマックスともいうべき作品、とネット上に書かれていたのも納得の、オールスター!
主要人物はもちろんとして、一柳朱美さん! 織作茜さん! と驚きと、喜びと、そしてまた驚きの瞬間が、何度も乱れうち。
という意味でサービス精神たっぷりゆえ、6冊でもリーダビリティ高く、サクサク読めた。
ということはつまり、丁寧に整理することなく、あっれーこの人ってどの組織のどの人だっけーとぼんやりしながら読み進めてしまった。組織多すぎなんよ>他責思考。
私が嬉しく思ったのは、小説ならではの企み。
まず、「宴の支度」における章立ての端正さ(ぬっぺっぽう うわん ひょうすべ わいら しょうけら おとろし と模糊としたお化けの紹介)に対して、
「宴の始末」は小見出し的なモノがないなーと思っていたら、なんと三人称と思わせておいて、実はその場に「私」が静かにいて観察していた……と、小説にしかできないギミックが、本作中での「催眠」の効果ということで奏功して、さすが。
その上、6冊通じた真相がまた、小説ならでは。というか小説でしかできないのではないか。(コミカライズとかどうするんだろ)
あの人もあの人もあの人も、もとは一つの家族の成員だった……! こんなの絵にしたら色んな意味で一発だし。
しかしこの力業を支えるのは、いわば味方がわの誰が、相手がわの誰としか交流がないとか、顔を合わせるとか知らないとかいう状況が、きちんと整理されているんだろう。(読者としてはぼやっとしているが)
まあ、本末顛倒とか、後催眠万能説(!)とか、本格に並べるには躊躇われるものもあるが、まあ力業のシリーズで、十分楽しめた。
その上本作は、「中禅寺自身の事件」という旨味も。
「世の中には不思議でないものなどないんですよ」と、綺麗に中禅寺のアンチ発言をする悪魔的人物の、堂島静軒大佐。
この人の存在感の巨大さ、実は本作で初お目見えなのに、まるで笠井潔の矢吹駆に対する、ニコライ・イリイチっぽい、巨大なアンチ存在……「バットマン」のジョーカー……ジョン・ミルトン「失楽園」の堕天使ルシファーっぽい、大きな構えの人物造形だと思った。
さて今後シリーズでどうなるのかしらん。
Posted by ブクログ
長かった物語もようやく結末を迎えました。
こんなに榎木津がたのもしく思えたことはなかったかもしれません。
“下僕”として鳥口、青木、益田を従え、京極堂のために動きます。
戸人村に隠された真実を求めて、関係者が集結します。
結末はすっきりとするものではありませんでした。
寧ろモヤモヤが残りました。
彼らは、今後また何かの事件を起こしたりしないのでしょうか。
Posted by ブクログ
榎木津に木場に京極堂にとシリーズキャラが勢ぞろいだったのに関口くんがその場にいないのが寂しい・・・。最後までどうなったのかわからなかったし。
謎の解明はスッキリしたけど、黒幕との決着はつかないまま・・・。
後味悪い読後でした。
Posted by ブクログ
■内容(「BOOK」データベースより)
「愉しかったでしょう。こんなに長い間楽しませてあげたんですからねえ」。宴の“黒幕”は笑った。かつて戸人村でおきた事件の真相、十五年後の再会に仕組まれていた邪悪な目論見、そして囹圄の人たる関口巽は助かるのか…。事件のすべての謎を明かした果てに京極堂は時代の勢を察す。時、まさに昭和二十八年。
■感想
この本には何度読んでもどうしてもついていけない。たぶん自分の中で視覚化できないからなんだろうなぁと思うけれど、それ以外にも原因があるのかなぁ。
なんとなくもやもやしているというか…まさしくのっぺらぼうといいますか、塗仏なイメージの一冊。
何度読んでもついていけないのは理解しつつ、姑獲鳥の夏から絡新婦の理まで読んでしまうと、つい手を出してしまい、そしてパニックになって後悔する…うん、学習しよう。
とりあえずラノベっぽい設定や展開は変わらず。なんか京極が重要人物なのにふいた。のちのちこの設定が生きてくるんだろうか…ちょっと変なフツーの民間人でいいと思うんだが。