京極夏彦のレビュー一覧

  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    京極堂

    絵はちょっと苦手だが、内容面白く、怪現象、学校の怪談的なものを解決していくお話し。マンガの割には活字がかなり多いが、デスノート等難なく読める人ならば抵抗なく読めるかと。

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    2024年05月20日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    身の回りで次々と仲良しが死んでしまう女学生が「昭和の辻斬り」なる事件について編集者に相談するお話。昭和の辻斬り最後の被害者である女学生の先輩は自分が殺されることを予想していたようでー「先祖代々、片倉家の女は斬り殺されるんだ」
    真実の1って前くらいまではなんとなく予想できたのですが、最後の落とし所は意外でした。トゥルーエンド感のある小説です。

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    2024年05月04日
  • 幽談

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    妖しくて不気味な雰囲気がジワジワとやってくる。一番「手首を拾う」の妖艶な感じが良かった。「逃げよう」もまた違った不思議な怖さだった。「下の人」ホントにいたら怖い!「成人」は実話っぽくてなんか不気味。「知らないこと」、最終的な視点がぐるりと変わりなにがなんだかわからなくなる。

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    2024年03月29日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    【2024年40冊目】
    概念を散りばめたような小説だった。特に何も特筆すべきことは起こらず、ただ淡々と過ぎる人々の日々の中に、書楼弔堂の主人がそっと本を渡して、その人が進むべき道に導いていく、といった感じ。ミステリーでもなく、なんと形容したら良いのかわからない小説だった。派手さもなく、ずっと凪いだような感じだった。

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    2024年02月19日
  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    百鬼夜行、各事件のサイドストーリー。黒衣の憑物落としは出てこない。だからだろうか、身に迫る怪異は解決されず、妖怪は妖怪のまま、じわりと昏い気持ちのまま小話が着地する。京極堂が出てこないだけで、こんなにも世界の見え方が変わるのか。
    ラストの川赤子は姑獲鳥の夏の前日譚に当たる、関口くんの話。彼の物語だけは、眩暈坂の手前で少し光がさす。この一冊のラストにようやく京極堂の存在が仄めかされるの、すごい憎い演出だなあ。

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    2023年12月31日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(5)

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    楽譜の解読ができるかほんの一瞬考えたが無理だった。心霊探偵っぷりが上手すぎてこの先いっそう面倒に巻き込まれそう。

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    2023年12月17日
  • 今昔百鬼拾遺 月 【電子百鬼夜行】

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    鬼、河童、天狗のそれぞれの単行本の出版社の、どれとも違う京極堂シリーズと同じ版元から出版された月。
    ここらへん出版社の垣根を超えたシリーズ刊行できるあたり京極夏彦のすごさなんでしょうか。
    バラバラの時の挿絵(モデルさんがお面つけて立ってるやつ)も雰囲気あって好きだったけど、今回の装丁はいつもの京極堂シリーズでその重み(物理)と相まってしっっっくりきた。
    最後の天狗の話が一番好きやなぁ。女性の考えをはっきり口にしてくれて爽快。こんなふうにズバッと物言いできないです。

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    2023年12月08日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    前作と同じ出版社じゃない!?え?どゆうこと?三作目も出版社違う?え!え?
    装丁もタイトルも同じなのに、ほぼ同時期に別の出版社から刊行されてる。この謎が気になって、本編に入る前にググりました。

    さてさて、鬼の次は河童です。やっぱり蘊蓄語れる人が出てきた。よく喋る研究者だなぁ。中禅寺敦子と美由紀のコンビは読んでて楽しい。校長先生の外孫といい、団子屋の女将といい、女性がたくさん出てくる。京極夏彦の女性感が卓越してて、書き手が男性なのに読んでて違和感を感じない。女性の心理(しかも現代の!)よくわかるなぁ、、、この人。

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    2023年11月23日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

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    ★僕は生きてますよ(p.348)
    3つの魅力(1)基本的にはうだうだした会話で構成されているので、例によっておもろいキャラクタたちを楽しめばいいかと。冒頭の女生徒たちの河童談義もなかなかおもしろかったりする。(2)事件と河童の強引な結びつけかたが楽しい。(3)今回は多々良先生も参戦したので特異なそのキャラクタも楽しい。

    ■河童についての簡単なメモ
    【一行目】「何て品のないお話なの――」

    【敦子】中禅寺敦子。京極堂の妹。「稀譚月報」編集者。
    【池田進/いけだ・すすむ】総元駐在所の巡査。
    【夷隅川】千葉にある川。ぐにゃぐにゃと気合いを入れて蛇行している。
    【磯部/いそべ】掲示。
    【市成裕美/い

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    2023年10月31日
  • 死ねばいいのに

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    不審死を遂げたアサミについて、話を聞いてまわる青年ケンヤ。ただアサミのことを聞きたいだけのに、誰もが自分の話しかしない。
    ケンヤと彼らの会話が続くだけなのに、読む手が止まりませんでした。好みは分かれる作品かも(私はOK)。

