京極夏彦のレビュー一覧

  • 塗仏の宴 宴の支度(3)【電子百鬼夜行】

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    「俺個人がねえだと?」。胡乱な健康法を伝授する「長寿延命講」のからくりを暴き、嘯く“心霊少年”藍童子の言に刑事・木場の心は乱れた。折から富豪・羽田隆三の依頼に応じて伊豆下田に赴いた織作茜の前に再びあの男が現れていう。「しりたいですか」。それは新しい道ならぬ黄泉路へと茜をさしまねく声だった。

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    2014年01月05日
  • 百器徒然袋 五徳猫 薔薇十字探偵の慨然

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    榎木津たちの活躍今回も痛快。
    殺された女は行方を眩ましたことに殺した女は殺されたことにそして下女に成り済まし。下女は一生の奉公につかされ。このカラクリを榎木津たちが解明。左手の招き猫から始まる話しがこのニャンコの利き手が話しを纏めている。人はみんな徳を持っているけど五徳で十分てとこかな。
    榎木津はちょっと暴れ足りず?

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    2014年01月04日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中おやすみ

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    ・京極夏彦「豆腐小僧双六道中おやすみ」(角川文庫)と その先行の「豆腐小僧双六道中ふりだし」を読んだ。例の調子と言へるかどうか。たぶん言へないと思ふが、しかしおもしろいことは確かである。さう、これは 豆腐小僧を中心として、妖怪の来歴を記したもの、更に言つてしまへば、妖怪の履歴を散りばめた物語、履歴書小説ではないか。多くの妖怪が出てくる。それら のよつて来たるところをきちんと確認したうへで、その妖怪をそのやうに動かしてゐる。語りは、多分に戯作を意識してゐると思はれる饒舌体である。そんな作品だから、かういふ語りが案外あつてゐるのかもしれない。ただし、理屈つぽい作品である。それは概念といふ漢字におば

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    2013年12月08日
  • 魍魎の匣 1巻

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    ”魍魎の匣 全五巻”京極夏彦原作 志水アキ画 角川書店(2007/12~2010/07発売)

    ・・・京極夏彦”魍魎の匣”のコミック版。原作の魅力を余すところなく引き出した美麗なコミックでした。
    巻末に収録の設定画のコメントに”原作未読のアシスタントさんだと背景の雰囲気がなかなか伝わらないので全員に熟読して貰った。”とあったり、表紙は全巻中禅寺なのですが、カバーをめくると同構図別キャラクターであったりと本編以外にも楽しめる要素が多かったですね。

    ・・・シリーズのコミック化は”狂骨の夢”が全五巻で刊行済み。”姑獲鳥の夏”が連載中&一巻発売中。他に榎木津が主役の”百器徒然袋”が連載中。(”鳴釜”

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    2013年12月03日
  • 西巷説百物語

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    巷説百物語シリーズは、続、後、前ときて、あーもうおしまいか〜と思っていたら「西」ときた!このシリーズがまだ読めそうで嬉しい限り。

    登場人物それぞれがみんな味があり、その味がまた良い。今回は「西」の話だけれど、新しい人物に加え、ちゃんとあのおなじみの立役者たちも出てきます。

    特に妖怪に興味はありませんので、人間社会の、理屈で説明できないものを「妖」として胸におさめてきた先人の知恵に納得しつつ、しかし妖怪蘊蓄はざっと飛ばし読み。それでももちろん内容は本当に面白いです。

    複雑に絡み合う人と人、純真ゆえにそれが過ぎて罪となる、相手を思うがあまり道を踏み外す、深い情念にとらわれてしまう人々、どの話

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    2013年11月19日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

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    ネタバレ

    序盤で二度ほど過去に挫折してましたが、やっと読破しました。
    序盤は本当に慣れない書き方や説明が読みづらくて辛かったのですが、達磨先生や三毛姐さんなんかが出てくるあたりからは登場キャラも増えて、ストーリーも進んでいくのでだいぶ面白くなりました。
    終盤のドタバタ劇の百鬼夜行はぐんぐん読めて楽しめました。

    妖怪たちがとにかく愛おしかった。
    特に豆腐小僧が可愛くて可愛くて!

    続編もまた今度読みたいな。

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    2013年11月17日
  • 百器徒然袋 五徳猫 薔薇十字探偵の慨然

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    カバー裏イケメン杉わろた  

    本島君が段々「一味」になって言っているのがわかる!  
    益田の百面相が可愛い!  

