京極夏彦のレビュー一覧

  • 薔薇十字叢書 神社姫の森

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    薔薇十字叢書のシリーズで読んだのは三冊目なのですが、一番本編に近いというか、雰囲気が出ていた気がします。今までの本編を覚えていないと人物像がすぐに出てこないですが。また、多彩なゲストがいい味だしてました。妖怪と言えば…、の御大の登場にフハッてなります。

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    2015年12月17日
  • 薔薇十字叢書 神社姫の森

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    本家のファンとしてはゴージャスな出演者だし、これまでの復習もできて満足したけれど、読んでいない人には大丈夫なのかな~?と思った(^^;)榎木津の薔薇十字というより、京極堂シリーズという感じ(^^)京極堂の最後のセリフが好き♪

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    2015年12月04日
  • 後巷説百物語

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    ネタバレ

    明治の初め、怪しい相談を持ち込む若衆4人組に対して、枯れた隠居が自らの体験談を語る物語です。

    前作までとは案内役が異なるため、当初4人の内誰の台詞か分かりにくかったり、本題に入るまでの下りや蘊蓄が長いなど、多少テンポが悪い気がしました。

    他方本作は単なる殺人狂や色狂いのような極端な悪役が少なく、しかし最終話のみはその前作までを思わせる悪役により物語を締めるという憎い演出でした。

    また神仏や占いが未だ生き続ける現代を見据え、どうにもならない問題や生き辛さに折り合いをつけて生きることの意義にまで踏み込んだ本作は更に深みを増したと言えます。

    読者と一緒に旅をし、最後の最後まで読者と一緒に騙さ

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    2015年12月01日
  • 嗤う伊右衛門

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    男女とは斯くも分かり合えない、という良書その二。
    しかしこっちは純愛でした。お互い思い合っているところがもえでした。

    10年ぶり位で、本当に内容忘れていたので、どうなるのや、と面白かったです。

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    2015年11月27日
  • 絡新婦の理(1)

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    本屋で探したときになかなか見つからなかった。
    サイズ変わると並べるとき気になるなー。
    いつも通りのクオリティで安心。
    続きを知っていても、話に引き込まれる。

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    2015年11月27日
  • 薔薇十字叢書 神社姫の森

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    ネタバレ

    なんと昭和30年代です。ちょっと悲しくも、京極堂や木場修が喋っているところなど、割とそれっぽくてよかったです。
    最後なども好き。
    迷惑かけまくりだけども見放されない彼ににまる。
    後書きもちょっと笑える、ほんと、こんなこと夢にも思わないですね。

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    2015年11月22日
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩

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    京極氏公認同人誌、といった感じ。内容もそれほど深いわけでもないのですぐに読めます。京極堂シリーズのキャラが好きで、少々キャラのイメージが違っても許せるならどうぞ。京極達の学生時代をそこそこ脳内補完出来るかも?

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    2015年11月12日
  • 絡新婦の理(1)

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    読む人の背筋をぞっとさせるような表情を描けるって、すごいと思います。

    エピソードの順番が入れ替えられ、聖ベルナール女学院篇のオカルトな魅力がつまった一巻でした。
    酔っ払い青木と短髪益田が妙にかわいらしい。
    ヒモになった降旗は果たして登場するのか?

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    2015年11月03日
  • 薔薇十字叢書 桟敷童の誕

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    京極作品を読んでいたら、もっと楽しめたはずでした。
    勉強不足なのに手を出してしまって、申し訳ないです。

    登場人物の特徴もわからず読んでしまったけれど、楽しめたのは確かです。

    改めて、またいつか読んでみたいと思います。

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    2015年11月02日
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩

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    関口、中禅寺、榎木津の学生時代の話(^^)三人とも出会った時から、鬱で博識で破天荒だったんだな~(^^;)藤牧が登場した時「おっ‼」と思った(^o^)

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    2015年10月31日
  • 薔薇十字叢書 桟敷童の誕

