京極夏彦のレビュー一覧

  • 後巷説百物語

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    "彼方を立てれば此方が立たず、此方を立てれば彼方が立たず、並び立たぬが憂き世の定め、それを立たすが小股潜り。"

    あの日別れた御行の、遺志を受け継ぐ戯作者の、命を懸けた、百物語。

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    2015年01月03日
  • 数えずの井戸

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    実は番町皿屋敷の本筋はよく知らないのだけれど。

    さすが京極さん。
    この方の再構築の巧さには舌を巻いてしまう。

    菊は本当はこんなに純情な娘だったのかも知れないね。
    ラストシーンもよかった!

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    2014年12月30日
  • 百器徒然袋 雲外鏡 薔薇十字探偵の然疑

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    百器徒然袋のコミカライズ第5弾。
    安心感有る志水アキさんのマンガ化なんで、何も不満はない。
    というか、神無月鏡太郎、くいだおれ太郎かよw

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    2014年12月23日
  • 数えずの井戸

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    ・ 私が知つてゐる皿屋敷は、落語の「お菊の皿」は論外として、黙阿弥の「新皿屋敷月雨暈」、通称魚屋宗五郎も殿様の手打ちはあるものの、例の皿数へがないといふもので、要するにまともなのは岡本綺堂「播州皿屋敷」だけと言つて良い。これには小説もあるが、私には歌舞伎で、今でもよく上演される綺堂の人気作と してある。この作品には手打ちも皿数へもあり、皿屋敷伝説の粋の詰まつた作品と言へる。ポイントは青山播磨の「潔白な男のまことを疑うた、女の罪は重いと 知れ。」(青空文庫本戯曲「播州皿屋敷」による。)、あるいは「もし偽りの恋であつたら、播磨もそちを殺しはせぬ。いつはりならぬ恋を疑はれ、重代の宝を 打割つてまで試

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    2014年12月14日
  • 遠野物語remix

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    ネタバレ

    読み終わりました!

    ちょっと読みにくかったなぁ・・・
    だけど、ずっと気になっていた本が
    やっと読めたので良かったです(〃^^〃)


    最初。。色んな妖怪さんのお話がぎゅっと詰め込まれた本なのかなと思っていたら、
    予想と違っていてビックリしました!





    遠野では昔話の終わり「コレデドンドハレ」なんですね!
    最後のお話『百十七』は、
    ドンドハレじゃないでしょ!?と突っ込んでみたりしてました(^_^;)笑


    狐とか河童とか知っている妖怪が出てきたのは嬉しかったです♪♪



    妖しに化けて人間の前に出てくるエピソードが
    夏目友人帳に似ていたのも嬉しかった////

    知っている人が妖怪さんにな

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    2014年12月13日
  • 姑獲鳥の夏(2)

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    登録すんの忘れてた。
    今回もいつも通りのクオリティでいーね。
    面白いが、これはいつまで続くのかな。
    結局、狂骨の夢やるのにこれがないと不自然だからなんだろうけど。

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    2014年11月18日
  • 遠野物語remix

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    ついつい一気読みしてしまった。
    「遠野物語」は簡潔で読みやすく、既に作品として完成されていると思うのだが、京極夏彦氏の手によって、更に読みやすくなっているとは……。

    怪異にあったからといって、その後変わったことは何もなかったというオチもいくつかあった。
    やはり、遠野では頻繁に起こっていたことなのかな……。

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    2014年11月03日
  • 姑獲鳥の夏(3)

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    遂に京極堂の憑き物落しが始まりました!原作も読んだし、DVDも見たけれど、漫画で読んでもやっぱり恐ろしい(・・;)志水アキさんは凄い!

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    2014年11月02日
  • 姑獲鳥の夏(3)

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    あああ姑獲鳥の夏だなあ…!
    昔最初に読み終わったときはなんてだめな奴らだと思っていた男連中が、読み返す内になにやらかわいらしく思えてきたのを思い出しました。

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    2014年10月24日
  • 姑獲鳥の夏(3)

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    京極夏彦デビュー作のコミカライズ、3巻目。
    次で終わりですね。

    やー、最初100ページが苦で1月かかってたのが、峠を越えた瞬間に寝るのも惜しんで一気に読み切ったのを思い出した。
    本当に面白い。

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    2014年10月24日
  • 姑獲鳥の夏(3)

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    憑き物落とし編はじまる。京極堂おそろしい。死んで胎児に… 次巻が出てから読むべきだったかも。本編続きの前に12月に百器徒然袋。

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    2014年10月22日
  • 文庫版 虚言少年

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    従来の京極ファンは読んでも面白くないと思う。というよりも、京極さん自身が過去の文体から離れて書こうとしているのが分かる。
    しかしながら京極さんらしい屁理屈と展開もあり、あぁ京極なんだなと思わせる。
    どすこいや南極さんのようなオフザケなノリが好きなら損はないです。

