京極夏彦のレビュー一覧
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ネタバレ禅宗がよくわかる本として小説とは別の本として売れてしまいそうになるくらいに資料集を読まされたかのように感じてしまうが、むつかしすぎて文字を追うので精いっぱい。一巻目では控えめだった京極堂がついに蘊蓄砲を発射。寺の坊主が語るわ、京極堂が語るわでもう何がなにやらって...
今回は大量に坊主が出てくるんだけど、法名で呼んだり苗字で呼んだりするから誰が誰だか登場人物一覧でもつけておいてほしかった。誰が誰のお弟子さんかも何系かもこんがらがって理解したふりして先へ先へと読み進めていくしかない。旅館から寺内部へ潜入すると今度は寺で殺人事件。頼りない警部補が指揮を執るからさらに混乱。今回はギャグ小説風なところ -
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京極作品、これは人に勧められまして新年一発目がコレです。
江戸時代の妖怪図鑑、「絵本百物語.桃山人夜話」を元ネタ(といっても絵しかない)に奇妙な事件が起こるんだけど、主人公らの御行、艶っぽい傀儡師、変装の妙手じいさんのチームが解決に導くその過程が練りに練られている。仕掛けに結構時間をかけていて答えは最後までこちらにはわからん。で、ここに諸国の怪異譚を集める書物師志望の百介が巻き込まれてるというか気がつけば三人のシナリオに巻き込まれてる。何も知らんヤツが追加されてるのでシナリオがリアル感を増してる。人情系時代小説なのは間違いねぇ。
江戸時代が舞台なのか?その時代の雰囲気を感じられるし、なんだ -
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特集タイトルに惹かれた過去号の怪と幽、勢いで2冊お迎えしたものの、前号の「あやしい家」ほどはまらなかった。。
今号の特集は「呪術入門」だから、うわぁ呪術だね〜(ぼんやりし過ぎた表現しかできない 泣)ていう術とか、呪物とか、不穏な感じの内容ばかりかと想像してたんだけど、節目に玄関先に飾るやつ(お節分の柊とイワシの頭とか。うちにはそういう習慣はないから飾ったことはないけど)とか、ちょっとしたおまじない的な内容も紹介されていて、それが興味深かったです。あの飾りたちも呪物と呼ばれていることに驚いたのと、どれも初めて見るお品ばかりで、日本って狭いようで広いな〜って改めて感じました(私の実家の玄関先に掛け -
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京極氏の京極堂ではない短編8篇。
タイトルに堂々と幽談とされれば、そんな言葉があったかと思ってしまう。
解説では、“幽けき”(かそけき)記憶に棲むモノとされています。
怖さ的には、 怪談 〉 奇談 〉 幽談
こんな感じでしょうか
「手首を拾う 」
手首に拾われる感じ、幽けき存在感
「ともだち 」
幽けき友達
「下の人 」
家の中で下の方に潜む存在
「成人 」
実話風で奇妙。奇談寄り。
「逃げよう 」
怖さが直接的。怪談寄り。
「十万年 」
幻覚・幽玄の境界。幽談の極致。
「知らないこと 」
知らないことはない我が家
「こわいもの 」
京極さんには、結局怖いものがなのでは?
京極的幽けき短編