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    映画館だから座敷わらしじゃなくて、桟敷わらし(^^)本家よりソフトな感じがしたけれど、雰囲気はそのままで満足♪フルメンバーがほぼ登場しているのも嬉しかった(°▽°)

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    2015年10月30日
  • 絡新婦の理(1)

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    少年誌に移籍したため単行本も小型化。ジュブナイル風の導入ながらも内容についてはシリーズきってのエグさで、さらに唐突にオッサンだけの話(京極堂周りの話)が挿入されたり本来の雑誌読者の目にはどう映っているのか(原作のミステリー的魅力と漫画の卓越した表現力を読み取って欲しいところではありますが)w

    2巻予告で出てたけど、織作家の姉妹、これまた濃いデザインで良いですなぁ。

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    2015年10月24日
  • 絡新婦の理(1)

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    まさかのマガジンに移ってのあれ?連載してるわけではない?まいいや、マガジンコミックで、まさかの絡新婦。
    鉄鼠の檻が飛ばされたのがかなしー、けど、絡新婦は女の子一杯出てくるからねー。
    やっぱり事件の細部思い出せないので、変更があるのかどうか、もう……

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    2015年10月18日
  • 絡新婦の理(1)

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    まず一巻目はいつも通り「あぁ~こんな話だったなぁ」と原作を思い出す(^^;)そして毎回、原作のキャラと志水アキさんの絵がピッタリで驚く!更に登場人物の豹変ぶりに恐怖をいだく(ToT)最後に京極夏彦さんと志水アキの対談が載っているのが嬉しい(^^)♪

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    2015年10月18日
  • 遠野物語remix 付・遠野物語

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    柳田國男の名著『遠野物語』を京極夏彦流にアレンジメント。私にとって初の京極作品がこれである。何それ。
    大分ホラーノベルテイストになったが、それでも遠野物語の、語られることで明るみになる樹樹と、語られぬことにより生じる虚(うろ)とが醸し出す不協和音が生かされていて良い。京極氏が元々そういう作風だったらごめん。何せ読んでない。
    一一七番のヤマハハの話の結びのアレンジはすげー怖かった……。

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    2015年09月05日
  • 姑獲鳥の夏(4)

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    ネタバレ

    あの分厚い原作が4冊に綺麗に収まるとはびっくりです。黒衣の男は相変わらずかっこよかった。「だから久遠寺の母は…」のあのセリフの「だから」の威力は半端無い。接続詞使い方が素晴らしい例と思う。

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    2015年09月03日
  • 遠野物語remix 付・遠野物語

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    正体の分からないものへの畏敬、姿は見えているが自分とは違う物への怯えは今の日本人の好む物語にも通じるとおもう。カッパ、雪女、山男、童話だったり小説、漫画、映画でも有名な妖怪達の物語が京極夏彦さんの手によって読みやすくなっているので興味はあったけど古い作品だし手を出しづらいと考えている人がいたら、これを! と差し出したいです。
    現代人以上に神仏信仰が盛んで、生活に馴染みすぎたが故に無宗教であると言う人もいない時代だからこそ、たぶん勘違いだろう、見間違いだろうではなく化け物に違いないという方向に転がっていくのは興味深い。
    五十九の胡桃の合間に赤ら顔の河童が見えたのはその最たるものだと考える。

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    2015年08月25日
  • 百器徒然袋 面霊気 薔薇十字探偵の疑惑

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    にゃーーーーーーーーーーんこ!
    どんどん奇人ぶりが進行したえのさんも、榎木津という仮面を被っていたよ、と言うラストもきれいだよね。

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    2015年06月27日
  • 嗤う伊右衛門

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    四谷怪談を京極夏彦が新訳。章ごとに登場人物視点で描かかれ、少しずつ話しが繋がっていく。ミステリー調で最後まで楽しく読めた。ラストは切なくも愛おしい。

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    2015年04月30日
  • 姑獲鳥の夏(4)

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    子さんは、シリーズ中最恐のキャラだったなぁ…そして次は待望の『絡新婦の理』だそうで。超期待。鉄鼠は殆ど記憶にない。

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    2015年04月10日