京極夏彦のレビュー一覧

  • 嗤う伊右衛門

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    怖いというより、お岩さんがかわいそうに思えてきます。

    伊右衛門はひどい奴だ。

    表現として最適なのは『酷い伊右衛門』です。

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    2017年08月15日
  • 豆腐小僧その他

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    妖怪の「いるけどいない、いないけどいる」という部分の解説を、物語に乗せたらこうなりました、的な内容。

    よくもまあ概念の解説に物語をかませたもんだ、とは思うが、やはり全体的に唐突感は免れない。

    それでも読ませてしまうのが著者の筆力か。

    それにしても狂言、落語と著者の守備範囲の広さには脱帽。

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    2011年06月28日
  • 豆腐小僧その他

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    ネタバレ

    「豆腐小僧双六道中おやすみ本朝妖怪盛衰録」に続けて、本書を読みました。
    豆“富”小僧IN平成です。
    短編ですが、お話として、素直に楽しめます。(最後が「ふりだし」と同じ流れですね。このオチがお約束なのかな~)
    他に、狂言台本と落語が収録されています。

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    2011年06月13日
  • 豆腐小僧その他

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    ネタバレ

    豆腐小僧を現代に蘇らせ、子供向けにした話でありながら、登場人物の位置関係がほぼ、ふりだしに同じで、やっていることと、語られている妖怪という概念についての解説も同じ。ただし、商業的に豆腐小僧の間抜けさが少々、なりを潜めて、可愛らしさを前面に出している。それが良い人には良いが、オリジナルの小僧を知る人には物足らない。また、小僧と達磨が離れてい登場しているシーンが多いため、シリーズ名物となっている達磨先生と小僧の掛け合い漫才が、殆どないのも残念。まあ、達磨先生に語らせ過ぎると話が長くなり、子供は退屈するのでしょうがないだろう。この現代で豆腐小僧が蘇った故に小僧が消えなくなったというのが、続編のおやす

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    2011年06月09日
  • 豆腐小僧その他

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    豆腐小僧の小説,狂言,落語と盛りだくさんの一冊。
    相変わらず豆腐ちゃんが可愛らしい。

    落語「死に神 remix 」がおもしろい。

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    2011年06月02日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

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    概念としての妖怪がわっちゃかわっちゃかしているお話。なかなか理論的なので頭を使いながら読みましたが京極さんらしい発想で面白かったです。袖引きちゃん可愛い!
    妖怪とは何ぞや…から、恐怖そのものや日本人の心について考え直すことができました。妖怪っていいな~。

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    2012年09月09日
  • 狂骨の夢 1巻

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    京極夏彦の小説をそのまま漫画化したもの。帯の売り文句『ドクロだらけ』に惹かれて購入。まさにドクロだらけで納得の一冊。ドクロの細部まで細かく書かれていて、うまい。内容は小説をそのまま再現しているので、京極夏彦好きなら買うべき。女性の描き方も色っぽく、和の雰囲気がとてもよく描かれています。

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    2011年05月26日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    もともと榎木津さんの大ファンだったのですがマンガ化されてもイメージが損なわれてなくて非常によかったです。
    この潔く突き抜けたヘンさが非常に好きです。
    そして、ときどき唐突に真面目な顔をするときの迫力も非常に好きです。
    人の記憶が見えちゃうってどんな気分なんだろうね。
    そして、それでも尚自分のことをあれだけ自分らしく保てるって、どんな事なんだろうね。

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    2011年04月29日
  • 魍魎の匣 1巻

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    京極堂のシリーズで一番好きな作品なだけに、自分の思い描いていた情景との違いがあれば読めないだろうな~っと、ずっと二の足踏んでいましたがチラッと覗いた途端に…。かなり再現されているのに感動しました。
    ただ一つ、私が十数年想像していた、久保竣公の作品に出てくる『匣(はこ)』の中の女の子の納まり方が違っていた。私はフタを開けると女の子が見上げるように入っているのかと思っていたけどこれは仰向けだった。一番のキーなので描くの難しかったろうな~。
    あと眩暈坂も。『一見普通の坂なのだけれど歩いているとなぜか眩暈がする』ような坂なのかと想像していた。何だか中国チックな坂だし。ま、これはどうでも良いところ。

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    2011年04月22日
  • どすこい。

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    読んだ後に「下らん!」と一笑に付す感じの短編集。陰惨とした気持ちの時に読むと何だか馬鹿らしくなって元気になるかも? とりあえず他人の作品タイトルを使用しておいて、ここまでぶっ壊す心意気を私は高く評価したいです。

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    2011年04月04日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    ネタバレ

    志水アキさんには少なくとも百鬼夜行シリーズと百器徒然袋の全部の漫画化お願いいたしたい。絡新婦とか塗り仏とかどんだけかかるか分からんが。

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    2011年03月22日
  • 覘き小平次

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    切なくて考えさせられる話
    他人に理解できなくても幸せは人それぞれだし、思うことも人それぞれですよね
    あと、巷説とリンクしてるのでそっちのファンの人はそれだけでも楽しめるかも

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    2011年03月20日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    ぶれ無い志水アキ

    外伝だけあってやや軽ーい話。悪ふざけする京極堂が見れるのは確かこの話だけ。

    未読の人はこれ読んだ後に邪魅の雫を読むと榎木津ファンが出来上がるんじゃんないかな。

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    2011年03月17日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    面白かった。コミック化して久しぶりに読んだが、あらためて京極夏彦すごいと思った。事件の発端は珍しいものではないが、そこからの落としどころが京極ならではのもので、よくもまあその知識をからませ、あんな展開にもっていけたものだと、感嘆してしまった。また、そういったお話のプロットの秀逸さもさる事ながら、京極節というか、作品への味付けもすごい。キャラクターのやりとりも面白いし、ユニークでオリジナリティにあふれていて、ニヤニヤしながら読んでしまった。

    また、原作のマンガへの落とし込み方もとても上手。コミカライズを担当した志村アキさんは、「魍魎の函」を見事にマンガに落とし込み、その完成度の高さ、マンガへの

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    2011年02月26日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    本編のように事件が複雑でなく、善悪もはっきりしているため、すっきり楽しく読めた。
    後半の展開の胡散臭さも良かった。
    美弥子さん素敵。
    狂骨の続きが楽しみ。

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    2011年02月23日
  • 魍魎の匣 4巻

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    ネタバレ

    第7話『コミック怪』Vol.7(2009年7月)掲載、第8話『コミック怪』Vol.8(2009年10月)掲載

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    2011年02月19日
  • 魍魎の匣 3巻

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    ネタバレ

    第5話『コミック怪』Vol.5(2008年11月)掲載、第6話『コミック怪』Vol.6(2009年3月)掲載、

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    2011年02月19日
  • 魍魎の匣 2巻

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    ネタバレ

    第3話『コミック怪』Vol.3(2008年4月)掲載、第4話『コミック怪』Vol.4(2008年7月)掲載

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    2011年02月19日
  • 魍魎の匣 1巻

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    ネタバレ

    第1話『コミック怪』Vol.1(2007年8月)掲載、第2話『コミック怪』Vol.2(2007年11月)掲載

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    2011年02月19日
  • 狂骨の夢 1巻

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    「狂骨~」は京極堂シリーズの中で特別好きというわけでもないのに、漫画はぐぐっとのめりこんだ。志水アキ氏の書き込みはやはり半端ない! 個人的にいさま屋のビジュアルがこんなにしっくり来たのは初めて。丹念に小説を追っているので、文字量故に原作を敬遠している人はここから京極堂ワールドへ入るべし!

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    2011年02月09日