京極夏彦のレビュー一覧

  • 百器徒然袋 面霊気 薔薇十字探偵の疑惑

    Posted by ブクログ

    今川サン、すっごいヴィジュアル!
    プリンかダルマ落としか・・・って感じ!
    最早自分がどんな今川をイメージしてたのか、飛んだ(笑)

    いやでも益田、青木、本島、和寅。
    誰を取ってもイメージ通り!

    エノさん大暴れ!なこのシリーズ、ただただ楽しいぞ!!

    0
    2016年06月18日
  • どすこい。

    Posted by ブクログ

    実に馬鹿馬鹿しい。そうとしか言えない小説(?)である。しかし馬鹿馬鹿しい事を狙って書かれているからなんの文句も言えない。ちくしょう京極。許すまじ。

    0
    2016年06月12日
  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    かなり本編を読み込んでいないと、あれ?このひとどれのどこに出てきたんだ?となる…
    うちは何度か検索した…笑

    でも、これを読んで本編に戻るとより本編が面白くなるだろうなぁ。

    0
    2016年05月25日
  • 百器徒然袋 面霊気 薔薇十字探偵の疑惑

    Posted by ブクログ

    にゃんこ〜〜〜〜ッ‼︎‼︎な榎さん可愛い。やられたと思いきや、やり返す!計画がかっちりハマって、気分爽快。本島くんもよかったなぁ。

    0
    2016年05月07日
  • 絡新婦の理(2)

    Posted by ブクログ

    人物相関図がありがたい(死人は死んだ絵…) 益田が若々しい。ばらばらに動いていたはずが、皆 蜘蛛の巣の上にいた。見事よな。織作家の母・姉妹はそれぞれ違う華があるな。

    0
    2016年05月07日
  • 絡新婦の理(1)

    Posted by ブクログ

    版が変わっていてなかなか見つけられなかった。まさかのマガジンであった。1話目の最終ページにして、やっと京極堂登場。女学校ならではの雰囲気。蜘蛛の呪いに黒い聖母… 本当にそんなものは存在するのか? 榎さん直接出るのかー。

    0
    2016年05月07日
  • 絡新婦の理(2)

    Posted by ブクログ

    蜘蛛の糸は織作家へ続く。
    ヒモになってる降旗氏が思いのほか似合っていて、これはこれで良かったのかもなあと思ったり。
    あと相変わらず益田さんが実に初々しくて、いやあ新鮮だなあ良いなあ。

    0
    2016年04月18日
  • 眩談

    Posted by ブクログ

    不思議なちょっと気持ち悪い話の短篇集
    京極の短編だけど、本当に短編(笑)

    今までの幽談、冥談と同様にわけのわからぬものについて、いつもの京極らしく主人公の独白で綴られる

    ま、京極好きだから最後まで読んだけど、他の人には薦められないなぁ

    0
    2016年04月09日
  • 薔薇十字叢書 神社姫の森

    Posted by ブクログ

    雰囲気は本家に近いし京極堂の長広舌もあったりするんだけど、なんだか読みづらい。
    本家本元の京極堂はなんだかんだ言って、蘊蓄とか小難しいこと言っててもスッと入ってくるんだけどこっちは『???』ってなる場面(共時性や神話の説明など)が多かった…私の理解力がないのかもだけど…。

    ただ、京極堂と関口くんの関係性が好きな私としてはその点では楽しめました。

    0
    2016年03月21日
  • どすこい。

    Posted by ブクログ

    短編集
    いろんな有名小説のパロかと思いきや、パロにもなっていないものだったりして、くだらなすぎて笑える

    0
    2016年03月16日
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩

    Posted by ブクログ

    まだまだ神じゃない榎さん、その榎さんにちゃんと人間扱いされている(!)関くん、15、6にして既にその片鱗を感じさせる中禅寺…
    だけれども皆それなりに可愛らしくて、一高時代の3人はなるほど、こんな感じだったのかも。
    あとがきの愁堂れなさんのペンネームの由来なども含めて、「へぇー」「ほぉー」と、まるごと楽しめました。

    0
    2016年09月23日
  • 幽談

    Posted by ブクログ

    京極夏彦の短編集。
    ホラーテイストの・・・かと言って単純にホラーじゃない、不思議な世界観の八篇が収められています。
    読んでて怖いと思ったのは「成人」と「逃げよう」
    特に「逃げよう」は、追いかけてくる“迚も厭なもの”より、追いかけられ逃げ込んだ“おばあちゃんの家”の描写がなかなかの怖さでした(^_^;)
    京極夏彦ってより、夢枕獏の作品を読んでるようで・・・・・ちょっと変な読後感でした。

