京極夏彦のレビュー一覧

  • 鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】

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    再読。
    坊主たちに翻弄され(誰が誰だか混乱する)、
    チマチマと読み進める。

    「悟り」とは何ぞやのシーンで、
    当時初めて本書を読んでいた頃、猛烈に悟るという事に
    憧れていた事を思い出す。

    関口くんのダメっぷりが余り見れず、少し残念。

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    2020年08月03日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    相変わらず面白いです。
    敦子さんの益田への扱いが特に雑な回。
    益田がより軽薄な回とも言える。

    香奈男くんを勝手に薄幸の美少年のイメージで読んでしまう。
    最後が割と映像的というか、綺麗なビジュアル(といってもホラー感はありますが)で終わるのが、珍しい気がする。

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    2020年08月02日
  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】

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    この上巻ではこれから話が始まっていく所って感じの部分だけどすでに面白いよ。これからどうなって行くのか全然読めない。ワクワク感が半端ない。まだ全貌が分からないから★3だけどきっと面白くなるに違いないよ。同時進行でのシーンの切り替えがあるけど、そのどれにも引き込まれるなぁ!あと安定の京極堂との座敷の会話が100ページ位続いていてスゴイ(╹◡╹)

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    2020年07月25日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    のっけからウンチクの洪水に気持ち良く飲まれました。京極夏彦はこういう作品が好きです。妖怪関連もさることながら戦後の日本の様子も本筋とは直接関係なくても興味深く読めました。もう忘れましたが姑獲鳥の夏を読んだときもこんな感覚を覚えたのではないかと。ミステリとしても面白かったです。

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    2020年07月18日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    次々とお尻を人為的に丸出しにされた水死体が発見されていく。
    そして、河童の伝承と共に膨らんでいく謎。立ち向かうのは女学生の美由紀と貴社の敦子コンビ。ミステリーなんだけど、妖怪の伝承と絡め、神秘的な印象なのがこのシリーズの魅力だ。

    河童と天狗を同時に借りたのだが順番を完全に間違えてしまった。
    昨年出版されたもので、京極先生の代表作として知られる百鬼夜行シリーズの一部。
    物語の節目で敦子の口から出てくる、「兄」なる人物が初期の主人公で、この作品にも度々登場する妖怪研究家の多々良先生なども初期からのメインキャラクターの1人らしい。(Wikipedia調べ)
    京極先生を知るためにも、私も百鬼夜行シリーズを最初から読み進めてみようと思う。京極ワールドにハマる予感がする。調べたら、長編短編合わせて20作はあるのね!先は長い。

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    2020年07月12日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    中禅寺敦子が主体のミステリー。

    三部作で一作目は鬼。

    お兄ちゃんが出て来なかったらこんなにまで
    サッパリとしたお話になるんだなとw

    読み易いけどあの蘊蓄が恋しくもなる……

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    2020年07月05日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    久々の百鬼夜行シリーズ。

    今昔百鬼拾遺 鬼、河童、天狗の3作が、
    3ヵ月連続でそれぞれ異なる出版社で発売されました。

    いずれも中禅寺敦子と「絡新婦の理」に登場する呉美由紀がペアで解決する物語となってます。

    1作1話の長編ですが、百鬼夜行本体と比べると短く、内容もポップ? なので、気軽に読めます。

    一応、鬼・河童・天狗の順で読んだ方がいいでしょう。

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    2020年06月25日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    久々の百鬼夜行シリーズ。

    今昔百鬼拾遺 鬼、河童、天狗の3作が、
    3ヵ月連続でそれぞれ異なる出版社で発売されました。

    いずれも中禅寺敦子と「絡新婦の理」に登場する呉美由紀がペアで解決する物語となってます。

    1作1話の長編ですが、百鬼夜行本体と比べると短く、内容もポップ? なので、気軽に読めます。

    一応、鬼・河童・天狗の順で読んだ方がいいでしょう。

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    2020年06月12日
  • 幽談

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    再読。今作はよくわからない不安や恐怖などの形のない恐れがそこかしこに散りばめられた短編集。現実的な恐怖から一気によくわからない恐怖に陥る話もあれば、最初からよくわからない恐怖まみれの話もある。幽霊譚とも違うなんとも言えないゾクゾク感が味わえる一冊。一番好きなのは「十万年」かな。

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    2020年05月27日
  • 旧談

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    江戸時代の旗本が聞き集めた随筆集「耳嚢」の中から選んだ話を京極夏彦が読みやすく書き改めた怪談集。現代でも通じる話もあればその時代では当たり前でも今だと分かりにくい話もありで短編集だけれど読み応えは抜群。気に入ったのは「プライド」「正直者」「血は出たけれど」かな。