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    2014年10月13日
  • 数えずの井戸

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    皿屋敷にて
    ちょうど北斎浮世絵展で、皿屋敷の絵を見てきた所だった。
    少しユニークな顔の幽霊が印象的だ。
    さてそんな誰もが知っている江戸怪談の一つ、「番町皿屋敷」。
    お菊という腰元が青山家家宝である揃いの皿を割った咎でお手打ちとなる。
    その後、それを恨みに思って遺体を投げ込まれ態度から化けてでて、「一枚、二枚、.....」と皿を数えてはすすり泣いている。
    この怪談をもとに、京極夏彦が解釈し、著者なりの真相に迫った物語。

    殿様である青山播磨は何かが欠けていると感じている。
    そして菊も播磨と通じる何かを持っていた。
    菊はあたしは愚図で鈍間で莫迦ですから、と自らを卑下するがそれは清すぎる心を持ったが

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    2015年03月18日
  • 鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    不立文字の4文字で言葉を撥ねる禅。
    闘わずにして敗北している京極堂。
    空と海の間に存在する朱雀以外の神獣の意味―

    面白い。
    面白いけど難しい。
    禅と憑物とそれに纏わる過去が錯綜する様はもう一度読まないと理解できない。

    「拙僧が殺めたのだ」
    この言葉から始まり、この言葉で終わる不思議な話だった。

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    2014年09月16日
  • 遠野物語remix

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    ・京極夏彦・柳田国男「遠野物語remix」(角川文庫)は 紛れもなく京極の作物である。だてにremixと付したわけではない。それなりの理由と京極の意志がここにはあつたのである。冒頭に「remix序」といふ序文がある。これは所謂旧漢字、歴史的仮名遣ひの文語文である。「遠野物語」のごく簡単な説明と、それを現代語訳するについての決意を述べたものと言へよう。そこにかうある、「柳田先生は文学者にはあらざれども名文家として識られる碩学の人なり。自分もまたその端正なる美文に因り喚起せらるる感動を損なはぬやう、一字一句をも加減せず、時に補い時に意訳し、順序を違へて、拙き筆なれど感じたるままを伝へらるるやう努め

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    2014年09月14日
  • 巷説百物語

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    お友達に勧められた本です。1999年発表の、京極夏彦さんの時代小説。
    勧めてくれた言葉通り、割と理屈抜きで愉しめる、勧善懲悪の江戸時代モノ。
    味わいとしては、鬼平犯科帳が横溝正史さんになったような感じ、という印象。肩の凝らない、胃にもたれない、大人の娯楽小説、愉しめました。

    江戸時代を舞台に、レギュラーの「必殺仕事人」的な、善玉小悪党たち?とでも言うべき、個性的な面々が、法を逃れた非道な殺人者を、懲罰していきます。
    あるいは自殺に追い込み、あるいは、直接描写されないまでも殺します。
    (中には、悪党というよりも、「可哀そうな殺人愛好者的な変態さん」というのも含まれますが)

    で、この小説の仕掛

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    2026年01月18日
  • 豆腐小僧その他

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    豆腐小僧がかわいい。
    ほかの妖怪たちも面白い。
    セリフやストーリーのテンポがよくて楽しかった。
    狂言の豆腐小僧も面白かった。

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    2014年08月10日
  • ふるい怪談

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    祠の中にいた真っ黒いモノ、15日間毎日化け物がやってきた屋敷、家族の悩みを狐に相談する幽霊、確かに死んだはずで死体もあるのに、何故か生きている人、まるきり猫になってしまった人、引き揚げられた河童らしきモノ、夜に頭を叩きにくる大きな亀……不思議でちょっと怖い話を聞き集めした江戸時代の書物『耳嚢』を、京極夏彦氏がちょっと今風にアレンジ! その話、まことか?

    積読してたつばさ文庫を崩していこうフェア。思えば京極夏彦を読むのも随分久しぶりでした。一応つばさ文庫なので子供向けに平易な文章で書かれているのですがところどころ京極氏らしい書き口で、それがなんかすごく懐かしくてあ~自分の文章の基本ここにあるな

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    2014年08月10日
  • 鉄鼠の檻(3)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    僧が警察の憑き物落としを敢行するとかw
    まあ、その僧は京極堂による憑き物落としで救われたのだが。

    幼女強姦元医者の僧は榎津により大悟し、僧♂を巡ってのBL争いも、誤り認めることにより大悟。

    魔境はただ受け流し、ただなされるがままにできるまでに大悟し、妄想幻想を受け流し続けていられる坊さんは稀なのだろう。

    三巻の最後の最後で発生した事件。
    鉄鼠の憑き物は既に京極堂が落としたとはいえ、最後の闖入者は矢張り京極堂が落とすのだろうな。
    楽しみだ。

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    2014年08月09日
  • 遠野物語remix 付・遠野物語

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    興味があったけどハードルが高かった本。京極さんがかみ砕いてるとあり、それならと読んでみたら。
    面白い。語り継がれる民話。
    懐かしい気持ちになった。

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    2014年08月08日