京極夏彦のレビュー一覧

  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】

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    まだまだ導入。
    連続バラバラ殺人事件と、怪我をして怪しい研究所で治療されている加奈子がどうつながっていくのかが見もの。
    箱を使った怪しい霊能者が絡んでくるのだろう。
    京極堂の超能力者、占い師、霊能者、宗教家に関する薀蓄のくだりがやたらと長い。まあ面白いけど。

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    2018年10月21日
  • 絡新婦の理(4)

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    京極堂が登場して、あっという間に憑き物落とし(;゜∇゜)それにしても毎回、いろいろな事件がスルスルと上手く繋がっていくもんだな~(^o^;)原作を読んだ時も思ったけれど、人物相関図が自分の脳で正しく描かれているのか不安(--;)一度は紙に書いて確認しようと思っているんだけど…(^^;)ゞ最後の茜さんの微笑みが恐ろしくも美しい!

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    2017年04月03日
  • 絡新婦の理(4)

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    ネタバレ

    絡新婦が仕掛けた糸の中、京極堂が糸のつながりを解いていくが、憑き物が落ちても仕掛けの惨劇は成就していく。
    女性の権利・立場についての日本古来からのあり方を石長比売の神話の解釈や婦所婚を引き、女系社会にスポットを当てながら明かされる事件の背景には、逆にそうした設定を構想した作者の発想に驚嘆させられる。
    ラスト、蜘蛛の正体は分かっても、どこか理解が及んでいない釈然としない感覚が残った。
    17-46

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    2017年03月25日
  • 絡新婦の理(4)

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    あれだけの分厚さをなんとかかんとか単行本4巻に抑え込む志水さんの手腕が唸る、絡新婦の理最終刊。
    名前や行動が出る度に顔が出ると分かりやすいなぁ。
    ずいぶん読み返してなかったから、また読みたくなってきたよ。
    次回はついに鉄鼠の檻!!! あの雰囲気をどう漫画に落とし込むか、楽しみ!!!

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    2017年03月20日
  • 絡新婦の理(4)

    ネタバレ 購入済み

    尻切れとんぼになってしまった

    少々物足りない終わりかたです。
    原作ではプロローグが最後の台詞の続きになっているのですが、こちらの漫画版ではカットされてしまっているので原作を知らない方には多少混乱するラストになってしまっています。

    雑誌連載なので仕方ないのでしょうが、画力や表現が素晴らしいだけに肝心要の部分がカットされているのが残念です。

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    2017年03月17日
  • 絡新婦の理(3)

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    原作のブ厚さが特徴的な本作ですが、これ本当にあと1巻で完結するの…?

    少年誌掲載ということでどうなることかと思ったけど、割とグロシーンも容赦なし。原作未読の読者は当初百合学園ものが始まったかとおもいきや、次第にオッサン達に物語を乗っ取られていって何事かと思ったじゃないだろうかw

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    2017年03月12日
  • 絡新婦の理(3)

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    1~3巻までをまとめて読む。
    聖ベルナール学園、織作家、目潰し魔、絞殺魔。
    張り巡らされた蜘蛛の糸を予感するが、構造も蜘蛛の正体も見えてこない中、憑き物落としを引き受ける京極堂。
    さて次巻でどのような完結を迎えるのか。
    17-32

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    2017年02月26日
  • 嗤う伊右衛門

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    四谷怪談を京極夏彦の文章で書き起こした一冊。 あんまりにも誰も救われていないじゃないか。それなのに、伊右衛門は救われている。最後の最後で伊右衛門は救われてしまったのだ。 お岩の「どうして伊右衛門様は幸せにならぬ!」という台詞がとても重い。 どうしてお岩と伊右衛門はすれ違ってしまったのだろうか。 他に幸せになる方法はなかったのだろうか。 何故、どうして。考えても栓ないことが頭をぐるぐるとまわって、最後、幸せそうに笑う伊右衛門の描写で涙が落ちかけた。

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    2017年01月30日
  • 遠野物語remix 付・遠野物語

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    「遠野物語」を読みやすく現代文にかみ砕きながら、装飾はほとんど行っていないので、原典の持つ素朴な「得体のしれないものを伝承する」という姿勢を感じ取ることができます。
    怖がらせようという意図のある「伝承話」ではなく、あくまでただそう伝わっている、ということを伝えていこうとする話のかけらたちなので、物語の背後に統一された意図があるわけでも、意外性ある展開があるわけでもありません。

    けれど、繰り返し描かれる「この世ならざるもの」がなにかの暗喩なのか、はたまたほんとうの異形なのか、などと想像を巡らせると、とらえどころのない不安やおののきを感じたりもするのでした。

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    2017年01月09日
  • 覘き小平次

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    幽霊役者の木幡小平次を中心に、彼を取り巻く様々な人間たちの因縁が絡み合っていく物語です。

    小平次の妻は、幼い頃に見た絵画の男に惚れたというお塚で、彼女は押入れの中に閉じこもって口をきこうともしない小平次を嫌い抜いていました。そんな彼女に懸想している囃子方の安達多九郎が、小平次に仕事の話を持ち込んでくるところから、物語は始まります。小平次を雇いたいという玉川座で女形を務める玉川歌仙は、幼い頃両親を殺され、この世界に入り込むことになります。さらに、人を殺すことを何とも思わない動木運平という素浪人とその仲間の破落戸が、いっそう事件を複雑なものにしていきます。