    安心して読めて、尚且つ面白いってすごいことだと思う

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    2013年11月16日
  • 魍魎の匣 1巻

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     皆さんご存知映画化もされました≪魍魎の匣≫のコミカライズです。
     絵が素敵。原作に忠実なので凄く分かりやすいです。

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    2013年11月13日
  • 百器徒然袋 山颪 薔薇十字探偵の憤慨

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    ネタバレ

    関くんと本島さんの組み合わせはなんておもしろいんだろう。
    いい下僕コンビだ。
    榎さんの大暴れよりもむしろ京極堂のハメの外しっぷりが実は真骨頂なのかも。

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    2013年11月12日
  • 百器徒然袋 五徳猫 薔薇十字探偵の慨然

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    小理屈もあまり複雑ではなく、気持ちのよいハッピーエンド。本シリーズの会心作のように思える。

    それにしても、『コミック怪』もついにアレしてしまったようですが、『姑獲鳥』ともども移籍が決まったのはとりあえずめでたい。

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    2013年11月10日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

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    何にもわからない豆腐小僧のおかげで、いろいろ噛み砕いて説明してあるのでわかりやすかったです。
    概念か~。いやその通りなんだけど、なんとも。
    最後のわちゃわちゃ大騒ぎが面白かったです。

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    2013年11月10日
  • 狂骨の夢 5巻

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    文覺長者の結末が、びっくりというか、いかにもなところです。
    バシッって決まって、好きだけど。

    お前、さっきまでしゃべっていたやろう。京極堂、いつ気づいたんだ!!みたいな。

    実は、わたしも相貌失認の気がちょっとあります。
    人は、だいたい雰囲気と場所で覚えるので、シチュエーションが違うところであうと、びっくりするほど誰かわからないです。
    きらいな訳ではないのですが。

    朱美さんが、いい女過ぎて怖いぐらいですねぇ。

    でも、好きなのは「魍魎の匣」なんです。

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    2013年11月08日
  • 百器徒然袋 五徳猫 薔薇十字探偵の慨然

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    このシリーズまさに痛快!!今回は化けにゃんこ!毎回、榎木津に振り回される人達が面白い(^^)♪でも最後は何故か上手くまとまってハッピーエンド♪きっと京極堂が頑張って動いているから…(^^;

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    2013年11月03日
  • 百器徒然袋 五徳猫 薔薇十字探偵の慨然

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    招き猫から始まる物語。化けにゃんこ!と叫び、大暴れする榎木津は必見。何故かいつも榎木津父の依頼まで丸くおさまってしまうんだよね。あー、すっきりした。そろそろ積んでる原作読まないと。次は雲外鏡。

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    2013年11月01日
  • 百器徒然袋 五徳猫 薔薇十字探偵の慨然

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    招き猫は右手を挙げるか、左手を挙げているのか。
    と、化け猫の話。
    「本島くん、そう云うのを名案と云うんですよ」

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    2013年10月28日
  • 豆腐小僧その他

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    小さな体に似合わぬ大きな頭には破れた笠、手にはお盆を持ってその上には紅葉の豆腐。これが「豆冨小僧」。
    妖怪好きの淳史が思い浮かべたおかげで数百年ぶりに世界に生まれた。

    最初の一遍ははちゃめちゃでむちゃくちゃで面白かったです。出てくる機械もかっこいいし。結末はすっきりだし。
    京極さんの現代物は始めてだったので新鮮かつ面白かったです。

    狂言の「豆腐小僧」も「狐狗狸噺」も「新・死に神」もキチンと落ちてて、面白い。
    クスリと笑えるカンジがなんとも良くて、これが狂言なのかなとも思いました。

    最後の落語「死神remix」は最後スパッと終わっちゃって、なんかあっけにとられてしまった。内容は面白かったけ

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    2013年10月23日
  • 姑獲鳥の夏(1)

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    大好きな「姑獲鳥」のコミカライズ!
    絵で楽しむ京極堂の世界も見てみたい!と購入。

    小説での京極さんの趣とは少し違うけれど、
    心理学や量子論などの部分をすごく噛み砕いて
    書いてくれているので、難しい部分もするすると
    頭に入ってくるのがマンガの素晴らしさだと再実感。

    大好きな仏舎利のシーンもたっぷり楽しめました。
    すべてのことは観測した時点で性質が決定する。
    世界のすべてはまやかしなのか。

    ゴージャスすぎる造形の榎さんをひきつれて
    いざ、禍々しい久遠寺医院へ。

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    2013年10月16日
  • 塗仏の宴 宴の支度(1)【電子百鬼夜行】

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    「知りたいですか」。郷土史家・常島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。

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    2013年11月30日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    十年ぶりぐらいで読みました。さすがに以前の時のように一気に読んでのドキドキってのはなくなりました。文庫本ですから「めくりづらい」「手が重たい」ってねは無くなりました。仕事カバンにも収まり易い。
    しかし、解ってるんです。あのぶっとさも京極堂の魅力の内だということも。憑き物がおちました。

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    2013年09月25日
  • 嗤う伊右衛門

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    京極夏彦の3冊目。

    新解釈の四谷怪談と銘打たれているが……、怪談話ではない。周囲の陰謀と運命に翻弄された男女の、壮絶にして美しい愛を描いた物語。

    面と向かってはうまく廻らなかった夫婦の、互いに相手を想うその気持ちが切なくなる……。

    バッドエンドで締め括られる話は本来好きではないのに、不思議と本作では後味の悪さが微塵も無い。

    ★4つ、9ポイント。
    2013.09.05.了。


    “又市”なる御行が主要な役どころで登場している。
    仕掛けの類いは無いけれども、あの決め台詞も……。

    “あの又市”の初登場作品、ということなのかな?

    後で、出版年を調べてみよう(笑)



    (追記)
    調べるま

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    2015年07月06日