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    2023年10月21日
  • 書楼弔堂 待宵

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    前2作はもっと読み応えあった印象だが、こちらは鵼同様あっさり味。
    自分のことを語ろうとしなかった弥蔵がついに過去を語り、そこから生まれた疑問をぶつけたのに、さらりと流して「そんなことじゃなくこっちが本質でしょ」と個人的な問題にすり替えられてしまったのがなんとも残念。

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    2023年10月18日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    ★刀が悪いんです(p.245)
    ・「昭和の辻斬り」に殺された片倉ハル子は『絡新婦の理』の呉美由紀の新しい学校での友人だった。
    ・呉美由紀も、話を聞いた中禅寺敦子も、捜査した刑事の賀川太一もどこかに釈然としないものを感じている。
    ・片倉ハル子の家系は女が斬り殺される家系でそれには「鬼」が関わっているらしい。
    ・鬼の刀。鬼は虚無。虚無の刀。
    ・謎を考えるミステリではなく、真相は始まってすぐわかると思いますので、後は京極夏彦さんの語り口を楽しむミステリという感じになるでしょう。

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    ■関口センセや京極堂や榎木津探偵に関する簡単なリスト

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    2023年10月06日
  • 死ねばいいのに

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    タイトルに釣られて買いました。

    物語の構成がすごく面白いと感じました。読んでいく中で、この本のタイトルの意味が変化していくところが良かったです。この物語はしっかりと伏線が回収されるし、登場人物の内面も明らかに書かれているので、後味はすっきりしていました。よかったです。

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    2023年09月27日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

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    なんとも可笑しい本でした。
    講談のような語り口で、もみじ豆腐を乗せたお盆を持つだけの妖怪、豆腐小僧の自分探しの旅をつづる。
    次々と出会う妖怪たちが、妖怪とは何なのかを語るんだけど、これが何とも論理的、かつ現実的w
    妖怪とは見ている側の主観なんだよ!みたいな感じで、ちょっとボケっとしてる豆腐小僧に教授していく。これがおっかしいんだよねーw
    最後はまるで歌舞伎でも観ているかのような大立ち回りありの、まるで見得を切るようなシーンまで。
    新たなる冒険の始まりを感じさせる終わり方で、なんとも面白い、そう、面白い本でした。(図)

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    2023年09月17日
  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    【2023年103冊目】
    姑獲鳥の夏から塗仏の宴に出てくるキャラクターたちのサイドストーリー集10編。

    以下は登場キャラのメモ書き(登場順)
    ・杉浦 隆夫
    ・久遠寺 涼子
    ・平野 祐吉
    ・鈴木 敬太郎
    ・棚橋 祐介
    ・山本 純子
    ・岩川 真司
    ・円 覚丹
    ・木下 圀治
    ・関口 巽

    真っ当に全員どこか狂ってて、京極ワールドの中で燦然と輝く猟奇性をたたみかけられる感じの一冊でした。煙の話が一番好きだったかも。大変わかりやすくいかれてて。

    最後の話が我らが関先生を主題にしてるんですけども、結構すぐに「あっ、これ語り手が関先生だな」ってわかるような感じでちょっとニヤリとしてしまいました。しかも姑

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    2023年08月17日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

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    ネタバレ

    シリーズ2冊目と言うことで、今回もその人に必要な一冊を提供する不思議な本屋の話。
    明治時代の文豪、文化人が登場し、ほぼ最後に正体を説明してくれるので誰であったのかワクワクしながら読めたのだが、勉強不足により半分はわからなかった。
    後でネットで検索。知らなかった人を調べるのも楽しい。

    「事件」では田山花袋がメイン。自分は殆ど古典などは読んでないのだけど、「蒲団」は既読であり、田山花袋の顔も知っていたので紹介されているシーンから興味深く読めた。
    「無常」で登場した、乃木希典将軍。
    中将になっても決断を間違え、卑怯者であると自分を卑下する。泣き虫で迷ってばかりの人物像に弱さを感じるが当時五十歳近く

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    2023年07月19日
  • 書楼弔堂 待宵

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    中々の京極ワールド。

    世界観や文体が好みだから読めるが、ダメな人には全くダメだろうなっと思う。

    読み手を選ぶ作品。

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    2023年06月26日
  • 死ねばいいのに

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    まず、題名が衝撃的でした。
    内容も何だか自分が責められているような感覚に陥る私的にはイイ気分で読めるお話ではないです。
    でも読むのを止められず、結局最後まで読んでしまう中毒性のある本でした!
    結局、話に入り込んでしまう程魅力的だったんだと思います(^_^;)

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    2023年06月17日
  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】

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    初めての京極作品。
    前半の不穏な雰囲気にいまいち馴染めなくて読み切れるか不安だったけど、後半の関口鳥口京極堂でオカルト云々を議論してるシーンは楽しく読めた。妖怪ファンタジーかと思ったけど、意外とリアリティーな要素もあるらしい。
    続編も読んでみようか迷うところ

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    2023年06月03日
  • 幽談

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    がっつりホラー、というわけではなく、少し不気味な、ちょっとジメッとしたお話をいくつか集めた感じ。


    「逃げよう」「知らないこと」が気味悪すぎたわ。意志疎通出来てる相手の方が怖いね

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    2023年05月30日