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    2020年05月17日
  • 後巷説百物語

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    回想シーンが大半を占めるため、前作までのような緊迫感は無かったが、不条理ホラー的展開(赤えい)あり、密室モノ(手負蛇)ありでバラエティーに富んでいた。
    結局、前作最終話(老人火)の真相はよく分からなかったが…

    最終話のオカルト人脈大集結!みたいな展開はわくわくする。

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    2020年05月10日
  • 遠野物語remix

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    怖いとも怪しいとも言いきれない、なんとも不思議なエピソードの数々。明治期の日本には、非日常が日常のすぐそばまで迫っていたのかと。

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    2020年05月03日
  • 狂骨の夢(2)【電子百鬼夜行】

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    体調不良のボンヤリした頭で読み進めてしまったため、
    きっと感想もパッとしないはず。

    元精神科医の降旗のウジウジに辟易とする。
    関口には可愛さすら覚えているというのに。
    この違いは何だ。

    終盤にようやく京極堂が登場。
    ここから佳境へと入る。下巻へ。

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    2020年02月26日
  • 後巷説百物語

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    シリーズ3作目

    時代は明治へ。
    血気盛んな4人の男たちが、何かに詰まると
    頼るところ・・・

    80歳を超えた百介が語る過去の物語

    前作の藩全体を騙る凄さと比べると
    過去を語る形なだけにちょっと物足りない。

    でもラストの「百物語」の話は
    過去と現在が繋がり、面白かった!

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    2020年02月18日
  • 狂骨の夢(1)【電子百鬼夜行】

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    再読本。
    本の裏表紙のあらすじを読んでも内容を思い出さず。
    上巻を50ページほど読み進めてようやくおぼろげに思い出される。
    何とも信用できない私の記憶。

    何度も同じ人物を殺し続けているという作家の妻。
    結末はぼんやりと覚えているので、過程をじっくり楽しむことにしよう。

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    2020年02月15日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    あー面白かった。
    木場修の恋、破れたり。
    しかしなぁ、あの展開は少しズルい気もする。

    1度読んだ事があるにも関わらず、こんなにも記憶が薄ぼんやりとしている理由が何となく分かった。
    一般的なミステリと違って、犯人がバーンと出てきておしまい、という訳ではなく
    色々な事情が混沌とし過ぎている。
    だから印象的な部分ででしか記憶してないのだ。
    (と言う事にしておく。)

    世の中には様々な人が居るけれど、〝好き〟もここまでくると恐ろしい。
    次作の再読も楽しみ。

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    2020年01月23日
  • 魍魎の匣(2)【電子百鬼夜行】

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    バラバラだった事実が京極堂によって少しずつ紐解かれていく。
    戦時中の京極堂の秘密も明らかになり、再読とは思えない程楽しんでいる。
    機械と人間の融合は、そう遠くない未来に実現するんではないかな。恐ろしいけど。
    木場修の恋の行方も気になるところ。

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    2020年01月21日
  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】

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    こちらも再読。
    「姑獲鳥〜」より覚えているだろうと思いきや、読み返してみると薄ぼんやりとしている私の記憶。

    かなり無骨なイメージの木場修が恋をする。
    結末は覚えているが、そこにたどり着くまでの過程がスッポリと抜け落ちている。

    京極本は余りにもレンガなので、再読では分冊にしてみた。

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    2020年01月19日
  • 豆腐小僧その他

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    ネタバレ

    表題作の短編「豆富小僧」に加えて、狂言台本を3本、落語を1題、狂言役者の茂山千之丞からの寄稿を収録する一冊。なんだか内容が薄い上なと思ったら、角川つばさ文庫版の再録だったと後で気づいたという。狂言や落語は本の形で読んだことはなかったので、それなりに楽しめて読めたが、やはりこれは実物を見るべきなんだろうなと思う。良かったのが特別寄稿の内容で、狂言の歴史がコンパクトにまとめられていて非常に興味深かった。

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    2020年01月18日
  • 後巷説百物語

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    シリーズ第三弾。

    明治に入り、「一白翁」と名乗るようになった山岡百介のもとに、一等巡査の矢作剣之進、その元同僚である笹村与次郎、洋行帰りの倉田正馬、剣術指南の渋谷惣兵衛の四人が、奇妙な事件を持ち込み、百介が若いころに体験した出来事を彼らに語り聞かせるという形式で物語が進んでいくことになります。

    文明開化の波が押し寄せる明治の日本に、怪異の背後に人びとの複雑な心のうごめきがひそんでいることを何度も見てきた百介の知恵が、生き生きとした語り口調によってとどけられるという仕掛けにうならされました。

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    2019年10月13日