    人間関係を過剰なほどに絡み合わせるこ

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    2017年01月04日
  • 嗤う伊右衛門

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    『東海道四谷怪談』を著者がリメイクした作品です。

    貧しい浪人の伊右衛門のもとを、西田尾扇という医者の家で下男をしている直助という男がやってきて、人を殺す方法について尋ねるところから、物語は始まります。その後彼は、「小股潜り」という二つ名を取る又市という男の斡旋で、民谷又左衛門という謹厳実直な侍の一人娘である岩のもとへ養子に入ることになります。岩は美しい娘でしたが、疱瘡を患ったために醜い顔となり、父の又左衛門は窮したあげく、人をだますことに長けた又市を頼ったのでした。しかし又市は、伊右衛門に真実を告げ、伊右衛門も岩のことを承知の上で民谷家の養子になることを決意します。

    ところで、又左衛門の上

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    2017年01月03日
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩

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    本家公式二次創作とあって、読みやすく登場人物も本家よりは幾分丸く(笑)仕上がってはいるものの、楽しく読めた。
    何よりも読んでいてニマニマしてしまう。
    木場修が出てこないのが少し寂しいけれど。
    (学生時代なので仕方ないといえば仕方ない)

    正直、話の流れは読みやすく、事件自体も予測がついてしまうのでミステリー要素を期待してると少し物足りなさがあるかもしれない。
    京極夏彦が描く百鬼夜行シリーズに比べると先が読めない謎の雰囲気や、例の薀蓄、薀蓄に次ぐ薀蓄、そして妖怪じみた感というのはないけれど、これはこれでありだなという感じ。
    次作が出たらまた読みたいなと思う。

    彼らの学生時代がこうだったら、なん

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    2016年12月24日
  • 絡新婦の理(3)

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    碧のデザインがすごくいいです。
    天使にしろ悪魔にしろ、人間離れしているところが。
    そう見ると、葵はずいぶん地に足がついてる

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    2016年12月18日
  • 絡新婦の理(3)

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    榎木津が大活躍!(*^O^*)そして次回は京極堂の憑物落とし!原作を読んでいるから結末は知っているのにドキドキ(゜゜;)

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    2016年10月27日
  • 旧談

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    話しは1つ1つが短めで「なんで?」と思う終わり方が多かったけれど、それもまた味なんだろうな。
    昔のものを京極さんが現代語訳しているだけから地名などはそのままなのに、人物名はAさんJさんといったアルファベット表記なのがじわじわ面白かった。

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    2016年10月20日
  • 絡新婦の理(3)

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    ドハマリしている京極夏彦+志水アキコンビ、もう7-8年目とかくらいでしょうか?
    今回も複雑な本筋を整理してヴィジュアル化して、ととても大変な作業、ありがとうございます。でも週間連載だとやっぱ大変そうだなー。
    次で完結カー。鉄鼠の檻やって欲しいけど、どうなのかしら。塗仏はまた複雑になりすぎるけど、やるのかな?

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    2016年10月18日
  • 旧談

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    ネタバレ

    「旧談」は江戸時代の怪談本「耳嚢」をベースに京極夏彦さんが現代語にわかりやすく書き換えたもの。
    「耳嚢」は当時の随筆又は備忘録であるという。なので正確には怪談本ではなく、作者がつれづれに面白い話・奇妙な話・町の噂話などを集めたもの。
    その中から特に不思議な話・怪しい話などを集めたのがこの怪談本「旧談」ということらしい。

    説明のつかない話や、不思議だなーなんでかなー?というくらいの話でも読みかたによっては怪談に受け取れないこともない。
    江戸時代のことでもあるので、科学的な説明もあるわけはなく全て伝承のお話である。どこまでが本当でどこからが尾ヒレがついた噂話かもわからない。
    各話よくわからない怪

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    2016年10月13日
  • 狂骨の夢 1巻

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    角川祭りで半額だったのでこの機会にと購入。
    読み終わってみればなんてことはない、自分が感じていた違和感は正しかったのだと気がつかされた。とはいえ細かなところまで想像が広がらなかった。
    本当に細かな仕掛けがあちこちに仕掛けられている。
    複数の事件がどう繋がっていくのかが、このシリーズでは重要で、どれのこれも一筋縄では行かないので中々頭を使う。

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    2016年10月05日
  • 前巷説百物語

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    巷説百物語シリーズの前日譚。
    法で裁けぬ悪を斬る「必殺仕事人」の体裁を保ちつつ、その在り方に当人たちが悩むようになるというミステリにおける「後期クイーン問題」のようなテーマまで踏み込む。
    本の厚みに見合った重厚な主題。

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    2016年06月19日
  • 遠野物語remix

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    独特な文体に目が行く。
    簡潔な短い文が重ねられている。ここは読点なのでは?と思うところで句点だったり。
    京極夏彦の文章を読むのは実は初めてで、これが京極調なのかどうか、わからない。多分、柳田の文章に合わせて工夫したものなのだろうとは思う。

    経立(ふったち、長生きした獣)や、座敷童、山神、山人といった不思議なものたちには、心がひきつけられる。
    そして、それらが土地の地形や地名と深く結びついていると感じた。
    きっと遠野だけではなく、全国各地にこういった話はあったはずなのに、どうして残らなかったのだろう。
    ほら、この岩にはその時の熊の爪の跡がのこっているだろう―といった形で、自分の生まれ育った土地

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    2016年05月28日