    0
    2016年02月11日
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩

    Posted by ブクログ

    京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズの公式シェアードワールド。
    京極堂、榎さん、関口くんの出会いと最初の事件の物語です。
    百鬼夜行シリーズに比べ非常に読みやすい文体で書かれているので、百鬼夜行シリーズは敷居が高いと思っている方にはおすすめ。キャラクターの魅力は百鬼夜行シリーズと変わりません。
    ところどころでやっぱりこの3人も若者だったのね、という気持ちになります。中禅寺が老成しきっていない感じとか、感情の出し方も若者という感じがして普段百鬼夜行シリーズを読んでいる人間からすると微笑ましいと思ってしまいました。そこの所が上手いなあとも感じました。キャラクターがしっかり出来上がっている3人をきちんと若返

    0
    2016年01月30日
  • 薔薇十字叢書 桟敷童の誕

    Posted by ブクログ

    京極夏彦公式スピンオフシリーズである薔薇十字叢書の一冊。内容は、二次創作だと思えば耐えられる……かも。

    京極堂は妖怪蘊蓄を語らないし、語ったとしてもほんのちょっとで口のはさみ方がわざとらしい。関口くんはうじうじしていてしっかりしろと言いたくなるし、榎さんは傍若無人ぶりがから回っている。登場人物たる彼らを筆者は統制できていない。読んでいる最中、「京極堂はこんなんじゃない」「榎さんはこうじゃない」が何度か頭をよぎった。
    構成と京極道の立ち回りは本家に倣おうとしているが、力量不足。圧倒的に闇が足りない。

    京極堂シリーズが好きで、新刊が出ないことが耐えられなくて、雰囲気の欠片だけでも味わいたいなら

    0
    2016年01月10日
  • 眩談

    Posted by ブクログ

    情景描写か自問自答か。
    淡々とした描写の中に、おかしなものを見つけるのも怖いし、些細なきっかけから、どもまでも考えてしまう思考も怖かったです。

    0
    2016年01月03日
  • 薔薇十字叢書 神社姫の森

    Posted by ブクログ

    薔薇十字叢書というのは京極夏彦公認の「百鬼夜行」公式シェアワールド、ということなのですね。本人が長く書かないために現れた世界、ということでしょうか。
    主要な登場人物は、かなりよく捉えられていたと思います。話全体の展開は50ページほど読んだところで、思った通りに進んでいくのですが、よく勉強して書かれているので、その部分を楽しむ形になりました。
    本当によく原典を読み込んで書かれているな、と思いました。
    あの方の訃報のあとに読みましたので、なんだか、しんみりしました。「妖怪大戦争」をまた見たくなりました。
    ホームズ物にも良作のパスティーシュが多々あるし、そうなっていくのかなあ。
    そういえば、御手洗潔

    0
    2015年12月30日
  • 遠野物語remix 付・遠野物語

    Posted by ブクログ

    ずっと気になっていた「遠野物語」を
    京極夏彦氏のremixバージョンで、やっと読むことができました。
    現代仮名遣いなので大変読みやすかったです。
    伝承という形態をとって綴られたこのモノガタリ集はあきらかに文学作品であるとともに、普通の物語とは違う。
    たくさんの不思議な話があるなかで、中には現代科学で説明がつきそうなものもあったりする。
    妖は現代で生きるのは難しいだろうなぁ。
    そしてこの作品を読んでいて「百鬼夜行抄」が無性に読みたくなりました。

    0
    2015年12月19日
  • 眩談

    Posted by ブクログ

    幽談、冥談、そして、眩談、と続けて読んでいるのですが、不条理で不気味な短編を読みたい方にはお勧めですね。
    (これをきっかけに内田百閒などへ行くもよし)

    そして、今回、私を何よりも喜ばせたのは解説を大好きな者星大二郎さんが書いていること。雰囲気が「栞と紙魚子シリーズ」に似ている感じでいいわぁ。

    0
    2015年12月10日
  • 遠野物語拾遺retold

    Posted by ブクログ

    遠野物語からこぼれ落ちていたエピソードを綴った遠野物語拾遺、これを淡々と現代語訳にした内容。正直読みにくいところもあったけど、面白かった。

    0
    2015年11月22日
  • 薔薇十字叢書 桟敷童の誕

    Posted by ブクログ

    薔薇十字叢書は、京極堂内聞、天邪鬼の輩と今回のこれの合計三冊を今のところ読みましたが、これが群を抜いて原作に近かったと思います。
    若干の違和感はないことはないですが、すごく気になってしょうがない!ってほどの箇所は特になかったように思います。
    全体的に仄暗い空気感だったり、関口くんの鬱々とした感じだったり、榎さんの傍若無人さだったりがいい感じに似てたと思います。
    視点がいろんな人に切り替わったり、内面を独白するような箇所もあったりして良かったです。

    あとは個人的にはあとがきで作者の方に好感が持てました。
    久保と関口くんの書いた小説、私も読みたいとずぅぅっと思ってます。

    0
    2015年10月24日